


隠された塩味の奥に潜む甘味料
直接の被害は無いので安心して下さい
などと言うタイミングで口に含めば
若干の苦みが脳天を突き抜けて舌に抜ける
「美味しいですね」
二枚舌で褒め称えた後は
お楽しみタイム
デザートが運ばれる
此れは何かのプディング
カラメルソースに絡められた謎を取り除けば
先刻の苦みが無かったかの様に消え去りて
目の端で追うコバエを嘴で摘まんで捨てようかと悩む
位ならばキャッチ&リリースしてしまえば良いのに
そうも行かない
行先が分からないのだ
道標が居ないから
船頭が多過ぎた時には
あんなに疎ましく思えた存在
ポンと捻り出された炭酸は
緩く唸る
もう一人にしないで下さい
もう独りは沢山なんです
沢山の戯言を吐く
それらが固まって
一つの種が形成される
次のカボチャの為
土中に埋められた
土嚢の下に固められ
芽を出す瞬間さえ愛おしいか
触覚の先に潜む枝豆の塩気を思い出すと
ちょっと切ないのだけれど
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写真:ある日の夕食
カボチャとペーコンとシメジのスープ
コンソメ風味
薄ササガキ牛蒡と真四角ズッキーニ
豚肉を炒め合わせて小口ネギを乗せて
突然 食べたくなるよね枝豆は
既に おつまみの域を出ず
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~紙を彩る自由空間~
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