アルミホイールのバレル研磨日記

アルミホイールの研磨状況などの紹介

継手やバルブの内面研磨

2018-09-08 10:06:26 | ホイール以外の研磨
 今日はホイールとは全く関係ない研磨についてです。品物は半導体工場や医療機器、食品や船舶といった特殊な環境で使用される配管の継手やバルブの研磨です。

 材質はほとんどが耐食性に優れるSUS316が使用されています。上記のような環境下ではとにかくクリーンな環境ですので、内面は鏡面に仕上げる必要があります。さらに面粗度を上げるため電解研磨をこの後します。

 ホイール以外の業務も取り入れ研磨というカテゴリーの中で仕事をこなしていかないと先が危ういので・・・。



細かい作業なので着席してスポット照明の下で研磨します。



研磨品



仕上がり


以上

ホンダS800フロントグリルとモールの再メッキ

2017-11-30 12:26:25 | ホイール以外の研磨
 何分にも内密に・・・。
と、治めようとしたが相手が悪かった。
良くも悪くも閉鎖的な相撲界なので実際の事はよくわからないが、客観的にみて協会の運営を含めた組織がもう少ししっかりしていればと思います。国技の在り方も時代とともに変化してもいいころではと思います。

 表題のS800・・・ヨタハチとともに人気のスポーツカーで高価な車体です。

今回はフロントグリルとフロントガラスのモールの再メッキです。


フロントグリルは裏側の塗装剝離と錆取りのビーズブラストを行い表面をバフとメッキ

モールはバフとメッキですがメッキ冶具に固定する冶具が無いため制作し処理します。



依頼されたパーツ類



メッキ用冶具



冶具の拡大


この後バフとメッキ処理に流れていきます。


お楽しみに・・・。

バイクカバーのメッキ

2017-06-30 10:16:07 | ホイール以外の研磨
 今日は6月の最終日、明日から今年の折り返し日ですね。
この辺りで前半戦を振り返るのもよいかと思いますが・・・。fujiyoshiはと言いますと何とかやってますのでまあまあでしょうかね(笑)。最近はあまり欲を掻かないようにもなりましたよ。金欲、物欲、食欲、〇欲、〇欲は歳なのか最近低下してきたような・・・。

 加計問題を中心に内閣のいろいろに歪が出始めた、無理やりこじつけた反論するとさらに歪やぼろが出てきましたね。上から目線の強引なやり方の終焉が少しづつ感じるようになってきました。防衛大臣をかばえばかばうほど立場が苦しくなるのになんで?、将来の首相候補だから??

 都民ファーストの会~国民ファーストの会が見え隠れしてきました。
 
 こうなると都議選の結果が国政に影響しそうだ。

最近、会見で官房長官に噛みつく女性記者がいますが頑張れとエール送りたい!!
国民の疑問を直接問えるのは記者しかいないからね~。


 さて、前置きが長くなりましたが先日メッキ屋さんに流動したバイクカバーが戻ってきました。メッキ下地バフがいいので(笑)きれいに仕上ってます。

もう一度バフ研磨から写真添付しておきます。



バフ研磨風景



バフ終了



バフ研磨後の状態、しっかり奥の隅々までバフすることです。
このひと手間があとで効いてきます。



メッキ処理後
銅やニッケルのベースメッキの上にクロムメッキ



メッキ後の状態









以上


工場の看板設置とバイクカバーのバフ研磨

2017-06-21 10:00:00 | ホイール以外の研磨
 今日は2カ月に一度の検診日で病院に行き検診を受けてきました。
実は、fujiyoshiは10年ほど前(40代後半)に急性心筋梗塞となりステントがなんと3本冠動脈に入っています。もちろん心筋の壊死もあります。以来2カ月に一度検診でいろんな検査や問診受けてます。

そんな中登山はやってもいいのか??

 主治医曰く、今の心臓機能でしたら登山大丈夫です。運動はどんどん適度にやってくださいと言われています。この辺りの事は別の機会にUPしますね。


工場の看板を設置しました。

と、言っても前の会社の看板がありましたのでそれを利用して上から新しい看板を乗せ換えただけですがね。



こんな感じです。



拡大


訪問していただくときに分かりやすくなったのでは・・・。


続いてはオートバイのエンジンカバーです。

依頼内容はクロムメッキで仕上げてほしいとの依頼

クロムメッキで仕上げるためにはメッキの下地研磨で鏡面化してその上に銅やニッケルメッキを施し最後にクロムメッキを行う。


バフ研磨を行いメッキの下地として仕上げます。



バフ研磨終了この後はメッキ屋さんに流動します。



バフ研磨後



バフ研磨後



バフ研磨後


メッキ後の仕上がりが楽しみです。

ヨタ8のエアクリーナーカバーをバフ研磨しました。

2017-03-15 13:21:24 | ホイール以外の研磨
 旧車関係のパーツが時々入荷します。
依頼内容はすべて鉄部品の再メッキ依頼です。再メッキすると新品同様になると思われている方も多いですがほとんどがそのようになりません。依頼品のほとんどが作られて30年から40年ほどたっていますから腐食が進んで表面に穴が開いたものばかりです。

 研磨して穴をとってしまえばいいのですが板金物は板厚が薄いためやたらと削り込みできません、どうしても腐食穴が残ったまま完成しますのであまり経験のないお客様と「直ってない、きれいになっていない」もめるようです。

 腐食したものは穴が減ってもなくなる事は無いです。

今回のヨタ8も相当に古い車で魅せられたオーナーさんも多いと聞きます。古いがゆえに綺麗にして乗りたいくらい車を愛しているのでしょうね。

今回はバフの状況です。


バフ研磨中
バフの前にサンディングにてクロムメッキを剥がしそれからバフ研磨です。


いろんな角度で全体を研磨します(研磨の基本)。
角度を変えることで研磨ラインがクロスとなりバフ掛けムラがなくなります。



バフ研磨完です。この後メッキ屋さんに流動
この状態だときれいですが、メッキ屋さんの前処理とか通過すると穴が出てきます。


この製品は銅の下地メッキをしていましたので一部に銅が残っています。

メッキ屋さんではこの上にアンダーニッケルメッキ、中間ニッケルメッキ、光沢ニッケルメッキ最後にクロムメッキを施します。

クロムメッキは綺麗で固いのですがメッキ層は1ミクロンほどしか付いていません。

メッキ層のほとんどはニッケルメッキです。ニッケルメッキは短時間にたくさん付きますので表面の調整を兼ねたベースコートとしては最良です。
銅メッキも同じような効果がありこってり感や深みがあるが腐食には弱いです。