３Ｐ用アウターリムのバフ研磨

　３Ｐ用アウターリムのバフとアルマイト処理のお仕事をいただきました。今日はバフ研磨についてのレポです。今回の依頼品はアルマイト品の再生なのでまずは現品のアルマイトをサンディングで除去した後、得意のスーパーマシン半自動バフ研磨機でバフ研磨を行います。


サンディング風景


サンディング後


半自動バフ研磨機の回転台にセット


チャック部内側から広げるように固定


フランジ部分を研磨


傾斜させてリムの平面部を研磨


研磨風景

仕上がりましたらアルマイト屋さんにて化学研磨アルマイト処理で
鏡面アルマイト仕上げとなります。

以下は最近の工場内








明日はお休みで天気もよさそうなので２月の花、福寿草と節分草
が同時に見られるところにハイキングがてら行ってきます。

よい週末を・・・。

バレルポリッシュのレポＢＢＳホイール他・・・（後編）

　昨日の続きです。

工程はいつもの通りで乾式バレル→自動バフ研磨→ハンドバフ研磨→鏡面バレル研磨→
スポンジバフ→完成


自動バフ研磨で天面バフ


こんな感じで仕上がります。


スポークの間とかはハンドバフで仕上げます。


光沢バレル研磨で全体を均一に鏡面研磨


バレル後の洗浄


いい仕上がりだ


傷つき防止でラップを掛け塗装屋さんに流動

バレルポリッシュのレポＢＢＳホイール他・・・（前編）

　バレルポリッシュの依頼がパラパラありまして、量産業務の間に突っ込みながら消化しています。この時期はニューモデルの生産が多くてリペア関係のお客様にはご無理を言いつつ待ってもらっています。このようにちゃんとやってますので・・・。


いつものサンディングから



サンディング終了


乾式バレル研磨終了この後はバフ研磨です。


これは乾式バレル研磨途中


部分バフ中（半自動バフ研磨機活躍中）


リムの縦壁とフランジ部を研磨します。

後編では自動バフ研磨、バレル研磨、ウエットバフの紹介します。

お楽しみに

ＳＳＲのリム研磨と丸棒の研磨

　今日は関東や北陸、東海に春一番の可能性ありと予報が出ましたね。今現在この辺り（掛川市）も若干風が出てきたようです。南風が吹いているようだけど・・・春一番かな？？

　昨日、取引先の商社様から丸棒の錆取りを頼まれました。寸法は変えたくないとのことなのであまりハードな研磨はできない、ということで粗目のスコッチで研磨して仕上げました。丸棒なので回転させて研磨しましたが、この研磨も半自動バフ研磨機が活躍しました。


サビサビの丸棒です。長さは約６００で径は５０



サビ具合



半自動バフ研磨機の回転台にセット（旋盤チャックだから簡単）



高速回転させ一気に錆取り



この程度までやればＯＫ


ＳＳＲのリム研磨ですが一気に処理し本日完納です。


ジェリさんご苦労様



深リムも大丈夫！！

このあとは洗浄→バレル研磨→洗浄→出荷

明日は久しぶりの土日休み、山行っちゃおうかな～～（笑）。

ＳＳＲ・ＭＫⅢリムのバフ研磨

　今日は、リム研磨のみで沢山いただいていますお客様の作業レポートです。
商品はＳＳＲのマーク三兄弟の三番目ＭＫⅢです。


半自動バフ研磨機でバフ掛け
（この作業前にはもちろんサンディングやります）



こんな感じで仕上げます。



この状態でも完成ですがこの後バレル研磨します。

　バフ研磨は油脂研磨剤を使用しますから研磨カスが製品にこびり付いたり、表面に油膜がのっていますから塗装するにも不都合です。またバフ研磨表面は近くで見ますと光沢はあるが細かい研磨傷が全体にあり見る角度では白っぽく見えます。
　
　うちでは洗浄と光沢感の均一化を兼ねてバフ研磨後にバレル研磨を行います。


バフの汚れを溶剤を使って洗浄



バレル研磨開始
バレル研磨液は強力な界面活性剤（洗剤）なので油分も取れます。



バレル研磨後の洗浄（中性洗剤）し完成です。