アルミホイールのバレル研磨日記

アルミホイールの研磨状況などの紹介

ホンダS800ヘッドカバーとモンキーホイールのバレル研磨

2018-10-31 09:37:30 | ホイール研磨
 日韓の間ではなかなか戦後処理が終わらないしいろんな形で蒸し返しますね~。

趣味にしています山関係では南アルプスでのゴミの不法投棄、椹島って出た時はすぐに関係者の行為だろうと想像つきましたよね。なんせあの辺りというか南アルプスの一帯は某企業の社有地ですからね。個人的にはバスの乗車条件が気に入らないので椹島まで踏み込んだことが無いです(笑)

 さて本題のS800ですがバンパーのメッキやモールのメッキを出していただいていましたが今度はエンジンパーツ、外回りから今度はエンジン回りにレストアエリアが進んできたようです。



まずはペーパーで荒研磨からスタートし最終#600~800まで仕上げていきます。



外周りのバフ掛け、内部の細かいところはエアツールを駆使し研磨


洗浄後バレル研磨を行います。



完成しました。






いい感じだと思います。



次にデイトナのモンキー用ホイール
このホイールは7スターホイールを模してオール削り出しで作られた逸品です。実はこのホイールの仕上げ研磨は弊社で量産を行っていました。
なので非常に懐かしい!!



デイトナ製モンキーホイール(絶版なので希少です)



経年変化の傷や光沢の劣化でリフレッシュしたいとの事


傷取やバフ掛けの後ばれるけんまで仕上げます。



バレル研磨中



仕上がりました。(ラップ越し)



新品同様になりました。






スバルレガシーのホイール研磨 16本

2018-10-22 16:39:06 | ホイール研磨
 またもや大手企業の品質検査データの改ざん!!
我々のような零細企業にはISO9001(品質)の認証が無いと取引しないと言っておきながら、大手企業は当たり前のように品質検査データの改ざんで不良品を販売する。といった前代未聞の出来事が起こってしまった。しかも重要保安部品を手掛けるメーカーなんで開いた口が閉まらない・・・。

今回のレポは以前にもやりましたがレガシーのホイールをリメイクしました。
リメイクメニューは塗装剝離から鏡面研磨、クリヤ塗装です。



塗装剝離、サンディング、乾式バレル研磨を行いバフ研磨です。



バフ研磨中



デザイン面を一気にバフ掛けします。



洗浄したら光沢バレル研磨です。



仕上げ洗浄し完成です。



完成しました。



外周部



中心部


合計16本処理しました。この後クリヤ塗装で協力メーカーさんに流動します。


以上

ENKEI RS05RRの3Dブラッシュド

2018-10-17 14:19:41 | ホイール研磨
 最近はネットを見た、ブロブを見たと言って問い合わせが増えてきました。ネット社会に感謝です。

今回のレポもブラッシュド研磨でエンケイのRS05RRでいかにもブラッシュドがお似合いのデザインです。



最近のサンディング現場、少しづつ量が増えてきました。
この業界はこれからだんだん活気を帯びてきます。



鋳肌を形状崩さず削り取ったらヘアライン加工です。
ラインが曲がらないよう慎重に目立てしていきます。



スポークとリム付近のブラッシュド終わり



こんな感じで



こんな感じ


この後天面をブラッシュドして完成です。


以上

O.Z racingの3Dブラッシュド

2018-10-10 09:32:18 | ホイール研磨
 久しぶりの更新ですね。
停電復帰から引っ越しの件やらライン業務の挽回やらとバタバタしてました。引っ越しの件はひと段落しましたのでのちほどUPします。

今回の商品はOZレーシングのブラッシュド加工
東海地区の超多忙なショップさんからの依頼で時々ヤヤコイものを依頼されます。
うちも月一程度なので技術向上の意味で喜んでお受けしてます。



こんなデザインです。
このホイールのヤヤコイ所はリムとスポークとの合わせや奥まったところのヘアライン付け



リムや奥まったところ



ハブ付近も狭いのでやりにくい



工程は鋳肌部分の皮むき、皮むきとは#240程度でデザイン面の鋳肌を削り取ります。
この工程が重要で日頃から毎日やってないと、形状崩したり凸凹にしたり膨大な時間を掛けたりと商売にはならないです。


いきなりワープしました。



最後のフィニッシュになりますが天面のヘアライン加工
高速で回転させてヘアラインを付けます。



完成です。外周の状態



センター付近


以上