天面ポリッシュに全面（３Ｄ）ポリッシュ

　ようやくブログ更新の余裕ができました。
と言ってもつかの間で来月より立ち上がる物とかがあって気を抜けませんが、とりあえず今月も越せましたのでヤレヤレ（笑）

表題の天面ポリッシュは前回も紹介ですがものが違うので新たに紹介しておきます。さらにもう一本は以前にやらせていただいた商品ですが、またガリ傷をつけてしまいその修理。
高額なホイールの持ち主ほど何度も同じホイールを修理される率が高いように思います。

おかげで我々はご飯が食べられる（笑）



まずはＢＭＷ用ホイール



こんなガリを付けてしまったようです。塗装剝離してからバレル研磨し再度クリヤ塗装します。



ガリ傷を研削修正したらドライバレル



ドライバレル研磨後の状態



完成しました。



良い光沢しています。



今度は天面ポリッシュ編
天面をいろんな工具を使用し＃６００あたりまで仕上げます。



ハンドバフ仕上げ
この後洗浄したらバレル研磨



こんな感じで仕上がります。


明日明後日は久しぶりの連休

テントしょって山に行こうかな・・・。

天面ポリッシュはフジヨシの得意技！！

　天面ポリッシュとは読んでのごとくホイールの天面（表面）のみ鏡面に磨いた仕様です。
最近のホイールはブラックポリッシュとかガンメタポリッシュとか言われているカラーが多いですが、これらはマシニング加工で天面を機械加工したものでポリッシュとは言えない。
機械加工ですから切削仕上げなんです。

　フジヨシではホイールの天面を独自のやり方で鏡面にしています。先日も数点やりましたので紹介しておきます。



ＡＭＧや



こんなのを天面ポリッシュしました。



まずはサンディングで表面のクリヤ塗装や傷を削り取ります。
＃２４０スタート＃８００エンド



バフ研磨
天面のみ慎重に研磨



細かいところも念入りに



更にハンドバフを行います。



ハンドバフ中



バフ汚れを洗浄し



バレル研磨します。



完成です。



完成です。


以上

ポルシェアロイの鏡面研磨

　週末土曜日になると少し時間の余裕ができます。
でも、実習生主体に現場は稼働しています。実習生は基本賃金が地域の最低賃金（静岡県の場合業種にもよるが８３２円／時間）なので労働時間や残業時間を延長しないと実家に仕送りできない・・・。
　今や日本の物作りの現状はこのような人材の確保で成り立っている。現場要員を人材会社から派遣してもらうと今や約１８００円／時間ほど出さないときてくれないし来た人間が役立つかもわからないし、いついなくなるかもあてにならない。

実習生は３年間は確実に定着しますから仕事さえあれば文句も言わず頑張ってくれます。

来月には新たに１人実習生が入社します。うちでは大事な戦力だしせめて研磨技能キャリアだけは身に付けて帰ってもらいたいなと思ってます。



その彼らが一生懸命頑張っています。




何度も何度もやってるポルシェアロイの鏡面研磨
これは以前にやった物の完成写真



今回の依頼品
過去にやった物との違いはなんと２本はメッキ品！！



２本は通常の塗装仕様



こちらがメッキ仕様
クロムメッキした後に黒のペイントをしていますがメッキ特有の腐食が進み醜い
この仕様の物を剥離するためには２回処理しないといけない。
１回目は黒塗装の剥離と２回目はクロムメッキの剥離・・・コストがかかります。



黒塗装の剥離後
メッキ部分の腐食状態、この後クロムメッキ剥離で専門業者さんに流動します。
おそらくそうとう腐食が進んでいますので腐食ピットが無数にありますし、研磨では消せないほどだと思います。


以上

トラックホイールのバフ研磨

　最近はわが子の虐待事件や新幹線内の殺人やら、何かと心が痛くなる事件が発生し気分が暗くなってしまいますが世の中どうしちゃったんだろね・・・。

　さてタイトルのトラックホイールですが最近入荷して処理途中ですがＵＰしておきます。問い合わせが何件か来てますので参考にしてください。こんな風に研磨してます。



今回はリヤの２本、フロントはまた後日との事でとりあえずリヤの未作業開始。



大型のバフ研磨機にセットし作業者が目視しながら仕上げていきます。
今回のぺレーターは鈴木君



バフを幾枚も重ねセットしていきます。



研磨中


この後洗浄しバレル研磨して全体を均一な光沢に仕上げます。



これは先日来報告していますバイパーホイールの内面研磨
さすが１３Ｊ磨きがいがあります。



こんな感じで仕上がります。


以上