ゴジラ-1.0、先日観賞してきました。(ネタバレ注意)
さて冒頭、大戸島にゴジラが襲来し整備員を咥え・・・・・・食べるのか?と思ったらポイっと放り投げ。
(とはいえバリバリと人間を貪り食うシーンを詳細に描写したら、怪獣映画じゃなくてホラー映画になるわけですが)
ゴジラの食性の謎に引っかかってしまって、その後の展開が何だかなぁ、になってしまいました(残念)
背鰭が次々と発光していってブレスを吐くとキノコ雲が、という見せどころのシーンも、あり?放射性物質どこで供給してるの?とか、体内に原子炉でも持ってるのかねぇ?とか、色々考えてしまいまして素直に入り込めなかったのが敗因ですかね。
重巡「高雄」の使い方が勿体無いなぁとか、どうせなら「長門」引っ張ってこいやとか(でもあの時点では原爆実験の標的艦としてビキニ環礁に沈んでいた頃ではあり)、「震電」に仕込んだ二十五番(250kg爆弾)や五十番(500kg爆弾)で何とかなるなら重巡の8インチ砲(弾頭重量約126kg)でも何とかなるよなぁとか、そういったあたりに引っかかって・・・・・・
神木隆之介さんの演技は良かったと思います。
特攻隊生き残り→第二復員省の下の掃海隊(のちの海上自衛隊の母体の一つ)、という戦い続ける道を選んだあたり、ちょっときつい生き方かもしれません。
浜辺美波さんも良かったけど、最後の首筋のアレは何だったんだろう(怖)
ともあれ、私のような特殊な引っかかり方をする人もそうはいないと思いますので、純粋に楽しめる映画ではないでしょうか。