フェレット軍団とかあちゃん

天使フェレット達と、縁あってお隣からきた黒猫が1匹。お世話係の怒涛の毎日のご紹介と、旅とグルメもいそしんでおりまする

七月七日

2022-07-07 12:16:41 | 介護

七夕は、母の命日

聞えは悪いが、覚えやすい日

父の命日は9月だったが、果たして弟は何日だったか覚えているかどうか疑問

かくいう弟も、女の子の節句が誕生日で、これまた覚えやすい日にとは思ったが、

男の子だっただけにからかわれることも多かったらしい

 

両親は、ずっと二人で暮らしていたが

こちらに二世帯住宅を建ててからは、

夏は北海道の実家で、冬はこちらでという生活をしていた

父が亡くなってからも、夏の間、母は一人で涼しい北海道で暮らし、

冬には避寒してもらうため、かあちゃんが迎えに行って家の冬支度をしてきていた

掃除とか、水を落としたり、郵便局への住所変更とか、ご近所へのあいさつとかとかとか…

少しずつ認知症が気になり始めた頃の冬、出先で転んで頭を打ち

検査入院となった

入院の時は保証人が必要だが、同じ市内に住んでいる人しか資格がないと初めて知った

困り果てたが、幸い、母と仲良しだったご近所さんに助けていただき、事なきを得た

そうでなかったら、ほかに方法はあったんだろうか

幸い、異状はなさそうだったので5日で退院。

一か月経ったら、脳の検査をしてもらってくださいと言われた

それを機に「早めに避寒」してもらった

母は、春になったら帰る気満々だったが、結局もう帰れなかった

友達が誰もいないこちらに連れてきたのはかわいそうだったけど

1人にしておくわけにもいかない

母は、毎日楽しそうにデイサービスに通っていた

せめてもの親孝行にと、あちこち連れて行こうと思ったが

認知症のため、まともに行けたのは数回だけ

父が元気な時にクマさんと4人であちこち行っておいて良かったよ

認知症が進んでからは、

関西までの墓参も、母のために車で行こうとしても、10分乗ったら「帰る」という

読みもしない本を数冊も「持っていく」と言ってきかない(重たいので弟に持たせた)

電車で通院しようとしても、途中で「ここで待ってる」という

いつの間にか、外に出て、転んでしまう

家族は、振り回されて大変なのだが、それならこうしようああしようと頭を使ったり

おだてたりなだめすかして用事を終えるしかないが

かあちゃんとて、だんだんイライライライラ

その様子をみて、クマさんも弟も「やばい」と思ったらしい

足も弱っていたが、杖が嫌いで、外出の時には車いすを使うことにしたら

母は、車いすが気に入って、お出かけも楽になった

デイサービスでは、わがままも言わず、至って普通の物静かなおばあちゃんでいてくれたのが助かった

父の墓前では、亡父に「なんで早く死んじゃった」と泣いていた母だが、今は一緒に納まっている

 

が、これで済んだわけではない

お墓がかなり遠いのにずっと困っていた

いろいろあって、亡父がそこにつくったんだろうけど、今のようにLCCがあるわけじゃない

家族そろって、何日もかかって、電車での大移動旅行となったわけで、

せっかくだからと、あちこち観光もしたから楽しかったといえば楽しかったけど

大人になるまで、墓参は数回しかしたことがなかった

 

せっかく父が作ったお墓を、我々の一存でどうこうするわけにはいかなかったが

父も母も亡くなったし

昨年、すぐお隣にお墓をたてていた親戚が、墓じまいをして別のところに遺骨を移した

それまで、何かとお世話をかけていた親戚だけど、これからもご迷惑をおかけするわけにはいかない

弟は、「僕も、墓じまいを考えている」とのこと

いろいろ考えると、潮時か

と言っても、かあちゃんが主体でやる話でもないし、弟から相談がくれば乗るしかない

弟は、今は関東を離れて、北海道に戻っているので、関西までの墓参はもっときつくなる

さあて、弟よ どうする?

 

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行ってくるよ

2017-07-10 12:04:10 | 介護

友引で通夜祭は今夜になった

16時半に葬儀社に行って、今夜はお泊り

我が家は、父の時から神道で行うので、

仏教の葬祭にしか出たことのないクマさんは面食らっている

(クマさんの叔父一家はお寺の住職)

え~っと、数珠は数珠どこ行った??

お線香、買っておかなくちゃ

だからぁ

今日も暑くなりそうなので

喪服への着替えはあちらですることにしよう

チビゴンズはすでにぐったり

今夜は留守番頼むね

(弟に捕まえてもらってやっと撮った

これがクマさんだと、大ちゃんがこんなにおとなしくしているわけがない)

 

では、行ってきます

 

 

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報告

2017-07-07 21:51:04 | 介護

17日から肺炎にて入院していた母

一時は良くなるきざしが見えたのですが、

本日、朝9時47分、旅立ちました。

しばらく、わけわからん毎日が続きそうです

 

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車椅子と飛行機

2017-06-29 09:56:32 | 介護

とあるLCCで、

車椅子利用者の人が、自力でタラップを上がらなければならない事態に陥った話がありましたなあ

いっぱしの航空会社が、そんな規則作って、そんな酷いことさせるんだ と思いましたわ

それで問題になって、副社長が謝って、大慌てで対処したとか

我が家でも、それ以前に母を車椅子に乗せて出かけ、トラブった話は何度かありました

確かに、人の手を借りなければならないという負い目を持っているので、

なるべく、できることはやろうと思っていました

が、まず、その飛行機

確かに、車椅子の人を機内に運ぶのは大変なんです

まず、車椅子は受付で預け、会社の車椅子に移ります。

そして担架2台はそのまま乗せられるような荷台のついたトラックで飛行機まで運ばれ

荷台だけが飛行機の右側の入口まで持ち上がります

あとは、なんとか自力で座席まで行ってもらいます

到着したら、ほかの方々が降りてから、また同じように降り、

専用のカートで預けた車椅子のある所まで運んでもらいます

車も、人手もかかるのです

とても申し訳なくて

もうちょっと簡易な方法はないものかとそのときは思いましたが

車椅子利用者の側も、いろんな状態の方がいるわけで

何かあったら責任問題にもなりかねません

その時も、

そのトラックが空いてなければ、搭乗を断ることもありえると係りの女性に言われました

その態度が、いかにも「車椅子なんかで乗ってくんなよ」的で、

困惑し、憤ったりしたのを覚えています

まだまだ社会的には車椅子なんて認められてないんですかね

そんなこんなで飛行機に乗れない場合もあると知り、

今度は車で墓参に出かけたとき

先のホテルに、あらかじめ、車椅子を借りたいと申し入れ、了解を得ていたのに

行ってみたら、1台しかなかったらしいその車椅子は

たまたま先に借りられており、ないと言われました

車椅子がないと、墓地の中をどうやって運べばいいんだ?

ちゃんと約束していたのに! と、これまた困惑

なかなかに、車椅子利用者に長距離旅行は難々なのです

東京メトロはその点、車椅子に関してはプロです

行くと、係りの方が、専用の渡し台とエスカレーターの鍵を持って、颯爽と現れます

そして、降りる駅にも連絡してくれるので

着いたら、もう乗降口にちゃんと待機していてくれた係員が

慣れた手つきで母を出口まで運んでくれます

今はだいぶ駅に普及したエレベーターがなかった時は、

母のためだけに、いちいちエスカレーターを専用のレーンにしていただいた

その間、ほかの利用者は乗れない。もう、申し訳なくて申し訳なくて

考えてみれば、ここ数年で車椅子にはだいぶ優しくなった社会

このLCC事件(?)を機会に、また出かけやすくなるんかな?

 

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入院から一週間

2017-06-24 15:35:15 | 介護

母が高熱を発して入院してから一週間

今日、担当医との面談があった

 

強い薬を使っているのに、下がった熱がまた上がるという状態が続いている

肺炎以外に何か悪さをしていてる病原菌があるかもしれないので検査をしているとのこと

万が一、伝染ると大変なので、3日ほど前からは、病室に入るのにマスク着用となった

 

3年前にも肺炎で同じ先生のお世話になったが

前回と比べて、極めて重篤な症状だとのこと

一瞬、血の気が引いた

3週間の入院予定は1ヶ月に延びたが

話の内容は極めて厳しいものだったので、弟にもその旨伝えておいた

あとは、母に体力と運があることを祈るばかりである

いつもは、バスに乗って一人で母に会いに来ているかあちゃんだが

今日はクマさんにも面談に付き合ってもらうべく車を出してもらって助かった

一人だともっと混乱するところだった…

 

 

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