昔々二十歳前くらいかな?
ギターを始めました
NHKの「ギター教室」
阿部保夫さんが先生で
毎週大いに楽しみで見ていました
どうせ自分は途中で投げ出して
弾くことは出来ないだろうと思っていました
しかし、毎週ボチボチ番組について練習していくと
下手ながら弾けるようになりました
これがある意味人生の大きな転機でした
別にギタリストになった訳でも、上手になった訳でもありません
すなわち
「継続は力なり」
続けていけば、ひとつの事を自分のモノにする事が出来る
手応えを経験をしました
以後何か新しい事をやり始める時は
いつもこの事を思い出します
「コツコツやれば必ず出来る」とね・・・
ただ性格的に硬く考えすぎて
面白くない練習曲ばかり下手なまま弾いていまして
正直これは駄目
手当たり次第に好きで興味のある曲をどんどん弾くべきです
確か
ギターと管弦楽の「アランフェス協奏曲」を
ロドリーゴから献呈された
ギタリストのサインス・デラマーサさんの言葉と思いますが?
「技術が未熟な物が、下手に作品を弾くのは失礼になる」
とかの言葉に影響を受けて
楽しい名曲をほとんど弾かなかったのが悔やまれます
今の歳になってみれば
そんな事は全然ない、
大いに自由に楽しめばいいんですよ、
そう(人に迷惑をかけない限り)何でもね
プロの演奏家がステージで弾くときに
デラマーサさんの言葉が生きてくるのでしょう
これはビデオの編集や作品づくりでも一緒で
ともかく楽しめばいいんですよ
定番で平凡な作品ばかり作るのはどうかなぁ・・・
もっと本当に表現したいモノを
素直に作品にしたら面白くてその人独自のオリジナリティ豊かな
作品が生まれると思ってマース
若いときゃ二度無い 歳いきゃ先が無い
人生大いに楽しむべし