一番奥の部屋に
あれやこれやと捨てられないモノが
置いてあります
ある小物入れに
昔のハガキや手紙が
残してありました
愛媛県の松山市に居る従姉から
1989年送られてきた手紙が有り
何故送って頂いたのか
思い浮かびませんでした
手紙を読むうちに
当時のことが少しづつ
思い出されました
1965年位に撮った
8mmフィルムを
1989年にVHSにまとめて
送った事へのお礼の手紙でした
「今は亡き母も
又、すっかり弱った父も
元気に映っていて
息子も呼んで
皆でなつかしく観ました
本当にありがとうございました」
との内容でした
なるほど
当時は今のようなノンリニアでなく
S-VHSのダビングによる
アナログの手作業でしたし
拙い編集であったと思いますが
大変喜んで頂いている光景が
分かり
今更ながら
作者冥利に尽きました
少しは
わたしも
役に立つことを
していたんだなぁ~と思うと
心が暖かくなってきました
二十五年目の
”ホカホカ”