ある社長さんでしたが
副業として
持っていた駅前の土地で
「養老乃瀧」の経営も
していました
しかし
やり初めて数年が経ち
続ければ続けるほど
赤字が膨らんでゆき
やめるにやめられない状態に
なっていました
何ともはや
大変なお荷物を抱えてしまったと
気の重い毎日だったそうです
しかし運のある人は違います
有る時
この場所を売ってくれ、との
話が舞い込んだそうです
「渡りに船」と
即売りたい気持ちを隠して
そこはしたたかな社長さん
「そこそこ儲かってるのに
売れまへんなぁ」と
断ったらしいです
そうなると
もう一段
値を上げて交渉してきたので
「しょうがおまへんなぁ~」と
渋々の体を装って
売ったらしいです
この交渉のお蔭で
累積の大赤字の損害分と
ストレスも
きれいサッパリ消えて
尚かつ
多少の利益も得た、と
言っておられましたが
後にその場所を
買いに来ていた正体が
大手の銀行であったコトが
分かって
「もっとねばったら良かったなぁ」と
残念がっておりまして
相手が聞いたら
ようまぁ~そんなことを
「往生しまっせ~」と
言いたいでしょうなぁ
世の中
「海千山千」
わたしなど出る幕は
ございません
エヘヘ