【1.手術開始直前】
手術用のスリッパに履き替え、前を進む看護師の方について行きます。
看護師の方が足で自動ドアの開閉装置を踏み、扉が開きます。
いよいよ手術室に足を踏み入れます。
手術を受けるのが初めてなら、手術室に入るのも初めてです。(当たり前か 笑)
手術室に目を向けると、医療マンガさながらの風景が目に入ってきます。
そして皆さん手術着。(これも当たり前か 笑)
麻酔が効いているせいか、緊張しているせいか、4人ぐらいの方が手術室にいるという
判別しかつきません。
皆さん一声に「宜しくお願いします~!」と声を発します。
対して私は「宜しくです~」とちょっと小さな声を返します(笑)
看護師の方に促され、手術用の椅子に寝そべります。
男性の助手の方から、「はい、頭はその位置でいいですよ」と言われます。
すかさず、手術担当の先生は「いや、もっと上に来た方がいい」と言い、私はズリズリ
頭の位置を上にしていき、先生は「あ、いいね。それでいこう。」と言います。
ところが女性の助手の方が「線をはみだしています。もう少し下にしないと。」と
先生に突っ込みを入れます。
突っ込まれた先生は「ム、そうか。じゃあもう少し下で…。」とちょっと不満げな様子。
このやり取りは、私が会社で後輩に突っ込まれた時の、私の反応に何か似ていて、
おもしろかったです(笑)
【2.角膜上皮の除去】
さあ、いよいよ手術開始。
まず、左目に眼帯を付けます。
そして手術中にまばたきをしないよう、右目の周辺にテープを巻いていきます。
先生から「アゴを上げて、この赤い点滅を見続けて」と言われました。
そしてすぐに、ブラシが目の前に現れます。
いよいよ角膜上皮の除去です。
ブラシというのはその名の通りで、目の黒目程の大きさのブラシが回転して私の
目に近づいてきます。
回転するブラシが目に触れます。
目に触れているという感覚はありますが、麻酔を打っているため痛みは全くありません。
ブラシで上皮を削り、先生が削れ具合の測定をする、そしてまた削るという作業が
何度か続きます。
目にブラシが触れているわけで、つい目をそらし、動かしたくなります。
でも、真上にある赤い点滅を見続けました。
この時はとにかく必死でしたね~。
『最高の手術結果を得るんだ!』ってね。
【3.角膜実質へのレーザー照射】
上皮の除去が終われば、視力を良くするために角膜実質へレーザーを照射します。
装置が目の前に現れます。
すると、一気に部屋が暗くなりました。
『レーザーが照射されている間、焦げ臭いにおいがすることがありますが、
心配いりません。』と事前説明を受けていました。
そんなに焦げ臭いにおいがするのかなぁ。それを嗅いだらちょっと慌てるかもなぁ
なんて少し不安に思っていました。
さあ、これまでと同じように赤い点滅を見続けます。
レーザーは照射されているようですが、よく分かりません。
焦げ臭いにおいも一切しません。
すぐに部屋が明るくなり
「ふくたまさん、手術が終わりました!!!」と先生が言われました。
天井を見てみると、ものすごく視界がクリアーでした。
『ん?ちょっと待てよ、PRKは手術後はむしろ見えなくなるはずだよな?』
と思いました。
術式上、これは絶対のことです。
でも、私は一瞬非常にクリアーな世界を見たのです。
ふいに手術室のみなさんから「おつかれさまでした!!」と声がかかりました。
レーザー照射開始からこの間わずか20~30秒程度。
先生からは「非常にうまくいったよ」と声がかかり
私はあっけにとられ小さく「そうですか」としか言葉が出ませんでしたが、
嬉しさのあまり笑みを浮かべます。
【4.手術の終わり】
最後に保護用コンタクトを先生から丁寧にはめてもらいました。
これにて手術は全て終了。
私は慎重に手術用の椅子から降ります。
手術室から出る時にもう一度みなさんから「おつかれさまでした!」と
言っていただき、私は「ありがとうございました」とお礼を言い、深々と
頭を下げ、手術室を出ました。
先生も一緒に手術室を出て、その場で検査器を使い、手術後の右目の様子を
見ていただきました。
「うん、とてもきれいにできた。」と言っていただきました。
そのお言葉は私に大きな期待を抱かせてくれるものであり、
これからどれだけ視力が良くなっていくのか、とても楽しみです。
今は手術から6時間が経過し、やはりと言うか、右目の視力は良くなって
いません。
でも、レーザー照射後、暗い部屋がパッと明るくなった時に
私は全てがクリアーな世界を確かに見たのです。
きっとそれは、視力が良くなった時の世界を神様が一瞬私に
プレゼントしてくれたのかなと思っています。
手術用のスリッパに履き替え、前を進む看護師の方について行きます。
看護師の方が足で自動ドアの開閉装置を踏み、扉が開きます。
いよいよ手術室に足を踏み入れます。
手術を受けるのが初めてなら、手術室に入るのも初めてです。(当たり前か 笑)
手術室に目を向けると、医療マンガさながらの風景が目に入ってきます。
そして皆さん手術着。(これも当たり前か 笑)
麻酔が効いているせいか、緊張しているせいか、4人ぐらいの方が手術室にいるという
判別しかつきません。
皆さん一声に「宜しくお願いします~!」と声を発します。
対して私は「宜しくです~」とちょっと小さな声を返します(笑)
看護師の方に促され、手術用の椅子に寝そべります。
男性の助手の方から、「はい、頭はその位置でいいですよ」と言われます。
すかさず、手術担当の先生は「いや、もっと上に来た方がいい」と言い、私はズリズリ
頭の位置を上にしていき、先生は「あ、いいね。それでいこう。」と言います。
ところが女性の助手の方が「線をはみだしています。もう少し下にしないと。」と
先生に突っ込みを入れます。
突っ込まれた先生は「ム、そうか。じゃあもう少し下で…。」とちょっと不満げな様子。
このやり取りは、私が会社で後輩に突っ込まれた時の、私の反応に何か似ていて、
おもしろかったです(笑)
【2.角膜上皮の除去】
さあ、いよいよ手術開始。
まず、左目に眼帯を付けます。
そして手術中にまばたきをしないよう、右目の周辺にテープを巻いていきます。
先生から「アゴを上げて、この赤い点滅を見続けて」と言われました。
そしてすぐに、ブラシが目の前に現れます。
いよいよ角膜上皮の除去です。
ブラシというのはその名の通りで、目の黒目程の大きさのブラシが回転して私の
目に近づいてきます。
回転するブラシが目に触れます。
目に触れているという感覚はありますが、麻酔を打っているため痛みは全くありません。
ブラシで上皮を削り、先生が削れ具合の測定をする、そしてまた削るという作業が
何度か続きます。
目にブラシが触れているわけで、つい目をそらし、動かしたくなります。
でも、真上にある赤い点滅を見続けました。
この時はとにかく必死でしたね~。
『最高の手術結果を得るんだ!』ってね。
【3.角膜実質へのレーザー照射】
上皮の除去が終われば、視力を良くするために角膜実質へレーザーを照射します。
装置が目の前に現れます。
すると、一気に部屋が暗くなりました。
『レーザーが照射されている間、焦げ臭いにおいがすることがありますが、
心配いりません。』と事前説明を受けていました。
そんなに焦げ臭いにおいがするのかなぁ。それを嗅いだらちょっと慌てるかもなぁ
なんて少し不安に思っていました。
さあ、これまでと同じように赤い点滅を見続けます。
レーザーは照射されているようですが、よく分かりません。
焦げ臭いにおいも一切しません。
すぐに部屋が明るくなり
「ふくたまさん、手術が終わりました!!!」と先生が言われました。
天井を見てみると、ものすごく視界がクリアーでした。
『ん?ちょっと待てよ、PRKは手術後はむしろ見えなくなるはずだよな?』
と思いました。
術式上、これは絶対のことです。
でも、私は一瞬非常にクリアーな世界を見たのです。
ふいに手術室のみなさんから「おつかれさまでした!!」と声がかかりました。
レーザー照射開始からこの間わずか20~30秒程度。
先生からは「非常にうまくいったよ」と声がかかり
私はあっけにとられ小さく「そうですか」としか言葉が出ませんでしたが、
嬉しさのあまり笑みを浮かべます。
【4.手術の終わり】
最後に保護用コンタクトを先生から丁寧にはめてもらいました。
これにて手術は全て終了。
私は慎重に手術用の椅子から降ります。
手術室から出る時にもう一度みなさんから「おつかれさまでした!」と
言っていただき、私は「ありがとうございました」とお礼を言い、深々と
頭を下げ、手術室を出ました。
先生も一緒に手術室を出て、その場で検査器を使い、手術後の右目の様子を
見ていただきました。
「うん、とてもきれいにできた。」と言っていただきました。
そのお言葉は私に大きな期待を抱かせてくれるものであり、
これからどれだけ視力が良くなっていくのか、とても楽しみです。
今は手術から6時間が経過し、やはりと言うか、右目の視力は良くなって
いません。
でも、レーザー照射後、暗い部屋がパッと明るくなった時に
私は全てがクリアーな世界を確かに見たのです。
きっとそれは、視力が良くなった時の世界を神様が一瞬私に
プレゼントしてくれたのかなと思っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます