木曽Now

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美味しそうな果実に見えました。

2017年06月04日 06時02分45秒 | 木曽Now
今日も木曽の写真を
アップします。

帰る前日の散歩で
見つけました。


雨上がり
雑木林を出たところで
リンゴのような果物が
実っています。


この時期
不思議だと思い
近づいてみると
ミズナラについた
虫こぶでした。
ピンポン玉より
大きいものもあります。


学術的には
虫えいと言います。


中に虫が
いるはずです。

ひとつ頂いて
割ってみました。


小さい部屋に
わかれていて
その中に
小さなウジ虫のような
幼虫が動いています。


この虫こぶは
「ナラメリンゴフシ」
と言います。


ウジ虫は
ナラメリンゴタマバチの
幼虫なのです。

タマバチによって
ミズナラの芽に
産みつけられた卵が
幼虫になり
汁を吸い始めると
その刺激で細胞が
異常に増殖して
瘤状にふくれます。


ナラの仲間は
虫こぶが
できやすいようです。

最後に
虫こぶの名前のつけ方を
紹介します。
ナラメリンゴフシは
楢+芽+林檎+フシ(虫こぶと言う意味)です。
最初に植物の名前
次は虫こぶができる場所
その次は虫こぶの形を
表しています。

明日は
大阪で見られる
虫こぶの紹介をします。