目の前を
素早く横切るものが!
ハチか?
ちょうど川沿いの
クチナシが
植栽されている場所だ。
立ち止まって見ると
オオスカシバだ。
ホバリングしながら
クチナシの茂みの中に
入っては出てくる。
産卵だと直感したので
茂みの上部に
産卵する機会を
カメラを構えて待った。
一番突き出した新芽に
ホバリングしながら
腹部を押し付けた。
もちろんシャッターを
切ったが飛び去った後
姿かたちも写っていない。
その葉をよく見ると
球体を少し押しつぶしたような
緑っぽい美しい卵が
ひとつ産み付けられていた。
大きさはアゲハの卵を
少し小さくしたくらいか?
家のクチナシなら
丸坊主になる前に
処分になるのだろうが
ここは川沿いの公の場所
しばらく観察することにしよう。