車の往来の激しい
道路沿い
歩道の片隅に
1輪だけ
季節外れのスミレが
咲いている。
春先の野山ならいざ知らず
秋のこの時期
道端のコンクリートの隙間で
花を咲かせているとは・・・。
辺りをよく見ると
まだ緑色をした果実や
種子が残る果実まである。
果実が熟すと
3つに割れた殻
それぞれが縦に閉じる。
殻がつまむように圧迫するので
種は勢いよく飛び出すのだ。
殻の圧力で
遠くへ飛んだとしても
たかだか数10cm。
スミレの種子には
もうひとつ秘密がある。
この種子の根元には
エライオソームと呼ばれる
独特の器官がついている。
アリはこのエライオソームが
出す匂いにつられて
自分の巣のなかへ
種を運びこむ。
そして時期がくれば
アリの巣から
種子は芽を出すのだ。
何もない道路の
舗装のすき間から
たくさんのスミレが
生育しているのは
アリの仕業と言う訳だ。
からが閉じる
圧力で種子を飛ばし
それをまだアリに
運んでもらう。
スミレの戦略は
したたか過ぎる!
こんな仕組みで広く生きながらえてきたんですね!
まさに二段構えの戦略ですねぇ!!
知りませんでした、面白いお話しを有り難うございます(*^o^*)
スミレは春を告げる花ですが、まだ大阪では花をつけているのですね。
我が家のスミレの鉢(勝手にふえます)は葉が黄色くなってきました。
ホームセンターではビオラやパンジーがたくさん並んでいます、チューリップの球根とビオラ苗を買い求めました。
こんばんは。
賢いことを考えますね。
長い年月かけて進化してきたのだと思います。頭で考えるわけてはないでしょうが、種子におまけをつけたスミレが淘汰の結果生き延びてきたのでしょうね。
いつもスミレの繁殖力に感心していましたが、
そんなからくりがあったんですね。
スミレって賢い!
勉強させていただきました。有り難うございました。
こんばんは。
まず、この時期にスミレの花が咲いていたことに驚きました。それにまだ旅立っていない種までありました。
それを結びつけてこんなブログになりました。
こんばんは。
植物がこの地球上に現れた方がうんと早いはずです。そのあとしばらくして昆虫が出現してきたわけですから、当然植物が昆虫を利用するように進化したのだと思われますね。当然気の遠くなるような長い時間をかけて!
こんばんは。
知っていてもあまり役に立たないことばかりですが、知っていても損はないと思いますので、よろしくお付き合いくださいませ。(笑)
こんばんは。
十種類以上の植物が種子散布にアリを利用しています。
長い植物の歴史にとって、種子散布に新しく出現した昆虫を利用するのは必然だったのかも知れませんね。
こんばんは。
今頃スミレが咲いているのを偶然見つけて、さてこれをどうブログの原稿にしようかと写真を撮りながら考えたのです。
なかなかよい考えは浮かばないことが多いのですが。
こんばんは。
アリを利用している生物はたくさんいます。
植物はスミレやタケニグサ、カタクリ、フクジュソウ、ホトケノザ、カンアオイなどたくさんあります。。
蝶ではクロシジミやゴマシジミもアリを利用していますよ。
こんばんは。
スミレの種のエライオソームがアリの巣コロリに使用されているかどうかは知りませんが、当然アリの好きな匂いや食べ物を使っているのでしょうね。
こんばんは。
実は私もスミレの花が大好きです。
あの花の形が何とも言えず好きなんです。ギフチョウの吸蜜植物だと言うことも好きな理由なのですが。(笑)
こんばんは。
道路のすきまで生育している植物はたくさんありますが、すべてがエライオソームを持っているわけではありませんね。
キク科の植物もすきまで生育していますが、綿毛で種子を飛ばす植物も多いようですね。
こんばんは。
植物にとって種子を作るだけでも大変なエネルギーですが、その種におまけまでつけるのは大変なことだとおもいます。
それでも、ちゃんと次の世代が育ってくれたら、大変なことでもやってしまうのですね!?
こんばんは。
花が咲かなくても種ができるのは植物にとって究極の戦略ですよね!
ホトケノザも閉鎖花で種子を作りますね。
こんばんは。
タケニグサやカタクリもエライオソームを持っていますね。カタクリのエライオソームはスミレのそれよりかなり大きいですよね。
より運んでもらいやすのかな!?
こんばんは。
小さなスミレの種子ですが、したたかな戦略を持っています。
地面に穴を掘って巣を作るアリに種を運んでもらうのは願ってもないことですね。
ちゃあんと戦略を種子にこめているのですね❢ あの小さな種子にエライオソームと言う器官をつけて他の力を借りて子孫を残す・・・すごぉい知恵に感動です😊
こう云う、自然に逆らうようなことは進化の証なのでしょうね。
次の世代ではどんな変化が起きるのでしょうね。
たくらみを持っていたとは恐れ入りました。
fukurouさんのブログでは、いつもビックリする
ミラクルワールドを見せて下さいます。
実際はゴマ粒程の種、マクロ撮影でムカゴの様に見えますね。
ムカゴ大好きです( ´艸`)
スミレに限らず生きとし生けるもの皆、どのようにして様々な神業を身につけてきたのか、解決できないのに、またしばし思いにふけます。
一輪の可憐なスミレから着目されて素晴らしいです
エライオソームの匂いにつられてアリの 巣の中に・・・
共生してるんですね
道路の隅で したたかに花を咲かせている スミレ
あのタネをあちこちに運んでいたのは
アリンコさんだったのですね〜。
こんな所からなぜ生えたのかと、不思議思っていました。
エライオソームですか、そんな物質を出して種子を運ばせるなんて、
本当に凄すぎます(^^♪
それを利用すれば「アリの巣」をやっつけられそうですね。
「アリの巣ころり」にはすでに使用されているのでしょうか?
小さくて可憐で、いつも下をうつむいて
なんとなく青春ドラマの可愛い女の子・・
なんて想像をしてますが・・
このようにしたたかに生き延びるすべを
駆使している姿を拝見しますと
また、しっかり者のスミレ・・として
見直してあげたいですね (^o^ゞ
そのほとんどは、種子が風か雨に流されて繁殖したものだろうと思っていましたが、
スミレのように、アリに運ぶせて広がるという戦略をとる草花もあるのですねぇ。
スミレの知恵。おそるべしですね。
スミレは花も咲かずに種ができるのも驚きでした。
スミレは閉鎖花と言って、つぼみのまま花をひらかないで自家受粉し種になるのです。
今年もヒョウモンチョウの幼虫にスミレの葉を全部食べられてしまいました。
今回は大阪府のお散歩の際に、路傍で咲くスミレの花に着目なさいました。
大阪府も都市部のヒートアイランド現象と地球温暖化の影響を受け、暖かくなっていることと思います。東京都心部は、冬になっても水は凍結しません。霜柱も立ちません。
さて、このスミレの種子を入れているサヤ部は繊維が約45度ずつずれて、お互いにねじれて積層しています(ベニアのような感じです)。このため、乾燥すると力が互いに逆に働き、破断し弾けます。
アリを利用する種子はカタクリが有名ですね。
スミレの種子の秘密、驚きですね。
やはり世の中は共存・共生ですね。