開田高原アメダス 今朝の最低気温 17.2℃ 昨日の最高気温 20。0℃
木曽町新開 午前8時の気温 17.5℃ 今朝の天気 雨
夜遅く降り出した雨
昨日は一日中降り続き
今朝の明け方は
大雨警報が出ました。
晴天が続き
梅雨明けか?と
期待しましたが
甘かったようです。
(当たり前ですよね)
前回木曽訪問の頃から
咲き始めていた
アヤメの花も
そろそろ終盤を
迎えています。
ところで
アヤメの花の
雌しべと雄しべは
どこにあるのでしょう?
花のつくりは
どうなっているのでしょう?
アヤメの花の外側に
垂れ下がっている三枚の
大きな花弁は外花被片。
立ち上がっている
三枚は内花被片です。
それでは雄しべと雌しべは
どこにあるのでしょう?
外花被片の付け根から
小さな覆いがかぶさっていますが
これが雌しべの花柱。
これをめくると
内側のフリルのような物が
雌しべの柱頭です。
ちょうど雄しべの上を
屋根のように
雌しべ全体が
覆っているわけです。
梅雨の時期
花粉を雨から
守っているのだと思います。
名前の由来になっている
網目模様は蜜標(みつひょう)。
これを頼りにやってきた
ハチなどの昆虫は
雌しべの花柱を
めくって潜り込むと
花粉が体につく
仕組みになっています。
アヤメの仲間は蜜標を持っていて
カキツバタは
白い棒状の蜜標
ノハナショウブは
黄色の棒状の蜜標です。
(カキツバタ)
(ノハナショウブ)
アヤメの雄蕊、雌しべは知らない人には見つけられませんね。
アヤメ、カキツバタ、ノハナショウブの見分けは蜜標で区別、
これを覚えておけば、私でも見分けられますね。
頂いているのに、その時ばかりは
フンフンと判ったふりして拝見しても
あくる日になりますと、なぜか思い
出せません
アヤメの花の構造とその役割について
勉強させていただきました。
ありがとうございました。
塩尻も雨ですお昼ころまでで
止む予報です。
その形は、雄しべを雌しべが覆って雨から守ることだったんですね。
自分の種を確実に残そうとする植物の知恵に、
なんだか感動してしまいました。
カキツバタとノハナショウブの違いがよく分かりました。
有難うございました(^_-)-☆
ノハナショウブの清楚さが好きです。カキツバタが綺麗です。黄色が蜜を示す、なるほどです。
雄しべが雌しべを守っている・・・。
人間社会にも通じるような物語ではありますね。
今回のアヤメの花の構造の解説は参考になります。
霧ヶ峰高原ではいまがアヤメの最盛期です。
そして、ノハナショウブの花が咲くころに移り始めます。
近くにはカキツバタの名所がありません。京都にはカキツバタの名所がありましたね。
そうですよね
めしべ雄蕊あるはずですよね
全く考えたこともありませんでした
ですから見たこともありませんでした
花をただきれいだな~
と眺めるだけでした
すごいお勉強させていただきました
一つお利口になった気がします
ありがとうございます
その前にこうして勉強させてもらいまた花を見る目が違ってきますよ(笑
雨はもう止んだかしら?
こちらも日中一時酷い雨が降りましたが今は雨も上がっています。
こんばんは。
先日のばらりんさんのブログで湿生花園のノハナショウブがアップされていたので、最後に蜜標での見分け方を載せておきました。
ありがとうございます。