木曽Now

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素敵な名前です。

2017年09月15日 08時01分25秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温     5.9℃  昨日の最高気温  22.6℃
木曽町新開     午前8時の気温    10.0℃    今朝の天気   曇り

今朝は
全国1位の
最低気温でした。


とても素敵な名前が
ついています。


アケボノソウです。
曙草と書きます。


花弁は
夜明け前に
輝く星々が
散らばって
いるようです。


黄緑色の大きな
斑点が目立ちます。


よく見ると
濡れたように
光っています。


これは蜜腺なのです。


センブリの仲間は
花弁に蜜腺が
あります。

でも
アケボノソウの蜜腺が
一番外側に
あるように思います。

しばらく見ていると
虫がやってきて
盛んに蜜を
なめていました。


花の中心に
頭を突っ込まないで
蜜を吸っている姿に
笑ってしまいました。


花弁は5枚あるのが
普通のようですが
以前見た花の花弁は
6枚もありました。


変異が多い
花かもしれません。



吾も亦紅なり

2017年09月14日 08時01分01秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温     6.9℃  昨日の最高気温  22.6℃
木曽町新開     午前8時の気温    10.0℃    今朝の天気  晴れ



久しぶりに
御嶽山が
顔を出してくれた。
朝から車を走らせ
ご挨拶に行った。



観察会で
ワレモコウを
観察していたとき
年配の女性が
「この花大好きです」
と話されたので
他に好きな方は?
と尋ねてみた。


参加されていた
ほとんどの女性が
遠慮がちに
手を挙げられた。


そんなに
人気があるのかと
驚いたことを
鮮明に覚えている。


細く枝分かれした
茎の先端に
赤い色の花が
揺れるさまは
日本の秋に
欠かせないのかも
しれない。


赤い花と書いたが
バラ科のワレモコウは
花弁のない
萼だけの小さい花が
たくさん集まって
穂のようになっている。


小さな花は
上の方から
下の方に順に
咲いていくため
花期は長い。


一見花らしく
見えない花でも
その紅さで
「吾も亦(また)紅なり」
と自己主張している
吾亦紅という名前に
憧れがあるのだろうか?!


秋の七草になぜ?

2017年09月13日 08時02分26秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温    11.6℃  昨日の最高気温  20.8℃
木曽町新開     午前8時の気温    14.5℃    今朝の天気  晴れ


万葉集に
山上憶良が
詠んだ歌
「秋の野に
咲きたる花を
指折り
かき数ふれば
七草の花。
萩の花
尾花
葛花
撫子の花、
女郎花また藤袴
朝貌の花」
がある。

尾花は
ススキのことである。

他の花は
それなりに
美しい花だ。

ススキだけ
取ってつけたように
異質な感じがする。


ウォーキング中に
ススキの花を見つけた。


花弁がないため
仕方がないのだが
イネ科の花は
とにかく地味である。


ススキは
小さな花(小花)に
黄色いかんざしのような
雄しべを3本
つけている。


雌しべは
葯から風で
飛ばされてきた
花粉を受け止めるため
ブラシのような
形をしている。


派手さは
全くないが
よく見ると
なかなか可愛い花だ。


でもこれだけで
山上憶良さん
七草のひとつには
加えないだろう?!

ススキは昔から
稲穂に代わって
十五夜に供えられてきた。

また切口が鋭く
魔除けになるとされ
軒下などに飾られる。

何より
茅葺き屋根の
材料とされ
各村々は
茅場まで持ち
大切にしてきた。

(奈良県宇陀郡曽爾(そに)村太郎路(たろじ)集落の茅場だった曽爾高原)

他の七草も
美しいだけでなく
薬草など有用植物として
大切にされてきたが
ススキも決して
負けていないはずだ!

そのあたりが
理由ではないだろうか?

なれなれしい仮面ライダー!

2017年09月12日 08時01分19秒 | 昆虫
開田高原アメダス  今朝の最低気温    12.7℃  昨日の最高気温  20.2℃
木曽町新開     午前8時の気温    15.0℃    今朝の天気  激しい雨

昨日
ススキの草むらに
入ったとき
たくさんのバッタが
飛び出した。

そのうちの一匹が
左袖に止まった。


左手を目線まで
上げても
逃げようとしない。

なかなか
目もとぱっちり
面長でイケメンだ。


右手で
腰にぶら下げている
ケースのカメラに
手を伸ばし
ストラップを
手首に通した。

左手を挙げたまま
右ひざの上に
カメラを置き
スイッチを入れた。

よし!
まだ逃げない。
でも動き始めた。


汗のにおいが
好きなのか?


もう少し
じっとしてくれ!

祈るように
数枚シャッターを
切る。


最後は
左ひじまで
移動して
跳び降りた。


雌ならごめんなさい!

こちらも紅白です。

2017年09月11日 07時04分35秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温    14.0℃  昨日の最高気温  23.8℃
木曽町新開     午前7時の気温    15.0℃    今朝の天気  曇り

相変わらず
御嶽山の
ご機嫌は
悪い。


目が覚めると
木曽馬の里の
ライブカメラで毎朝
ご機嫌伺いをする。

この夏
木曽滞在中
ご機嫌のよい
山を眺めた
こは一度もない。


今朝歩いていると
大好きな花
いつもの白花ではなく
赤花の
ゲンノショウコを
見つけた。


それも
赤花と白花が
同じ場所で
咲いている。


西日本には
赤い花が多く
東日本には
白い花が多いと
言われている。




信州は
その中間で両方
咲いているのだろうか?!


以前
ゲンノショウコを
取り上げたとき
ワイコマさんが
「ゲンノショウコを採って
学校の楽器などの
購入資金に
当てていた」と
コメントに
書かれていて
驚いたことを
思い出した。


とても可愛い花で
大好きなのだが
拙宅では
草刈り機の
餌食になってしまい
まったく増えない。


一角だけ
草刈りをしない
野草園をつくり
赤花と白花を
育ててみたいと思う。

紅白の水引

2017年09月10日 08時01分47秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温    13.6℃  昨日の最高気温  23.5℃
木曽町新開     午前8時の気温    14.5℃    今朝の天気  晴れ

昨日は久しぶりに
開田を歩いた。

相変わらず
御嶽山は
雲の中だ。

紅白の水引から
名づけられた
ミズヒキが
林の陰で
咲いている。


咲いていると
言っても
あまりにも小さい。


視力に自信のない私には
花に顔を近づけないと
花とは気づかないほどだ。


花弁のように
見えるものは萼。
雄しべは5個
めしべの先は
2裂している。

花はきれいに紅白に
色分けされている。


受粉が終わると
萼は閉じて
花柱が出ている。


果実も上から見ると
赤っぽく

下からのぞくと
白っぽい。

色分けされているから
当たり前か!?

成熟してくると
カギ状に曲がった
花柱がかたくなり
これで動物などに
くっついて種子を
散布する。

ミズヒキの葉に
面白い模様が
ついている。


弘法大師が
使った筆を
この葉で拭ったと
言うことで
「弘法の筆ぬぐい」
と呼ばれている。

ちなみに
キンミズヒキは
こんな花です。



安曇野はあこがれの地。

2017年09月09日 07時17分01秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温    10.9℃  昨日の最高気温  20.7℃
木曽町新開     午前7時の気温    13.5℃    今朝の天気  晴れ

お蕎麦屋さんの
付き添いで
池田町まで
行ってきました。

安曇野と言えば
山に登っていた頃の
憧れの地でした。

朝8時
車で木曽を出発。

塩尻市に
近づくにつれ
どんどん雲が増え
松本市の手前では
霧雨まで
降り出しました。

塩尻北インターから
長野道に入り
安曇野インターまで
あとは下道を
走ります。


安曇野市に入り
大王わさび農場を
訪ねました。


敷地内は広く
ワサビ田を
めぐりながら
散策ができます。


残念ながら
雄大な北アルプスは
雲の中でした。


池田町で
用事を済ませ
同じルートで
買い物をしながら
木曽まで
戻りました。


拙宅に帰ると
玄関先に
秋の味覚
マツタケが
置いてありました。


ごんぎつねだ!

新美南吉さんの
童話「ごんぎつね」を
思い出しましたが
そんな訳はありません。

いつも
チチダケや
コムソウなど
季節のキノコを
いただく
地元の方でした。

美味しく焼いて
いただきました。
ごちそうさま!

雨あがり。

2017年09月08日 07時25分42秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温    14.9℃  昨日の最高気温   19.5℃
木曽町新開     午前7時の気温    15.0℃    今朝の天気   晴れ

昨日は
やみ間なく
雨が降った。

夜中雲を通して
満月過ぎの
月の明かりが
かすかに見えた。

雨上がりの朝。
開田まで車を
走らせた。


山々に
昨日の雨を
思わせる雲が
かかる。


稲穂が実り
ススキの穂に
雨粒が輝く。


御嶽山は
雲の中だが
今日からの晴天を
約束してくれているようだ。

木曽は秋!

2017年09月07日 08時11分07秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温    16.4℃  昨日の最高気温   18.8℃
木曽町新開     午前8時の気温    18.0℃    今朝の天気   雨

午前10時半に
大阪を出発。

途中彦根あたりで
渋滞に巻き込まれたが
順調に走れた。

ワイパーを一度も
使うことなく
木曽福島まで来たが
国道361号に
入ったとたん
霧雨のような
雨が降ってきた。

国道19号に
入ってからは
クーラーを切って
走った。

新開の気温は19℃。
とても涼しい。


今朝は
雨がしとしと
降っている。

家のまわりを
ぐるっと一周。




三週間前と
趣が全く違う。


すぐやってくる
寒い季節までの
わずかな時間に
花たちは精一杯
花を咲かせているようだ。


春は
行きつ戻りつ
ゆっくりしか
やってこなかったが
秋の訪れは
とても早い。

爆裂花

2017年09月06日 06時54分23秒 | 日記
先日
アレチヌスビトハギ
疑問を取り上げました。


公園の群生場所を
通る度に
しゃがみ込んでは
竜骨弁が
どんな仕組みで
下へ弾けるのか
観察しました。

虫が蜜を吸うため
花にやって来る
わけですから
ネコジャラシの茎を
突っ込んでみます。


ところが
茎が太いのか
旗弁と竜骨弁の
すき間には
入りません。

無理やり
入れようとすると
小さい花が
ぐにゃっと
曲がってしまいます。

何度もつついていると
竜骨弁が
爆発するように
下へ弾けます。


心持ち蕊が
上へはね上がる
ようです。


竜骨弁の
曲がった部分は
筋肉の筋のようにも
見えます。


下へ曲がる前の
竜骨弁を
裏から見ると
舟のような形が
二重になっている
ようです。


虫が無理やり
口吻などを
突っ込もうとすると
板バネのような
部分が急激に
収縮するように
見えました。

植物が急激に
動くときは
ヒトリシズカさんが
おっしゃるように
水分移動によることが
多いようです。

しかし
アレチヌスビトハギの
竜骨弁の動きは
水分が移動する
余裕はないほど
爆発的です。

ちなみに
このような花を
爆裂花と言うそうです。


今日昼から
雨の中木曽に向け
出発します。

まだこの程度です。

2017年09月05日 06時26分14秒 | 日記
小学校低学年の
秋の遠足の
定番と言えば
ドングリ拾いです。

公園や学校などで
一番よく目にする
ドングリは
アラカシです。


ウォーキングコースの
公園でも
アラカシの木が
多く植えられています。


アラカシのドングリは
丸くて小さい
愛嬌のある
ドングリです。


秋も深まってくると
バラバラと
落ち始めますが
現在はまだ
この程度の
大きさです。

一方
ライオンの
たてがみのような
クヌギのドングリも
ようやく殻斗(かくと)
から顔をのぞかせた
ところです。

✳殻斗=ドングリの帽子とか、お皿と言われるもの

今年受粉した
ドングリは
まだまだ小さいですね。


あと少しで
緑色のドングリも
コロコロと
転がる準備が
完了するのでしょう。

どんぐりころころ どんぶりこ
お池にはまって さあ大変!


まさか花壇に!?

2017年09月04日 06時29分57秒 | 日記
去年から
気になる花がある。


ニラの仲間だとは
思っていたが
自信はなかった。


公園の花壇にまさか
ニラの花が?!
と言う感じだった。


ところが先日
Kazuyoo60さんの
ブログで
ニラの花の
紹介があった。


次の日に
もう一度見に行き
改めて写真を撮った。


とても綺麗な花だ。
6枚の花被片は
純白だ。


黄色い葯の美しい
雄しべが
6本。


雌しべの根もとは
緑色の子房が
とても目立つ。

ニラの花が
美しいことを
知っている方が 
この花壇に
植えたのだろうか?!

小さな小さな探し物。

2017年09月03日 06時04分18秒 | 日記
先日から
しゃがみ込んで
探し物をしている。

ほぼ毎日のことだ。

公園を行き交う人は
怪訝な顔をする。

探し物は何ですか?
とは誰も聞かない。

涼しくなって
ヤマトシジミが
カタバミの上を
飛び回っている。


卵はたくさん見るので
きっといるはずの
幼虫を探しているのだ。


カタバミの
葉裏をめくり
新芽辺りも
丹念に見るが
見当たらない。


卵が卵だけに
幼虫は小さい。
扁平な形
わらじ形をしている。


去年も確か
こんなことを
していたなと
呆れながら
また明日も
探してみよう!

二番手。

2017年09月02日 06時29分40秒 | 日記
大阪も
一昨日あたりから
朝晩涼しくなった。

今朝の最低気温は
22.4℃だ。

昼間は
まだまだ暑く
最高気温は
32℃もある。

湿度も30%台で
空が青い。

雲にも季節の
移ろいを感じる。

ウォーキングコースで
二番手に色づき始めた
果実を見つけた。

ハナミズキだ。


ついこの間まで
青かったのに
気温の変化を
敏感に感じ取って
慌てて色づき始めたのか?!


確か去年も
二番手だったような
気がする。

サンゴジュには
まだまだ勝てないようだ。


それに
ハナミズキの果実は
粃(しいな)が多い。
受粉の確率が
悪いのだろうか?

ツル植物考(2)

2017年09月01日 05時45分01秒 | 日記
ヤブガラシやゴーヤ
カボチャなどは
茎から「巻きひげ」を
のばして支柱に
つかまるタイプの
ツル植物です。


ゴーヤの巻きひげは
先端が支柱などに触れて
巻きつき始めると
付け根の方から
螺旋状にねじれ
バネのようになります。




不思議なことに
このバネは
途中で向きが
反転しています。


風などで
引っ張られた時
螺旋の向きが
反転している方が
力が分散されて
切れにくいのだと
思います。


詳しく見ていると
支柱に巻き付かないのに
くるくるバネのように
巻いている
巻きひげもあります。


この場合
螺旋の向きが
反転していません。


切れにくくする
必要がないため
逆に巻かないのかも
しれません。

無駄なエネルギーは
使わないと言う
ことでしょうか?!

一方ヤブガラシの
巻きひげは
ゴーヤほど
はっきりした
バネ構造は
つくりません。




しかし
ポールなどに
巻き付いたあと
結び目を作るように
巻きつくのを見ると
植物って
賢いなと思います。