福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク

(通称:たねまきネット)
農と食を中心に、小さな種をまきながら、永続的な支援活動を行う。

「てくてく農園」通信

2013年05月07日 | てくてく農園

ジャガイモの芽欠きをしました。

 

 

抜いたジャガイモ。先っぽにかわいい球がついている。

 

そのあとはなすの苗つけ

  

  

麦の穂がずいぶん膨らんだ。レタス。

  

スナックエンドウと大根

  

ブロッコリーとごぼう

  

 

 

日中はけっこう陽射しも強くなってきました。でも夕方や夜に時々降る雨が恵みの雨で、このところ野菜はぐんぐん伸びています。今年はジャガイモを売れるようにしたいと意気込んでたくさん植えました。一口でジャガイモもといってもいろいろな種類があり、楽しいです。さて、どのジャガイモがたくさんとれるか楽しみです。売れるくらい収穫できるといいな!!

今週も11日(土)10時から作業です。どうぞお出かけください。

 


福島訪問・四ツ倉~薄磯海岸

2013年05月07日 | 福島視察

四ツ倉から薄磯海岸へ

  

四ツ倉の道の駅の柱に貼り付けてある、子どもたちのメッセージタイル「四ツ倉は負けない」「続けていく事が絆を生んでいく」

 

道の駅は3・11前は木造だったが、以降は鉄骨の頑丈な建物に建て替えられた。入り口付近に植樹された「希望の木」

 

 

 

 

 

薄磯海岸のガラ花(その頃はまだ瓦礫があったところに描かれた花の絵)

 

案内して下さったEさんからお話をきく。Eさんの家は65年続いた家。昔は漁網など漁の資材を販売する商いをしていたが、現在は海岸工事の資材等が殆どになったそうだ。

古くからの家は流され、今は近くに家を買って暮らしていらっしゃる。今もまだ実感がなく、何を失ったかが最近になってようやく思い出されると言われた。ああ、あれもない、これもないと少しずつ実感を伴い思い出すと・・・。

身近な者どおしでは、みんな同じなのでかえって話せないそうだが、私たちには、たくさんお話をしてくださった。

「復興」のかけ声はあれど、人々の気持ちはまだまだ、そのずっと前にある。また、来よう、と思いながら、帰路についた。                          (E)