福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク

(通称:たねまきネット)
農と食を中心に、小さな種をまきながら、永続的な支援活動を行う。

上三坂綿津海神社祭り その2

2015年09月13日 | 福島視察

神社前の道端に咲くコスモス。子どものころはこうしてあちこちの道端にコスモスがあったなあ・・・なんて思いだしてつい写真に。

田んぼの向こうで、お祭りを祝って花火がドーンとうちあげられています。青い煙は花火の煙。

そして神社までの階段をのぼりました。

立派な屋根ができた神社。三々五々集まってきます。久しぶりにこの祭りに帰郷した人もいるようで。「やっぱり祭りにかえってきたよ」の声もあり。

都会や観光地とは違う風情の神社が、いい感じです。

さあひっぱってきた山車を社に奉納した後、境内に出します。

 

さあやっちき踊りが始まるよ。

赤いたすきをきりっとしめた女衆はカッコイイ!!  さあ始まった!掛け声は80歳のおばちゃん。張りのある通るいい声で気合が入ります。

「ぷろばんす亭がやってくる」で、くにたちでも踊って見せてくれて、みんなで一緒に踊った やっちき踊り。

踊りのあとの女衆は笑顔いっぱい!

さてこれからは収穫物の奉納の儀。若者たちが白装束を身にまとい、始まります。

これから祭殿の前に野菜やお餅やたくさんの収穫物を奉納します。その前にまちの主な団体や関係各所の人たちが榊を祭殿に奉納します。

私たちもOJONCO館として名前を呼ばれみんなで拝殿しました。

拝殿の後は、神主さんがお祓いをします。

お祓いの後はこの年の収穫物を、白装束の若者たちがリレーのように祭殿までつながって手渡しして奉納します。

大きなお供え餅!「重いから落とすなよ!」といいながら手から手へ。

こうして代々受け継がれてきた儀式が、人と人をつないでいく作法として残っている上三坂。

生活をいとおしみ、自然と暮らしを大切に想う祭りの原点を見るようでした。

続いて明日は、郡山のオーガニックフェスタを報告します。