福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク

(通称:たねまきネット)
農と食を中心に、小さな種をまきながら、永続的な支援活動を行う。

ふくしまオーガニックフェスタ2013 ツアー 国立版 下見報告

2013年09月30日 | 福島有機ネット

 9/27(金) 下見には絶好の秋晴れ。さあ、出発。国立発 6:20

最初のサービスエリアは 蓮田(8:20) 首都高がかなり混んでいました。次は黒崎(10:20)

       

まずは二本松にある浪江町役場へ(浪江町に入るには通行許可証が必要。1週間前に申請した日を変更したので直接町役場へ新しい許可証をもらいに)(11:40)

   

           浪江町役場                          役場の中は0.08μSv/h

         

浪江小学校の新聞        町の中の様子をリアルタイムテレビ映像で流している

    

                           全国各地からの支援メッセージ

さて、次は、二本松東和道の駅へ。昨年7月にもお世話になった海老沢さんにお会いしました。(12:20)

     

海老沢さんから測定の話をきく。測定器を3台にした。6000検体測った実績から、最近は協賛してほしい等事業者からの依頼もあるようです。野菜も玉子も安すぎ!!

この値段でもまだ震災前の6割しか売れないそうです。 測定器も検体を砕かなくても丸ごと測れる機械も考えるけど、と。ここの検体料は1体500円。

 東和道の駅の食堂で「桑色そばの天ざる」を食べました。名物の桑の実の入ったそば。

       

車窓から見える田んぼは小金色。 さて東和から小高へ

現在東京に避難中の小高のMさんに頼まれてお宅に行ってお留守宅の写真を撮る。外に畳がきれいに重ねておいてあった。(15:00)

まだ新しいおうちできれいなのに住めない。お隣の家のガレージもあいたままだがきれいにお掃除されている。

                                            

たんぼや畑は背高泡立ち草が生え放題で荒れている。東和とは違う。 小高駅も人気はない。住めるようにして早く町民に戻ってもらいたいとインフラ工事があちこちで行われていた。(15:30)

      

 小高から浪江に。通行証を見せて海沿いに近づく。まだ車や船の残骸がそのまま残されている。持ち主がいるせいか片付けるのも大変なのかもしれない。      

陸に打ち上げられた船はそのまま            傾いたが残った家       海岸の堤防のかけらか家の土台か?

   右奥に小さく見えるのが第一原発

  ここから先は海。

さて、いよいよ、中島先生が待ってくださっている小高商業高校へ(17:20)

   

中島先生と新しく商業研究部顧問になった安達先生。校長先生にもお会いできました。右の写真は原町高校の校舎とつながるわたり廊下。

商業研究部の生徒さんにもお会いできました。現在部員6名。ご挨拶すると制服の胸ポケットからスッと名刺を出して自己紹介してくださり、これには中島先生が感動。

「常に胸ポケットに名刺入れてるってスゴイ!!」と先生が驚いてました。

今年はプレゼンの東北大会で3位だったので全国大会は参加できなかったが、内容は優勝の内容だったと誇らしげに話されていました。

11月にお邪魔させていただくお願いをし、お別れしました。

さあ、やっと宿です。おなかもすいたし、ちょうどいい時間農家民宿「一番星」 (18:30)

 

オルガン堂の協力者・山際シェフの指導もうけるというメニュー。さすが美味しい野菜料理がたっぷり!

右の写真は「一番星」の主・星さんと狩野共同代表。親しくなりました。

この星さんのお話は次回。



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