誰も知らない南の島

いつか南の島にいきたい

世相の代弁者としての自覚と世相に敢えて反論するという勇気、そして、世相を予見する能力

2012年10月30日 | 無題
丹羽 宇一郎 氏 (中華人民共和国 特命全権大使)
 一般情報誌として第1号発刊以来数十年がたった今でも、『選択』は新鮮で採りたての香りがする。表紙の絵やデッサンが美術誌のように優雅であるからというのではない。世相の代弁者としての自覚と世相に敢えて反論するという勇気、そして、世相を予見する能力が充満しているからだ。それらのレポートやコメントの簡潔性が、また読者の頭脳に鋭利な刺激をもたらす。だから時間がたっても色褪せない。編集に携わる方々のセンスに感動するとともに、その努力に対しても大いに敬意を払いたい。

日本の聖域 偽装の国
クリエーター情報なし
新潮社


●入管管理局------知られざる光と影
●生保「総代会」------こんな「お手盛り」がなぜ許されているのか
●「人工透析ビジネス」の内幕------患者は病院で作られている
●パチンコ業界------警察利権としての30兆円産業
●厚労省の犯罪「ドラッグラグ」------助かる病人を殺している
●創価学会エリート官僚------池田御輿をかつぐ高学歴集団
●日本最大の機関投資家「農林中金」------サブプライム汚染どこまで
●学生のいない学校「国連大学」------外務省の裏金作りの道具に
●国営「穀潰し」独立行政法人------これぞ「改革偽装」の典型
●都立松沢病院------荒廃する「精神科の総本山」
●東京高等裁判所------検察べったりの「官僚司法の砦」
●無きに等しい「検視制度」------見逃される殺人事件
●日本相撲協会------何から何までカネカネカネ
●NHK------指導者不在のメディア帝国
●精神鑑定の世界------これでも日本は法治国家か