fwave海ログ

佐渡島ダイビングサービスF.WAVEの海情報

1/19ダイブログ

2017-01-19 21:35:33 | ダイビングログ
今日は「琴浦・竜王洞」でダイブしました。
(スタッフ・本間が更新)

水面水温:12℃、水底水温:13℃、透明20~15mでした。

先週末からの荒れ模様も、ひと段落。
北西風があるものの、明るい日差しも見られました。
ウネリは小さく、透明度も良いです。

水面から10mほどまでの水温は12℃台まで低下。
15m付近になると、13℃台に戻ります。
緩やかな流れがありました。

寒中らしく、静かに抜けた海中。
浅場の魚群はずいぶんと減りました。
繁茂し始めていた海藻林は、大荒れのウネリで切れたようで、思いのほかスッキリとしています。
しかーし、赤灯台の下、水深15mほどの捨石周りは潮がうまく当たり、スズメダイ・チャガラがまだまだ賑やかに群れているではうりませんか!
しばらくすると、中層に大型魚の影が数匹…80cmほどのワラサ(ブリ)です!
しばしワラサに見とれてたのですが…あらためて捨石やブロックの上をよく見ると、海底のあちこちにヒラメたちが潜んでいるのを発見。
さっと見で、10匹ほどはいるでしょうか…最大の個体は70cmを超えていそうです!
潮の当たるこの場所は、ベイト(餌)となる小魚が豊富で、ワラサもヒラメも集まってしまったんですねぇ。
「竜王洞」はビーチエントリーなんだけど、こんな大物も見られたりするので、いつもワクワクします!

小さなウネリと流れのせいか、ミノ系のウミウシは少な目でした。
その代わり、ミドリガイ系のウミウシがボチボチと出てきましたね。

15m前後の海底付近には、アミ系と思われる小型の生物が白いウンカのように群れ始めました。
水温低下に伴って増えてくる微生物ですね。
ミサキコウイカが多数見られたのも、そのせいかもしれません。
温かかった日本海ですが、これからは栄養豊富な低水温の海に変わっていきます。

見られた生物⇒

ヨウジウオ、ブリ(わらさ)、ヒラメ、クダヤガラ、スズメダイの群れ、チャガラの群れ、ウミタナゴ、ニシキハゼ、サビハゼ、メバル、キヌバリ、コブダイ、ホシササノハベラ、コケギンポ、ヒメギンポ、ハオコゼ、スイ、アイナメ、クジメ、アサヒアナハゼ、アナハゼ、トビヌメリ、クサフグ、マフグ、カワハギ、アミメハギ、

アメフラシ、クロヘリアメフラシ、コノハミドリガイ、ヒラミルミドリガイ、アズキウミウシ、ジボガウミウシ、アオウミウシ、シロウミウシ、

ミズダコ(死骸)、ミサキコウイカ(多数)、サザエ、メガイアワビ、サラサエビ、コシマガリモエビ、マナマコ、モミジガイ、イトマキヒトデ、ハナギンチャク




1/8ダイブログ

2017-01-08 23:44:00 | ダイビングログ
今日は「虫崎・兵庫崎」でアドバンスコースのダイブしました。
(スタッフ・本間が更新)

水面水温:13℃、水底水温:13℃、透明20m前後でした。

佐渡島での潜り初め。
寒中とは思えない明るい日差しと、穏やかな海です。
透明度は年末から一転。綺麗に抜けてます!
水温は年末より1℃低下しました。

水温13℃台で、ウミウシは見頃を迎えました。
エムラミノは大き目のサイズも現れ、絶好の被写体に!
綺麗なサキシマミノの見れました。

兵庫崎本体の根は、マアジの群れが不在。
その分、スズメダイの群れが根全体を覆っていました。
コブダイの若魚も多かったです。
期待したミズダコは見られませんでしたが、砂地ではマコガレイが増えて、冬らしい景観になってきています。

やや地味な魚類群ですが、カジカやアナハゼ達が産卵期を迎え、目立ってきました。
産卵行動が多様に分化しているカジカ類。
冬から春は、観察に最適な季節です。


見られた生物⇒

ダイナンウミヘビ、クロダイ、マダイ、メジナの群れ、スズメダイの群れ、チャガラの群れ、ウミタナゴ、ニシキハゼ、サビハゼ、メバル、キヌバリ、コブダイ(若魚)、イトベラ、キュウセン、ホシササノハベラ、オハグロベラ、ヒメギンポ、ヘビギンポ、ニジギンポ、ハオコゼ、スイ、アイナメ、クジメ、アサヒアナハゼ、アナハゼ、キヌカジカ、トビヌメリ、マコガレイ、クサフグ、マフグ、ヒガンフグ、カワハギ、ウマヅラハギ、アミメハギ、

アメフラシ、クロヘリアメフラシ、コノハミドリガイ、アオウミウシ、タマガワコヤナギウミウシ、コヤナギウミウシ、エムラミノウミウシ、サキシマミノウミウシ

ヒメイカ、ミサキコウイカ、サザエ、メガイアワビ、サラサエビ、コシマガリモエビ、マナマコ(多数)、モミジガイ、イトマキヒトデ、スナイソギンチャク、