こんにちは、りり子です!
えっ~、昨日母が、無事に退院致しました。
ご心配頂いた皆様には、本当に感謝いたします。
ありがとうございました。
救急車で、病院に搬送された時には、二度と歩けなくなりますよと言われ
ドコ~ンと落ち込んでしまいましたが、今は杖をつきながら歩けるくらいにまで
回復いたしましたぁ~♪
すごいでしょ?!
入院の際、看護婦さんから「個人部屋に…」と言うや否や、
「いえ大部屋でお願いします!」とつかさず答えましたので、
4人部屋をずっと使用していました。
だいたい同じくらいのお年寄りばかりが入っているので、
同じような症状の方も多く、出入りも激しかったです。
その中で、2つばかり考えさせられるお話がありました。
まず1つめは、母のように急病で入院した人や、
手のかかる患者さんがいる病室でのことです。
わたしも1日3度、母の食事の世話に行っていましたが、
同じように年老いた母親の食事の世話に来ている男性がいました。
歳は…、そうですねぇ~、40代~50代でしょうか。
この位の男性が毎日、(しかも日に3度)食事の世話に来るなんて、
仕事を持っていると絶対出来ない話ですよね?
多分、その通りだと思います。
病院は完全看護なので、基本食事の世話に行く必要はありませんが、
あまり手のかかる人は、患者さんが専門の介護人を雇っているようです。
それでないと、とても忙しい看護婦さんに頼っていたら、
いつ食事が出来るかわからないからです。
わたしも最初は、看護婦さんから雇ってはどうかと言われましたが、
母の性格を考えると、わたしが行くほうがいいと判断して、姉に手伝ってもらいながら
なんとか、続けてきました。
お陰さまで、母の症状の経過に合わせて、朝・晩2回に変更し、
最後は夜だけ行けばいいような状態まで回復しました。
しかし、その男性は、ずっと毎日毎日、3度とも食事の世話に来ていました。
なにせ、そのおばあさんは、全く食事を口にしようとしません。
当然のことながら、痩せ細っていたので、みていて辛かったです。
毎日、毎回、息子さんが「お母さん、お願いだからだべて!」と一生懸命に声をかけ、
食べさせようとしていましたが、口をあけようとしません。
たまに仕方なく口の中に無理に入れても、吐き出すか、口を動かさないので
いつまでたっても、食事が終わりません。
ある時は、ずっと眠っていて、どんなに食事をさせようとしても起きないので、
食べさせる事もできない様子でした。
大変だなぁ~とわたしも母も、小さな声で話していました。
いくら仕事をしていなくても、毎日3度の食事の世話はきついです。
ちょうど、わたしの方は、朝晩だけ食事の手伝いで済むようになった頃、
急にその息子さんが病室にパッタリと来なくなりました。
母に聞いても「わたしも変だなぁ~と思う」と言うばかりで
理由はわかりませんでした。
その頃から、だんだんそのおばあさんは、独り言が増えてきました。
ひどいときは、夜中何かを口走っているようでした。
もちろん、大きな声を出すほど元気があるわけではありませんが
母がよく「昨日の夜は眠れなかった」とぼやいていました。
たまに看護婦さんが2人でやってきて、そのおばあさんに食事を勧めたり
なにくれと面度は見ていたようです。
なにせ、自分でボタンを押して看護婦さんに何かを頼むほどの元気もないですし、
意識もどこまではっきりしているのかわかりません。
「あのおばあさん、大丈夫かな?もうすでに上の人達と交信しているように思うけど」と母に言いました。
父が亡くなる前の、雰囲気にそっくりでした。
ある日、いつもの通り、夜の食事の手伝いに病院に行くと、
あのおばあさんのベッドが空になっていました。
あれ?どこか別の病院に移ったか、別の病室に移ったのかな?と思っていると
母に、あのおばあさんはお昼頃に亡くなったのよと言われました。
その日の3時頃、母がウトウトしていると
いつも親切にしてくれる看護婦さんがやってきて、
トイレに行きましょうと言われたそうです。
「別に行きたくないんだけどなぁ」と思ったそうですが、看護婦さんが言うなら
「行っておこうか」と思い、車椅子に乗りました。
トイレから出ると、ナースステーションの前にある広場に連れて行かれました。
そこは、椅子と丸いテーブルが置いてあって、
食事時は、動ける患者さん同士がそこで食事をしたり、
それ以外は、看護婦さんと家族が話をしたりと、色々なことに使われている場所です。
「しばらくここで本でも読んでいてね」と言われ、看護婦さんはバタバタと忙しそうにいなくなりました。
何も知らない母は、何か様子が変だと感じましたが
どうしたの?と聞きづらい空気だったので仕方なく、
置いてある雑誌を広げて読んでいました。
しばらくすると、先ほどの看護婦さんが戻ってきて病室に連れて行ってくれました。
その時に、小声で「○○さんが亡くなられたの」とポツリと言われたそうです。
ビックリして「えっ?息子さんは?」と思わず看護婦さんを見上げて聞き返すと、
「もういないの。これ以上は、話せないの、内緒ね」と黙ってしまったので
それ以上、聞き返せなかったそうです。
以前、母とあの親子の話をしている時に、わたしの勘だけどあの息子さん
この世にはいない感じがすると母に言った事があります。
母はその事を、思い出して「怖い」と思ったそうです(^-^;)
息子さんも、病気で亡くなったのか、そうでないのかもわかりませんが、
彼の後を追うようにお母さんも亡くなりました。
わたしは、その病室にいながら、その息子さんと会話をしたこともありません。
でも、お母さんに食事をさせている会話だけはしっかり聞こえていたので
母を思う息子さんの気持ちを痛いほど感じていました。
なのでこの話を聞いたときは、何となく知り合いが亡くなった様な気がして、切なかったです。
食事をしてくれないと、看護婦さんによく泣きついていましたしね。
(実際泣いているような時もありました)
あのおばあさんは、途中で生きる気力をなくされていたように感じます。
それが、なくなった父とダブルのです。
でも母は、病院が嫌で、とにかく家に帰りたくて必死でしたので
どんなに身体が動かない状態でも、食事はキッチリと食べていました。
あの食事の様子を見ると、生命力が溢れていましたので
途中で、「この人は、大丈夫!」と思った位です。
もちろん、リハビリもとてもまじめにやっていました。
同じくらいに同じように骨折をしたおばあさんがいましたが
回復の速度が全く違いました。
やはり、病気(もちろん怪我も)の回復には、本人の気力もかなり関係していると感じました。
以上が長くなりましたが、1つ目のお話でした。
2つ目の話は次回にアップします。
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えっ~、昨日母が、無事に退院致しました。
ご心配頂いた皆様には、本当に感謝いたします。
ありがとうございました。
救急車で、病院に搬送された時には、二度と歩けなくなりますよと言われ
ドコ~ンと落ち込んでしまいましたが、今は杖をつきながら歩けるくらいにまで
回復いたしましたぁ~♪
すごいでしょ?!
入院の際、看護婦さんから「個人部屋に…」と言うや否や、
「いえ大部屋でお願いします!」とつかさず答えましたので、
4人部屋をずっと使用していました。
だいたい同じくらいのお年寄りばかりが入っているので、
同じような症状の方も多く、出入りも激しかったです。
その中で、2つばかり考えさせられるお話がありました。
まず1つめは、母のように急病で入院した人や、
手のかかる患者さんがいる病室でのことです。
わたしも1日3度、母の食事の世話に行っていましたが、
同じように年老いた母親の食事の世話に来ている男性がいました。
歳は…、そうですねぇ~、40代~50代でしょうか。
この位の男性が毎日、(しかも日に3度)食事の世話に来るなんて、
仕事を持っていると絶対出来ない話ですよね?
多分、その通りだと思います。
病院は完全看護なので、基本食事の世話に行く必要はありませんが、
あまり手のかかる人は、患者さんが専門の介護人を雇っているようです。
それでないと、とても忙しい看護婦さんに頼っていたら、
いつ食事が出来るかわからないからです。
わたしも最初は、看護婦さんから雇ってはどうかと言われましたが、
母の性格を考えると、わたしが行くほうがいいと判断して、姉に手伝ってもらいながら
なんとか、続けてきました。
お陰さまで、母の症状の経過に合わせて、朝・晩2回に変更し、
最後は夜だけ行けばいいような状態まで回復しました。
しかし、その男性は、ずっと毎日毎日、3度とも食事の世話に来ていました。
なにせ、そのおばあさんは、全く食事を口にしようとしません。
当然のことながら、痩せ細っていたので、みていて辛かったです。
毎日、毎回、息子さんが「お母さん、お願いだからだべて!」と一生懸命に声をかけ、
食べさせようとしていましたが、口をあけようとしません。
たまに仕方なく口の中に無理に入れても、吐き出すか、口を動かさないので
いつまでたっても、食事が終わりません。
ある時は、ずっと眠っていて、どんなに食事をさせようとしても起きないので、
食べさせる事もできない様子でした。
大変だなぁ~とわたしも母も、小さな声で話していました。
いくら仕事をしていなくても、毎日3度の食事の世話はきついです。
ちょうど、わたしの方は、朝晩だけ食事の手伝いで済むようになった頃、
急にその息子さんが病室にパッタリと来なくなりました。
母に聞いても「わたしも変だなぁ~と思う」と言うばかりで
理由はわかりませんでした。
その頃から、だんだんそのおばあさんは、独り言が増えてきました。
ひどいときは、夜中何かを口走っているようでした。
もちろん、大きな声を出すほど元気があるわけではありませんが
母がよく「昨日の夜は眠れなかった」とぼやいていました。
たまに看護婦さんが2人でやってきて、そのおばあさんに食事を勧めたり
なにくれと面度は見ていたようです。
なにせ、自分でボタンを押して看護婦さんに何かを頼むほどの元気もないですし、
意識もどこまではっきりしているのかわかりません。
「あのおばあさん、大丈夫かな?もうすでに上の人達と交信しているように思うけど」と母に言いました。
父が亡くなる前の、雰囲気にそっくりでした。
ある日、いつもの通り、夜の食事の手伝いに病院に行くと、
あのおばあさんのベッドが空になっていました。
あれ?どこか別の病院に移ったか、別の病室に移ったのかな?と思っていると
母に、あのおばあさんはお昼頃に亡くなったのよと言われました。
その日の3時頃、母がウトウトしていると
いつも親切にしてくれる看護婦さんがやってきて、
トイレに行きましょうと言われたそうです。
「別に行きたくないんだけどなぁ」と思ったそうですが、看護婦さんが言うなら
「行っておこうか」と思い、車椅子に乗りました。
トイレから出ると、ナースステーションの前にある広場に連れて行かれました。
そこは、椅子と丸いテーブルが置いてあって、
食事時は、動ける患者さん同士がそこで食事をしたり、
それ以外は、看護婦さんと家族が話をしたりと、色々なことに使われている場所です。
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何も知らない母は、何か様子が変だと感じましたが
どうしたの?と聞きづらい空気だったので仕方なく、
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しばらくすると、先ほどの看護婦さんが戻ってきて病室に連れて行ってくれました。
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息子さんも、病気で亡くなったのか、そうでないのかもわかりませんが、
彼の後を追うようにお母さんも亡くなりました。
わたしは、その病室にいながら、その息子さんと会話をしたこともありません。
でも、お母さんに食事をさせている会話だけはしっかり聞こえていたので
母を思う息子さんの気持ちを痛いほど感じていました。
なのでこの話を聞いたときは、何となく知り合いが亡くなった様な気がして、切なかったです。
食事をしてくれないと、看護婦さんによく泣きついていましたしね。
(実際泣いているような時もありました)
あのおばあさんは、途中で生きる気力をなくされていたように感じます。
それが、なくなった父とダブルのです。
でも母は、病院が嫌で、とにかく家に帰りたくて必死でしたので
どんなに身体が動かない状態でも、食事はキッチリと食べていました。
あの食事の様子を見ると、生命力が溢れていましたので
途中で、「この人は、大丈夫!」と思った位です。
もちろん、リハビリもとてもまじめにやっていました。
同じくらいに同じように骨折をしたおばあさんがいましたが
回復の速度が全く違いました。
やはり、病気(もちろん怪我も)の回復には、本人の気力もかなり関係していると感じました。
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