1月12日 同窓会関西支部の賀詞交歓会が行われた。
賀詞交歓会の前に行われた講演会では、九州大学生体防御医学研究所の中山敬一教授が「ガン生存率AI(人工知能)で予測」と題して講演された。
講演内容は「9000人の乳がん患者の遺伝子発現データを解析して、生存率の予測に使える184個の遺伝子を固定した。さらに 二つのAIの手法をを組み合わせて、23個の遺伝子からなる予後予測スコアリングシステムを開発した。このシステムは、ほとんど全ての乳がん患者の生存率を正確に予測することができる」という内容だ。
現在 ステージ1のガン患者の5年後の生存率は90%(?)と言われているが、上記の23個の遺伝子を解析すると、ステージ1の患者の生存率は一律ではなく 長いものから短いものまで広く分布しておりステージ1だからといって安心できるものではないそうだ。反対のステージ4だからと言って全員が短い生存率とは限らないということになる。
要するに、将来AIによって乳がんだけでなく、その他の様々ながん患者に対する適切な治療選択を容易にするとともに、あらかじめ遺伝子を調べることでがんにかかりやすいかどうかもわかるという話である。
「自分の大腸がんはステージ1だった」と安易に考えていた自分への警鐘でもあった。
続いて行われた賀詞交歓会ではNACHTが演奏した。
今回はマンドリンクラブOBのNさんにギター伴奏で参加してもらい一味違うステージとなった。
ただし、NACHTの出番はいつもながら一番最後である。
九州出身の仲間たちは飲み放題の酒を我慢するのがなかなか難しい。
最初のうちは、「今日は歌を歌うのだから、酒は控えよう」と心に決めていても、そのうちに「まあ 少しだけならいいか・・」ということになってしまう。
結果 歌の方は相変わらず反省ばかり。
いつもは最後に応援団のOBが中締めをお行うのだが、この日は欠席したため我々が学生歌の合唱で会を締めくくった。
YouTube https://youtu.be/uY7rSLDqmUg