早春の伊豆の旅
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昨年から今年の初めにかけて、「会社の年金基金が保有する伊豆の保養所を3月いっぱいで閉鎖するので、せいぜい利用してほしい」という依頼文書が年金受給者に送ってきた。保養所は何度か利用したことはあるが、まだ伊豆の保養者は行ったことがないというかみさんのたっての希望で、3月7日から二泊三日の早春の伊豆を旅してきた。
河津桜も一度見たいとは前から思っていた。
レンタカーを利用したいと思ってはいたが、「心配だからやめて・・」というかみさんに負けて、バスとタクシーで。
1週間前から、毎日見る天気予報は何度見ても雨模様。特に今回は春の嵐らしい。
初日は昼ごろ熱海について、予約していた熱海市内と十国峠を回る観光バスに乗車。天気は曇り。大きな観光バスに乗客は4組8名。コースは熱海駅⇒後楽園(熱海ロープウエイ)⇒来宮神社⇒熱海梅園⇒十国峠⇒熱海駅。ずっと曇り空ではあったが、十国峠から望む富士山は、それでも薄らと姿を見せてくれた。
十国峠は高校の修学旅行依頼かな?
二日目は雨の中を観光バスで、伊豆高原駅⇒稲取(吊るし雛飾り)⇒河津桜まつり⇒常連の滝⇒伊東駅というコース。
一番の目的地・河津桜はピークは過ぎてはいたが、河津川沿いに植えられた桜並木は噂通りの眺めであった。晴天だったらもっと美しかっただろう。石川さゆりが歌う「天城越え」にも出てくる「浄蓮の滝」は歌詞さながらの激しい水しぶきを上げていた。滝までの急で長い階段は、行きはよいよい帰りは何とかで、足に応えた。
そして三日目は 手ごろなところで 熱海のMOA美術館見物ということで伊豆の旅は終わった。
あいにくの天候の伊豆の旅ではあったが、目的の保養所ではうまい食事と温泉で満足した。
写真 https://blog.goo.ne.jp/photo/409006