今年も西宮オカリナフェステイバルに参加しました

３月２９日（日）西宮市市民交流センターで開催された第４回西宮オカリナフェステイバルに今年もジョイフルとMOEの両

サークルが参加しました。

MOEの曲目は「学生時代」とAKA48の歌「桜のしおり」の２曲。今回は正月からこの２曲に絞って徹底的に練習したおかげ

で、メンバーの満足度はこれまでで一番。この練習を通じてまた一つレベルアップしたように感じる。

ジョイフルは「The Rose],「アメイジンググレイス」と「悲しき天使」の３曲。こちらも練習量はこれまで以上に豊富だっ

たせいで、こちらもまずまずの出来。ジョイフルは伴奏をお願いしているNさんが、ピアノ、ヘルマンハープ、指揮と３曲そ

れぞれ異なる役割をこなしていただき大奮闘であった。

演奏ビデオをYouTubeで　MOE : https://youtu.be/ScRUwYdARsQ
　　　　　　　　　　　 ジョイフル : https://youtu.be/VayR7J2hJlw

　　　
　　　　　　　　　　　MOE　　　　　　　　　　　　　　　　　ジョイフル

懐かしの無声映画

３月２２日武庫公民館で上映された無声映画「番場の忠太郎『瞼の母』」を見に行った。

無声映画を実際に見るのは何年振りだろうか。前に見たのは少なくとも５０年より昔だろう。

今回の出し物は番場の忠太郎で有名な「瞼の母」。主演は片岡千恵像、沢村春子、山田五十鈴などなど。

この映画は昭和６年に京都探撮影所で撮影されたもので、弁士は関西ではたった一人になってしまったという井上陽一氏

（７７歳）。

無声映画はトランペットやピアノ・ドラム・三味線などの楽隊がスクリーンの前で演奏し、その横で弁士がしゃべるという

のが本来の姿ではあるが今日は映像と一緒に音楽もデジタル録音されていた。

井上さんの話では、関西の活動弁士は今や自分ひとりになってしまい後継者がいないという。いずれ近いうちに消えてしま

うのだろうか。

観客はさすがに高齢者ばかり。熱の入った活弁に８０分間聴き入った。登場人物ごとにその声を変えるが、年をとるにつれ

て女の声を出すのがきつくなるとか。と言いながらも　当時１５歳だった山田五十鈴の声はなかなかのものであった。

映画はもちろんアメリカから渡ってきたものだが、アメリカの無声映画はバックに音楽が流れるだけだが、日本ではそれに

加えて弁士がしゃべる。どう考えてもこの方がわかりやすい。


左が忠太郎の妹役の山田五十鈴




弁士の井上陽一氏