日帰りバスツアーの
「一休寺と宇治でひとやすみ」
に参加してきました。
ゴールデンウイークも仕事、バイトの
私と娘のちょっと遅れた休日です。
最初は、京田辺市にある、
一休禅師が晩年を過ごされた
一休寺こと「酬恩庵」を訪れました。
枯山水の石庭を眺めながら、
法話を拝聴します。
息子さんが買ってきた4匹のカレイを見て、
ご主人は「四カレイ=死カレイ」と叱った。
そこへ来た一休さんは、
「シカレイではなく、ヨカレイ=良かれい」だと諭した。
人は、己を他と比べて、
もっと美男美女に生まれればとか、
お金持ちに生まれれば・・・・と
不平不満を言う。
今日からは、「良かれ、良かれ」で、
何事も、前向きに捉えましょうと、話されたました。
新緑の爽やかさとともに、
心に深く染み入りました。
庭には一休さんのとんち話にちなみ、
こんな立て札の立った橋も・・・
禅師は、臨終の際、「死にとうない」と言ったそうですが、
戒律や形式にとらわれない人間くさい生き方を、
最後の最後まで貫き通した人だと思いました。
一休寺の事は、あまり知らなかっのですが、
今日は目と心を豊かにさせていただきました。