ガチャピンのHAPPY LIFE 2

日常生活で感じたままに綴っています。

「フランケンシュタイン-cry for the moon-」

2022-02-27 23:58:29 | 舞台、映画観賞
またまた、私の個人的な備忘録です…

もう1月前のことになりますね…
1月は東京、大阪で舞台「フランケンシュタイン-cry for the moon-」を
観劇してきました。

19世紀、若き科学者ビクター・フランケンシュタインは
死体をよみがえらせるという禁忌をおかした実験の結果、
“怪物”を生み出す…
怪物はビクターの手にはおえない怪力を持ち、町に飛び出してしまう…
意思の疎通も図れない赤ん坊のような怪物は、その容貌から人々から疎まれる中で
盲目の娘アガサと出会う…
心の目で感じとるアガサによって、怪物は喜怒哀楽を覚え、“愛”、そして“家族”に憧れる…

“怪物”を演じるのはかいちゃんこと七海ひろきさん。
フランケンシュタインというと、
どうしてもつぎはぎの縫目、ボルトなどの容貌を思い浮かべてしまうのですが…
かいちゃんの“怪物”も首に傷、右手は変色して異様な大きさなのですが…
哀しみの中に美しさを漂わせた“怪物”でしたね。
“怪物”はまだ言葉も話せない状態でアガサに出会い、
言葉や知識をぐんぐん吸収し、感情も豊かに“成長”していきます。
赤ん坊が少年に、少年から青年へとみるみる成長していく過程を
かいちゃんは、透明感を持って演じてましたね、すごく魅力的に…
これが、演出家錦織一清さんの目指したものなんですよね…
「怪物を演じていても七海さんに見えたほうがいいと思う」と…
声のトーン、佇まいなどで“怪物”の心の成長も、
痛いほど観ている側に伝わりました…
かいちゃん、いい役者さんになりましたね。

アガサを演じたのはやはり元宝塚男役の彩凪翔さん。
これが退団後の初舞台でしたが、素敵にアガサを演じてみえましたね。
まるで、“怪物”を大きな愛で包み込む聖母マリアのようでしたね。
宝塚時代の彩凪翔さんはあまり存じ上げないのですが、
カッコいい男役さんだったそうで(これはかいちゃんのディナーショーで拝見済み)
女優さんとしてもすごく綺麗でした!

この舞台の出演者は8名のみ…
何役かを演じ分けらる俳優さんも素晴らしかったですし、
シンプルな舞台美術が活かされていて、
休憩無しの2時間ですが、舞台に引き込まれてアッという間に感じらました。
最後はアガサの家族に迎えられて…ハッピーエンドになりますが
ヒューマンストーリーというか、結末に心が温かくなり、
このコロナ禍だからこそ、人との繋がりを大事にしたい…
そんな想いを強くする舞台でしたね…

東京公園は紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAだったのですが、
一番最初の観劇がソワレ、夜公演で、地図は頭にいれたはずですが…
やはり迷いました…
新宿は苦手です( ̄▽ ̄;)しかも夜は、全く雰囲気が変わるのでわからず…
最初に駅近くにいた係員?のような方に聞いたのですが…
どうも方角が違っていて…私もスマホの地図から離れていくので?と思い、方向転換して、
すごい遠回りしてやっと見つけて…席に着いたら直ぐ幕が上がりました…( ̄▽ ̄;)
2回目はその翌日、かいちゃんのお誕生日の日の観劇!
前の日の帰り、道をしっかり確認しながらホテルに戻ったので
翌日は迷わず劇場に辿り着けました( ´∀` )b
上演後に共演者さんからサプライズで、ハッピーバースデーの花束を
もらうかいちゃんの笑顔が素敵でしたね~。

大阪はCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールでの上演、
こちらは何度か来ているので、迷うことなく…
大阪1回目の観劇はかいちゃんと彩凪翔さんとの合同ファンミに合わせた日に…
2回目は大千秋楽の日に…
回を追う毎に、かいちゃんの“怪物”も進化していた様な気がします…

でも、2月のオミクロン株の感染拡大を思うと、
全ての舞台を完走できたこと、本当によかったなぁ~と思います。
座長として、かいちゃん、様々な重圧も感じていた事でしょうが、
この舞台経験を通して、また俳優として成長したかいちゃんに
次に逢える日を楽しみにしています…

この舞台、かいちゃん主演だからもちろん観に行ったのですが、
今回はプラス…演出家が錦織一清さん、ニッキだったことも大きいですね…
かいちゃんや他の俳優さんからも稽古中の演出家ニッキの様子が
いろいろ聞けたのも嬉しかったし、
かいちゃんとニッキの対談もありましたね…

本当はニッキの姿も舞台の上で観たいのですが…
それはそのうちに叶うといいなぁ~。
完全にミーハー的備忘録でした…
コメント
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