お見舞い

本格的なゴールデンウィーク明けは、来週になるせいか
今日も道路は空いていて、通勤道路は快調！

利用者さんがデイに到着された後、電話が鳴った…
以前、ご利用されていたＨさんの娘様から…
お母様、つまりＨさんの奥様の体調が悪いことは
所長から聞いていたのだが…「所長さんにお世話になったので、
一度お会いしてお礼が言いたい」との娘さんからの伝言だった…

実は私もＨさんの奥様とは送迎時にお話をしたり、
また、ご利用が終わった後に施設からのご利用御礼の手紙を書いたりしていて…
そのご縁で、Ｈさんが亡くなられた後に電話を下さったり、
また、認知症のご家族がいる方を紹介してもよいか等…時折り
ご連絡を下さっていた…「お元気ですか？」と伺うと、
「まだ、自転車に乗って仕事してるわよ」とハツラツと話してくださる方で…
化粧品関係の仕事をしている方で、顧客の多さから、
なかなか引退させてもらえないのよ…と笑いながら仰っていたっけ…
近くに来たら寄ってね…と、言われていたけれど、
なかなか機会もなく…送迎で近くを通ることはあっても、利用者さんを乗せていたりと…
でも、あっＨさんの近くだなぁ～、どうしてみえるかなぁ～と、気にはなっていた…

なので、電話を受けて、ちょうど銀行などに行く用事があったので、
その足でＨさんのお宅をお訪ねしました…

ベッドに横になったＨさんの奥様は少し痩せられていましたが、
私の名前もしっかり覚えていてくださり、笑顔を見せてくださいました。
「貴女の手紙、字がきれいで…嬉しかったのよ」とも…
いつも最後の領収書を送付する際に、お手紙を添えています…
こんな風に言っていただけると、私の方が涙が出そうでした…

Ｈさんの奥様、どうぞお大事になさって下さいね…
利用者さんだけでなく、ご家族にも寄り添う…
なかなか難しいのですが、これからもこの気持ちを忘れずに、
仕事を続けていこうと思った帰り道でした…