Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

古民家

2006年11月02日 | ブログ

突然ですがーーー知り合いの大工さんから、古民家の材料をストックしているので誰か使わんかーと連絡がありました。所謂、リユース」です。

詳しく書きますと、滋賀県の高島っていう所(琵琶湖の西側で真中より北です)で、150年前からあった民家が解体されるということで 大工さんがもったいないので 全て丁寧に1本1本手作業で解体し、1棟分使えるように保管している材料があるので誰かこの材料使って建てないか~ということなのです。屋根は瓦葺きの民家だったようですが、新しく使う場合にはどんな屋根でもOKです。(地域によって制限が出ます:法律にて決定) 材料も部分的に使うもよし(要相談)、丸ごと使うもよしです。

考えて見てください!今の日本の住宅の平均寿命って知っていますか? なんと約25年ですよ! ローンが終わるか終わらないかで 建て直しているのが現実です。それが150年持っている住宅。江戸時代の終わりごろの住宅が最近まで健在だったということは凄いことですよね。一家の主の時代が平均30年くらいとしても5代は使用していたわけです。しかも今は手に入らないような、大きい断面の木などもあります。滋賀の北のほうは雪が多いので部材が大きいのです。この古民家に現在の仕様を当てはめて「耐震性」や「耐風性」を確保した設計とします。必要なところを検討し補強します。もちろん、まったく元のとおりに建てる必要などなく、自分の好きなようにアレンジして必要なところは新しい材料を使って建てるのです。要は古民家の材料を使って自由に自分の家をつくる!

僕に設計を依頼されて、一緒に仕事が出来るのがベストではありますが(やってみたい気持ちは大~)、材料だけが欲しいという希望者がいれば、大工さんに言って材料だけでも売ってもらえると思います。なんか商売の話みたいになりましたが、そういうのではなく、こういう材料を使った住宅って面白そうだから誰か実現してくれないかなぁ~と思い、書いています。ぜひ、建てたい人、材料だけでも欲しい人がいれば 連絡下さい。

連絡先は genplan@apricot.ocn.ne.jp  Gen建築設計所までメールにてお願いします。


ゆにばっぷ(その2)

2006年11月02日 | ブログ

昨日は「ゆにばっぷ」の定例会議で終わった後は懇親会~。定例会議の後半に悪質リフォームの世の中に出ていない典型的な例として事例紹介。

http://blog.so-net.ne.jp/yoshimura/ ←詳しくはココ:芳村さんのブログ参照。これは凄く確信をついている事例。是非、見てみてください。  話はもとにもどして、懇親会でゲンちゃん俺のセリフをブログで使ったなぁ~と冗談交じりで言われた、「自殺」のところで書いていた赤文字の人に聞いた話とは芳村さんから聞いた話でした。

名前が出てきたから書きますよ~。読んで怒らないでくださいねェ~。「芳村幸司」この人には、かなりお世話になっております。もともと芳村さんの講義を聴いて、すごい人がいるもんだ!と思っていたところ、「ゆにばっぷ」で講師養成セミナーなるものがあるとの情報を得て、芳村さんがいるところなら~ということで「ゆにばっぷ」の門をたたいたのが今、「ゆにばっぷ」に所属しているきっかけです。人に教える教育を受けてない僕が専門学校で教えていながら どこかしっくりきていなかったので、そういうことを一度ちゃんとしとかなくっちゃ~と思って何も考えずにセミナーに申込み受講し、現在に至る~なのです。その時は今みたいに様々なことに参加することになるとは 夢にも思っていなかったのですが・・・ある意味、縁があったのでしょうね、詳しくはまた別の機会に書きますが、この縁も深くなるには、お酒が絡んでいるので やはりお酒ってコミュニケーションの手段として有効か?

僕が、FJCの検定対策セミナーなんて恐れ多くも出来ているのは 芳村さんに教わったことを教えているだけです。(ネタはパクっていまーす:最近は独自のネタを少しは使うようにしていますが・・・) そうそう、この間の130名ぐらいの受講のセミナーの主催者の方からお礼の連絡が事務局にありまして、こういうのって 凄く励みになります。こちらこそ、ありがとうございました~という感じです。 

芳村さんは全国の色んなところで講義をしておられ、FCJ等、その道では有名な人なのです(本も出しておられます:ブログ参照)。 簡単に書きますと、この人の行動には「私利私欲」がない! 自分が良いと思うことに対して行動し、実現していく! この実行力は凄い! とココまで書いてブログで個人名を出すな~と怒られそうに感じてきたので、もう止めておこうかなぁ~。 いやいや、太腹な人なので これくらいでは 怒らないか。 「ゆにばっぷ」のメンバーの方々には 他の方にもお世話になっております。(ここで書いたら怒られるか?) 車椅子にも乗せてもらったことがありますから~? これは、また別の機会に詳しく~。