Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

ガンバレ高校球児!

2018年03月25日 | スポーツ

春のセンバツ高校野球が始まった。
昨日の試合では面白い野球が観られた。
滋賀県代表の膳所高校はデータ分析して、
その守備位置を大胆に変えるという戦法を
用いてヒット性のあたりを平凡な外野フライの
ように守っていた。
 
まるで、マンガの「キャプテン」の金星高校の
ようだった。マネージャーがパソコンでデータを
入れて守備位置を変えるという。ヒット性の打球が
ことごとく守られる。新しい試みで面白い野球で
あった。
 
今日の第一試合の明徳義塾(高地)×中央学院(千葉)
は劇的な試合であった。8回表に中央学院が逆転し、
勝利目前の9回裏ツーアウトからヒットと死球、
その後にサヨナラ逆転のホームランで決まった。
とてつもなく、いい試合であった。
 
よく言われるが、高校野球の良いところは、
トーナメントであり、負けたら終わりという潔さに
ある。その裏に練習で耐えてきた時間があり、仲間が
いる。そして何でも吸収できる青春時代のど真ん中に
打ち込んでいる姿が目に浮かぶ。怪我もあるし、
思い通りにいかないこともあるだろう。
  
その時代の精神の危うさのようなものも試合中にでる。
まさに、何が起こるかわからないのが高校野球なのだ。
いいピッチングをしていても突如崩れたり、打てない
4番が最後にホームランを放ち勝利したりする。
 
甲子園に来る高校になるとかなりの時間を野球に使って
いるところがほとんどであると思うし、その時間が、
彼らの今後、生きていくうえでの財産になると思う。
 
春はまだ夏があるという気持ちがどこかにあると思う。
ただし、今、出場していない高校も甲子園は出られて
ないが、着々と練習をして夏の甲子園を狙っている。
3年間という期間限定で、3年の夏に負ければ高校生
の野球は終わる。まだ夏がある。ガンバレ高校球児。
 
そして、春の選抜は始まったばかり。
今後の試合にも期待しているのだ。
何回も言う、ガンバレ高校球児!!!