Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

普通

2007年12月15日 | ブログ

住宅の設計をして いざ現場へ~と張り切って臨むときにとてもモチベーションが下がる言葉がある。 「普通はこうします」「普通にやっています」・・・

 

はぁ~???である。「普通」ってなんだ。多分、職人さんや施工者としての経験している多数のことであって、それが果たして「普通」なのであろうか? それが正しいのであろうか? こちらは知恵を絞ったり、どのようにしたらいいかを一生懸命考えてこれが今の状況ではベストと思っていることを現場にぶつけているのであるが・・・。

 

「そんなことはしたことがない」と なんの疑問も持たず「普通」がいいと思われている。ちょっと考えればわかるようなことでも慣例にならって何の疑問も持たない。もう少し仕事を楽しめば、もっと真剣に取り組めば「普通」以外にも可能性があり、もっといいものが出来るはず。こんなささいなことであるが、現場では「普通」と何度も衝突している。

 

そのときに理解してもらった方達とはその後もいろいろと繋がっていくが、「面倒なことや」などと思われた人とはその現場で終わってしまう。このあたりはモノづくりに関する姿勢の問題だと思っている。嫌がられても うっとしいがられても、「普通」でないものには可能性があるのだ。理論的に考えても「普通」がいいとは思われないことが 「普通」に行われている。おかしな話だ。

 

疑問に思ったことを追求していくと「普通」ではなくなることが多々ある。ましてや美しさなど人によって様々だ。ただ、どんな人が見ても「いいね」と思えることはあるはずだ。いや、すべての人によいとは思ってもらわなくても住まい手、つくり手がよいと思えばそれでいいはずである。「いいものをつくりたい」、ただ、それだけの気持ちである。


薬代

2007年12月14日 | ブログ

今日、降圧剤がなくなったので病院へ行く。インフルエンザの予防接種だろうか、病院は子供でいっぱい。みな、元気そうなので多分そうだろう。それはそれでいいのである。話はここからおかしくなる。人がいっぱいなので受付のおねえさんが、「今日は込んでいるのでいつものお薬を出すだけにしておきましょうか。」といわれたので、お、そんなことが出来るのかと二つ返事で了解した。

 

いつもは問診があって血圧を測っていつもの注意事項を聞かされて~5分ぐらいで終わって1400円前後。これは高いと思っていた。今日は問診も何もないし、薬の発注だけなので絶対にいつもより安いと思っていた。ところが薬の用紙をもらうときに「1450円です」・・・・。

 

むむむ、なぜにそれだけ取られるのか? 疑問に思ったが、何もいえずそのまま支払ったが、おかしい。何もしていないのにいつもと同じ料金とは医療機関の報酬計算はどうなっているのか?なんか○○が何点、てな感じでそれらしく書いてあるが、なんもしていないではないか。病院は薬の問屋か。中間マージンが発生するのか~。

 

んでもって、薬が1350円。薬のほうが安いやん。おかしい、おかしい、なんでやねん。これが28日分の薬だから、28日後には またこれと同じ値段がかかる。合計 2800円~。血圧を正常値にするために1日100円かかるのだ。ということは1年で36,500円、10年で365,000円もかかる。あと30年生きたとしたら100万円を超えるではないか!!!しかもその間に悪化して薬代が高くなったらもっとかかるではないか!!!

 

なんということだ。ボクは知らぬ間に、何もしなくても1日100円かかる人間になってしまったのだ。あ~健康な身体を取り戻したい。


本の紹介(その10)

2007年12月13日 | ブログ

先週末は風邪をひいて寝込んでいた。今週はバタバタと仕事をしていてなかなかブログアップできず。 でも本は読んでいた~。この秋は結構たくさん読んでいるのですが、その中の1冊を紹介。図書館で偶然見つけて思わず借りてしまった、なつかしい人の本です。

 

20071213160234「 ル・コルビュジエの勇気ある住宅」 安藤忠雄 著  新潮社 1400円

コルビュジエについては http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%A5%E3%82%B8%E3%82%A8 参照してください。

 

コルビュジエについては多くの本が出ているので、いまさらという感じですが、写真が多く、とても楽しみながら一気に読んでしまった。20代にフランスへ行ったときに コルビュジエの建物を見てまわって、感動したことがよみがえってきます。ボクにとっては元気の出る本。やっぱり、コルビュジエはいい~。思わず、事務所にある「コルビュジエ全作品集」を開いてみてしまった。


全国大会

2007年12月06日 | NPO活動

福祉住環境ネットワーク会議 in盛岡 の全国大会が終了しました。かなりの盛り上がりがり、ボクとしては気持ちも記憶も吹飛んでしまい、写真もあまり取れずということでその状況は開催地の代表の大志田さんのブログ http://blog.livedoor.jp/shinya0821oshida/ 、高知の代表の笹岡さんのブログ http://uhouho.cocolog-nifty.com/ そのNPOのブログ http://npofukuneko.blog89.fc2.com/ ,  徳島のブログ http://awaglocalnet.jugem.jp/ を見ていただければ そのときの感動と興奮が伝わってくると思いますのでのぞいてみて下さい。(手を抜いた訳ではありませんので・・・汗)

 

「ゆにばっぷ」としては 前夜祭に出席した先発隊メンバーの様々なアクシデントがあり、それは後ほどアップしようと思っています。全国から様々な人たちが参加し、いろんな成果がでてきた1年だと思います。全国から60名弱ぐらいの方々が参加しました。これほど盛り上がる大会も他にはないのでは~と思っています。

 

とにかく本音で話が出来るから楽しくて面白い。ボクの行動するときの選択の基準が「楽しく、面白い」なのです。このメンバーにふさわしい言葉を「宮澤賢治」がいっていたのでちょっと載せておきます。

20071130153922 「われらに要るものは   銀河を包む   透明な意思   巨きな力と   熱である」 

 

我々に必要なものは 大きく、純粋な心と意思、一人では実現できないことでも皆で協力することにより力を発揮し、そして持続、継続し、ポジティブな熱い気持ちを持つ・・・これらを兼ね備えた人たちの集まりが「福祉住環境ネットワーク会議」だと思う。そしてそれに参加できる自分に、改めて、「縁」というものの大切さを感じる。

 

20071130113457 少~し、おいしいものの紹介。行きの仙台にて「利休」の牛タンを食す。関西では見られない牛タンの厚みと旨みに感動。めちゃうまい!!!

20071202033654 3大麺ということで「わんこそば」「じゃじゃ麺」「盛岡冷麺」があるそうだが、「わんこそば」以外は制覇。というか「わんこそば」チャレンジしたかった・・・これが、心残り。(個人の都合により参加できず)しかし、「盛岡冷麺」!!!今まで食べた冷麺の中で一番美味しかった。最高です~!!!   焼肉も美味しい~。