Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

時代

2007年12月18日 | ブログ

20代、必死になってムキになって仕事をした時代。講演会、展示会も頻繁に行ったし、何よりも建物をたくさん見に行った。写真もたくさん撮ったが、スケッチブックを片手にスケッチ旅行などもいった時代。貪欲に建築のことを知ろうとした時代。残業時間180時間のときもあったし、2日おきに徹夜して1週間過ごしても大丈夫だった時代。図面が汚いといわれれば、クシャクシャにしてむきになって書き直した時代。全ての行動が、建築中心だった時代。一生懸命に仕事したし、ムチャクチャ酒を飲んだ時代。若かった・・・。

 

30代、事務所を開設して、いろんなところに顔を出し、ネットワークを築いた時代。このときに知り合った方々は自分にとって貴重なアドバイスをくれる人が多い。人に教えるというような大それたことをするようになったのもこの時代。独立して仕事の大切さ、大変さを実感した。あまりにも仕事がないのでアルバイトニュースを買って真剣にアルバイトをしようかと思ったときもあった。設計という仕事で1ヶ月に1円の金も稼げないということもあった。

 

30代は、家族に迷惑をかけた。が、しかし辛抱強く見守ってくれた。感謝している。仕事がなかった時代、30代前半、チャンスがあればものしようと無理をして結局、ケンカ別れし、なにも収入のないときもあった。このとき以来、契約をしないと基本的には図面を書かないようになった。30代は混沌とした時代、自分自身いろいろとさまよっている時代。あるクライアントからは「建築にしがみついているようだ」といわれたこともあった。実際に建築が好きであるし、それで生活したいし、しがみついているように見えたかも知れない。しかし、あきらめられない。しかたがない、建築が好きなのである。

 

そして40代にはいった。そろそろ、膨張した行動を絞って生きたい。的を絞って仕事をしていきたい。何でも出来るというのは、何の個性もないのと同じで人から見ると何の魅力もないのだ。40代は魅力ある仕事をしたい。子供に自慢できる仕事をしたい。親の背中をみて子供が、成長できるような親になりたい。そんな姿を見せたい・・・。


風呂

2007年12月18日 | ブログ

温泉のでる銭湯(スーパー銭湯というのだろうか)などに行くと7才以上の子供は異性のほうへは入浴しないで下さい、というようなところがある。まあ、今の日本の状況じゃあ、どんな人がいるかわからないので 納得できる。

 

それは別にいいのである。問題はというか疑問は娘がいつまで一緒にお風呂に入ってくれるのだろうか?ということである。小学3年生の現在はまだ一緒に入ってくれる。息子はいつでも一緒に入ることが出来るのでいいのである。娘からは いつかきっといきなり、「お父さんとは一緒にお風呂に入らない」などと言われ、それ以来入れなくなるのだろうなぁ~。そうしてそうして、一般的には一時期 嫌われるのでしょうね~。そう考えるとなんか寂しい。。。


あせる

2007年12月18日 | ブログ

気が付けばもう今日は18日。なんと今年ももう少しで終わってしまう。年末は焦る。毎年いつまでに仕事を終えて、掃除してと計画を立てるのだが、ことごとく予定がくるってしまう。そういいながら、根がのんびりした性格なので・・・仕方がないとなってしまう。

 

この正月には「新春マラソン大会」に出場する。もちろん、ボクではなく、子供である。1、4KMとマラソンといえるかどうかという距離だが、前回校内マラソンで気をよくしている息子は出る気満々。バスケットをしている娘はマラソンが苦手なようでずっと渋っていたのだが、バスケットのメンバーが全員出るということで参加表明した。

 

あれほど渋っていたのに、でるとなるといきなり考え方がかわるようで、「練習、練習」と言い出した。この気持ちの切り替えのすばやさは誰に似たのだろうか?こういうところは子供から教えられるところである。元旦からマラソン大会を見に行くのが楽しみ~。問題は起きられるかどうか・・・である。

 

004 写真は去年の正月に京都の嵐山で人力車に乗ったときの写真。運転手?のお兄さんが個性的できびきびしていて、なかなか感じがよかった。この写真をよ~く見るとボクは丸ボーズだったのですね~。大晦日に仕事していて、来年こそはがんばろうと気合を入れた結果なのですが、約2年経っても変わっていない。。。

 

今日、ようやく年賀状の印刷を発注。今頃~なようですが、だいたい正月に年賀状を書いていることが多いので十分間に合うのです?(世間一般的にはおそい!)明日はゆにばっぷの忘年会。もちろん、何もかも忘れて 飲みます。。。


コンクリート

2007年12月17日 | うんちく・小ネタ

20071217135544 事務所はコンクリート打ち放しの仕上である。外部、内部とも~。これが・・・。コンクリートという材料自体は自由度があってすきなのですが、断熱材の入っていないコンクリートの寒さ いや、冷たさには毎年思いやられる。

 

そもそもコンクリートというのは熱を溜める(蓄熱)する性質があるのでありまする。まあ、人間がつくりえる石と同じだと思っていただいてもよろしいかと。石というと石焼ビビンバ、石焼きいも(なぜか、食べ物しか思いつかない)などに登場するように熱を溜めてその熱を放出することによって暖かさを維持していますよね~。

 

熱というのは暖かいのもそうなのですが、冷たいのも熱なのです。ということは、冷たい熱も蓄熱するのです。だから~外が寒くなると冷たい温度をコンクリートはせっせと溜めて室内に放出するのです。その寒いことといったら・・・。エアコンの設定温度29℃であっても全然あたたまらず、手がかじかんで字もかけない。だからFAXの時が・・・(そんなの関係ねぇ~)。あ、そうそう熱って空気がなかっても伝わるのですよ。これ、2級建築士の計画の問題なんかにでてくるのですが、よ~く考えたら、太陽の熱って空気のない宇宙から伝わっていますよね~。

 

今日も朝から冷え込んでいて、寒い。冷たい。考え事をしているときは 椅子とオシリの間に手を挟んで暖める。室内とは思えない寒さ。冬に事務所にこられた方は上着を脱がない。暗黙の了解になっているようで~。一つだけいいことは、他所に行ったときのあたたかさったら言いようのない安心感を覚えます。(全然、いいことなさそうですが・・・)今年はこの寒さ対策をきっちりしたい。


ヒツジ

2007年12月16日 | インポート
明日の朝早くに起きなければならない娘。が、寝られない。そこでー、何を思いついたか、「ヒツジが一匹、ヒツジが二匹、ヒツジが三匹、……」と言いだした。

80匹ぐらいから数を間違えるようになり、100匹ぐらいで明らかに声のトーンが変化し、110匹で寝てしまった。 なんとヒツジを数えたら本当に寝られるのだ。伝説?は信じるべきなのだ。

不眠症の方、一度お試しください。ただし、年齢制限があるような気がしていますが。。。。。