愛の輝きとつぶやき

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世界で一番貧しい大統領」ムヒカ氏が来日

2016-04-08 17:43:38 | 言葉と心

世界で一番貧しい大統領」ムヒカ氏が来日

昨年にもこのブログでご紹介しました、ウルグアイの元大統領、ホセ・ムヒカ氏が

来日されております。その表情や発言には興味がわきます。

日本人には胸に突き刺さる言葉があります。

今夜8日19:00~よりテレビ放映されます。タイトルは、

 “世界でいちばん貧しい大統領”ムヒカ来日緊急特番~

日本人は本当に幸せですか?~

 

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NHKニュースより

「世界で一番貧しい大統領」として知られ、国連会議でのスピーチが

日本で絵本として出版され話題となっている、ウルグアイの元大統領、

ホセ・ムヒカ氏(80)が、6日、東京で記者会見を開き、

「若者には豊かさを求めるだけでなく、喜びがわき上がるような世界を

目指してほしい」と呼びかけました。

日本でも、ムヒカ氏が国連で行った、大量消費社会に警鐘を鳴らすスピーチが

絵本になり、2年間で16万部を超えるベストセラーとなっています。


ムヒカ氏は自身の伝記が出版されるのに合わせて来日し、6日、東京・

千代田区で記者会見しました。この中でムヒカ氏は「生活水準の高い

日本の人たちが、世界はどこに向かっていると考えているのか、

聞いてみたいと思っていました。将来の夢を語ることなしには

、私たちの未来はないからです」と述べました。

そして「科学や技術が発展し、寿命も長くなっていますが、貧富の格差も

広がってしまいました。若い人にはこのような間違いを繰り返さないで

ほしいと思う」と指摘しました。そのうえで「若者には、豊かさを求めるあまり

絶望する生き方をせず、毎朝、喜びがわき上がるような世界を目指してほしいと

思う」と訴えました。

 

絵本が日本でもベストセラーに

ホセ・ムヒカ氏は1935年にウルグアイの貧しい家庭に生まれ、10代から

政治活動を始めました。

反政府運動組織に加わってゲリラ活動を行い、4回逮捕・投獄され、

最も長い服役期間は13年に及びました。

国の政治体制が大きく変わるなか、釈放後に再び政治活動を始めると、

国会議員や閣僚を務め、2010年には大統領に就任しました。

任期中は給料のほとんどを福祉団体に寄付し、大統領公邸ではなく

郊外の農場に住んで、中古車をみずから運転するなど、つつましやかな

生活を送る姿は国民から高い支持を集めました。

なかでも、2012年にブラジルのリオデジャネイロで開催された国連の

会議での演説では、拡大する貧富の格差を批判し、一人一人の幸せを

顧みず、物質的な豊かさだけを追い求める価値観に疑問を投げかけ、

多くの人の共感を呼びました。

日本でも「世界で一番貧しい大統領」として知られ、スピーチの内容をもとに

おととし出版された絵本は、2年間で16万部を超えるベストセラーとなって

います。

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