我欲について
自分のことを優先する気持ちは、ワレ良しとも言う。その強い思いが
我欲となって執着心を生みます。
日々の生活の中で、人は常に選択をしています。
例えば、朝起きたら寒気がしたが、会社を休もうか、無理して出掛けようか。
いつもより混雑した電車に乗るのに、どのドアから乗ろうか。
洋服を選ぶのに、どっちが似合うのか、些細な事でも選択を迫られています。
何かに執着しすぎると、客観的で調和のとれた判断が出来なくなります。
我欲に囚われた状態では、良心=内なる神との繋がりが希薄になり
大事な選択を誤ってしまいがちです。
例えば、墜落する飛行機に乗ってしまう人、脱線事故に遭う電車の
最悪の車両に乗り合わせてしまう人がいます。
数々の場面でどちらを選ぶかは、その時の運が左右すると言われますが、
本当は、良心=内なる神との繋がり有るか、無いかの違いであるのです。
なんか、虫の知らせがする、なんか嫌な予感がする、などを経験された方も
多いと思います。その直感に従うか、従わないかは本人の自由です。
自分が感知しえる出来事は、すべて自分の内面を反映しています。
周りの出来事は、自分が創り出している「鏡」でもあるのです。
そのことに気づけば、「人の振り見て 我が振り直せ」と言うように
素直に認めて我欲を直していけば、事故や災難も避けて通り、
例え出遭ったとしても、大難が小難で済んだということになります。
どちらにしても我欲の強い人は、見直しを迫られております。
今は、宇宙の統合の時代で、自然の流れに沿った生き方が
求められております。
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