感謝の意味とは?
自分が今、生かされていることに感謝する日々です。
日々仕事があること、ささやかでも生活出来ていること、
おいしく食事ができること、
人と話せること、聴くことができること、周りの景色が見えること、
そして、大自然を感じることができることの有り難さ。
細かいことで欲を言ったらキリがありません。
物質的なものは、いずれ死んだら無くなるもの、そう思うと今、
ただ生きていられることに感謝しかありません。
陰陽の世界の中で様々な経験をさせて頂けるからです。
数々の失敗をしても気づきを与えて頂けるからです。
*
どうして「感謝」という字を使うのかなと思って、調べてみました。
「感謝」の「感」の意味は、下に心があるように「心が動き感じる」ということ。
「謝」は、言ベンに「射」です。「射」は矢を放つということですから、
「謝」は、「言葉を放つ→言葉を発する」というのが元の意味のようです。
そこから、(1)礼を言う (2)あやまる、恥じる (3)断る
などのような意味にも使われるようになったという。
「感謝」という言葉は、漢字の原義からは、心に深く感じて言葉を発する
ということになります。
現代では「感謝」という言葉のあとに、”ありがとう”の言葉も使いますので
「ありがたいと思う気持ちを表す」は、原義に沿っていると思います。
*
生かされていることに感謝すると、自然とご先祖様に感謝する気持になります。
今の体は、生んでくれた両親の、そのまた両親、そして代々繋がった
ご先祖様がいてこの世に誕生できるのです。
最近、NHKではシリーズとして、有名人の祖先の歴史を辿ったヒストリーの
ドキュメントが放映されています。
どの方も本人が知らない系図があり、歴史があることに涙が出ます。
今、この世に生きている証しが歴然とあります。それは他人事ではなく、
ずーっと突き詰めていけば、自身の祖先ともつながった大きな絆の環が
広がっているからです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます