「四月・卯月」
四月は年度初めで、いわば生活の新年です。
お正月→立春→年度初めと、新しい気が流れ始める月になります。
年度初めの新しい気、エネルギーを積極的に取り入れましょう。
❀花詣(はなもうで)
=お花見に参りましょう。昔の人は桜が咲くと里から山へ登っていって、
桜の木の下で宴を開きました。そして、はらはらと散る花びらを盃に受け、
それを飲むことによって桜の神聖な力と春の生命力をいただいたようです。
花見といえば、豊臣秀吉が一世一代の豪華さを誇った京都の「醍醐の花見」が
有名です。
卯月の「卯」という字には「茂る」という意味があります。
草木が盛んに茂り始める時期にふさわしい呼称です。
卯の花が咲く月「卯の花月(うのはなづき)」を略したものというのが定説
ですが、逆に卯月に咲く花だから卯の花と呼ぶのだという説もあります。
また、十二支の4番目が卯であることから「卯月」とする説もあり。
新緑の木々、新しい芽吹きと花々の香り、思いっ切り深呼吸をして
風の和らぎを全身に受けてみましょう。
雑草にも土からのエネルギーがいっぱいです。目を向けてみると良いと
思います。疲れた心もほぐれることでしょう。
また、あふれる生命力を存分に吸収するには、ピクニックでお弁当に
旬の食材を取り入れれば、食事からも春のパワーが吸収できます。
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