平泉寺白山神社
今月上旬に白山比咩神社へ二度目の参拝をし、翌日初めて 平泉寺白山神社
へ行ってまいりました。(福井県勝山市)
理屈はともかくその空気に触れてみようと思っていました。
写真で苔むす境内の素晴らしさに魅かれ、いつかは行こうと思っていましたが
やっと目の当たりにし感動でいっぱいでした。
平泉寺は、霊峰白山(標高2702m)の越前側登拝口に開かれた白山信仰の
拠点寺院で、今から1300年近く前、泰澄によって開かれたと伝えられます。
中世には北陸でも有数の勢力を有するようになり、現在の白山神社よりも
はるかに広大な境内に、数十の堂や社、数千におよぶ坊院が建ち並んでいた
といわれます。
白山平泉寺旧境内と言われ、現在、参道の石畳、立ち並ぶ杉木立、木陰を
埋める青苔などが美しく、別名「苔寺」と呼ばれています。
精進坂(しょうじんざか)
御前峰御本社
白山の主峰である御前峰の神を祀っている場所です。見事な昇り龍と降り龍が軒を支えている現在の建物は、寛政7年(1795年)に、第12代福井藩主の松平重富が寄進したものです。
御手洗池(みたらしいけ)
717年泰澄が池のかたわらで祈っていると、白山の女神が現れたといわれている。
この池は「平清水(ひらしみず)」「平泉(ひらいずみ)」と呼ばれ、ここを中心に修行者のための宿坊、白山を礼拝する拝殿や寺院が建ち並び発展した。のちに「平泉寺(ひらいずみでら)」と呼ばれるようになり、いつしか音読みになった。
当日は、晴れていたとおもったら、雨が降り出し、参拝を終えて外へでたら止んだり、
また降ったりと忙しい日でしたが、お茶屋の奥さんが、この辺りの気候はいつものこと
なのよ、と笑っていました。
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