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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 746 どんな治療?

2007-12-13 | アレルギー
高度なアレルギーの患者さん。子供のときからアトピーや喘息などのアレルギー症状があり、現在(大人)もいろいろな症状がある。本人は現在の症状でアレルギーによる症状はじん麻疹、湿疹だけと思っている。

便宜上アレルギーという言葉を使うが、アレルギーの定義から外れる症状はアレルギーとはいわないのが現代医学である。その現代医学のでもアレルギーマーチという言葉がある。

アレルギーマーチは年齢とともに症状を変えていく。小さいうちは喘息が在ったが大人になったら治った。しかし花粉症が出た。症状が次々変わる。症状が次々に変わる説はいろいろある。

よって、その症状がアレルギーと自覚できない方が多い。中には下痢や便秘、吹き出物、ニキビ、偏頭痛とアレルギーのよる症状とはなかなか認められない。しかし、現実はそうである。

アレルギーと言うと「アレルゲン」である食物やダニ、花粉などの外的要因が悪者にされるが、この外的要因は単なる引き金である。この引き金で発症するアレルギー症状の大きな要因は「内的要因」である。

この内的要因を解決しないとアレルギー症状は改善しない。この内的要因と外的要因の改善が治療である。今まで、現代医学のアレルギー治療を行っている患者さんは、この外的要因がきになり、この外的要因を何とかすれば改善すると思っている。

外的要因を改善すれば一時的に何とかなることも在るが、本質的なものを改善しないと根治的な改善にならない。腹が減ったから飯を食えば腹いっぱいで満足するような治療ではない。そんな治療である。ご理解の程よろしく御願いします。患者様各位

拳骨


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