今日から中国至宝・朶雲軒(ダウンケン)所蔵名品展が始まりました。
会場に行くと、書と絵(水墨画)が入り混じるように展示されていましたね。
日本では書は書道として、教室などで教養として習うもの。絵は絵画、つまり芸術の一分野として習うというより独創的なもの、したがって美術大学で学ぶものというジャンル分けがありますが、本国では同じカテゴリーなので、こういう展示になるのでしょう。
どの作品も国宝級。なので、一点一点に力があることは分かります。ただ、中国書画に関して系統的な教育も、社会的な教養もない日本人にとっては、なかなかその値打ちが理解しにくいかもしれません。それぞれどの時代に活躍したどんな作家なのか、もっと分かるとよいのですが。調べてみようかな。
地下一階で開催している鑑定会は開始からずっと順番待ちで盛況とのこと。中国書画を鑑定・査定してもらえる機会ってなかなかないので、満を持して持参されてるんでしょう。気持ちはよく分かります。
17日までなので、まだの人は急いで。
I saw an exhibition of "Master pieces of Duo Yun Xian".
Each 64 paintings and kaligraphies seem wonderful , but for almost Japanese people that value is not easy to realize because we are not educated at a school.I will try to know more who the painter is and which works are famous.
Connoisseur came to estimate works.Many Japanese formed a line to show paintings and porcelins.
This exhibition will finish 17th January, hurry!
会場に行くと、書と絵(水墨画)が入り混じるように展示されていましたね。
日本では書は書道として、教室などで教養として習うもの。絵は絵画、つまり芸術の一分野として習うというより独創的なもの、したがって美術大学で学ぶものというジャンル分けがありますが、本国では同じカテゴリーなので、こういう展示になるのでしょう。
どの作品も国宝級。なので、一点一点に力があることは分かります。ただ、中国書画に関して系統的な教育も、社会的な教養もない日本人にとっては、なかなかその値打ちが理解しにくいかもしれません。それぞれどの時代に活躍したどんな作家なのか、もっと分かるとよいのですが。調べてみようかな。
地下一階で開催している鑑定会は開始からずっと順番待ちで盛況とのこと。中国書画を鑑定・査定してもらえる機会ってなかなかないので、満を持して持参されてるんでしょう。気持ちはよく分かります。
17日までなので、まだの人は急いで。
I saw an exhibition of "Master pieces of Duo Yun Xian".
Each 64 paintings and kaligraphies seem wonderful , but for almost Japanese people that value is not easy to realize because we are not educated at a school.I will try to know more who the painter is and which works are famous.
Connoisseur came to estimate works.Many Japanese formed a line to show paintings and porcelins.
This exhibition will finish 17th January, hurry!
ドイツ・DPA通信によると、ポーランド西部ポズナニの警察は13日、10年前の2000年9月にポズナニの美術館から盗まれたクロード・モネの作品「プールヴィルの海岸」を発見。絵を持っていたポーランド南部オルクシュに住む男41歳の男を逮捕したと発表した。男は容疑を認めているという。男は本物の絵を額から取り外して保管、偽物の絵をはめ込んでいたという。絵は、盗難当時約100万ドル(約9千万円)の価値があるとされた。近く元の美術館に戻される予定とのこと。
ポーランドのニュースも見てみると、作品の隠し場所は「友人の家の食器棚」だったらしい。
以上が配信されているニュースの内容。
気になったので調べてみると、ポズナニというのは、首都ワルシャワ、版画のコンクールで有名なクラコフに次ぐポーランド第3の都市。ポズナンともいうそうです。968年にポーランド王国が建国された時の首都だったので、日本で言えば奈良か京都といったところ。美術館というのは、この街にある国立美術館(Muzeum Narodowe w Poznaniu)のことでしょうか。
印象派の作品はよく盗まれますね。その理由は、高額であること、持ち運びしやすいこと、したがって隠しやすいこと、作品数が多いことなど、いろいろありそうです。しかし最大の理由は、なんといっても愛好家が世界中にいて盗みたい人、買いたい人が多いということでしょう。それも傑作・名作の証です。
印象派のもう一人の巨匠ルノアールの展覧会が1月20日から六本木の国立新美術館で開かれます。
月刊美術では、2月号巻頭にてこの展覧会を大特集しています。いまあらためてルノワールの魅力を探り、豊富な図版でルノワールが描いた人物特にその女性美にスポットをあてています。日本の画家たちが、ルノワールから受けた影響も吐露したりしてます。
1月20日全国書店にて発売!是非御覧下さい。
ポーランドのニュースも見てみると、作品の隠し場所は「友人の家の食器棚」だったらしい。
以上が配信されているニュースの内容。
気になったので調べてみると、ポズナニというのは、首都ワルシャワ、版画のコンクールで有名なクラコフに次ぐポーランド第3の都市。ポズナンともいうそうです。968年にポーランド王国が建国された時の首都だったので、日本で言えば奈良か京都といったところ。美術館というのは、この街にある国立美術館(Muzeum Narodowe w Poznaniu)のことでしょうか。
印象派の作品はよく盗まれますね。その理由は、高額であること、持ち運びしやすいこと、したがって隠しやすいこと、作品数が多いことなど、いろいろありそうです。しかし最大の理由は、なんといっても愛好家が世界中にいて盗みたい人、買いたい人が多いということでしょう。それも傑作・名作の証です。
印象派のもう一人の巨匠ルノアールの展覧会が1月20日から六本木の国立新美術館で開かれます。
月刊美術では、2月号巻頭にてこの展覧会を大特集しています。いまあらためてルノワールの魅力を探り、豊富な図版でルノワールが描いた人物特にその女性美にスポットをあてています。日本の画家たちが、ルノワールから受けた影響も吐露したりしてます。
1月20日全国書店にて発売!是非御覧下さい。
最近、中国の美術品市場が盛り上がってますね。
ちょっと前まではITバブルに乗っかった若い実業家を中心に、現代アートを買い集める動きが活発でした。チャイニーズ・コンテンポラリーの波は、アメリカやヨーロッパのアートディーラーたちも巻き込んでいきました。中国だけでなく、アジア全域のアートにも注目を集めるという流れもこの余波の一つです。
世界的な不況の煽りで現代アート系の盛り上がりはやや落ち着いてきましたが、その一方で、中国の古典絵画への関心は逆に高まっているようです。特に、戦前戦中に散逸した中国絵画なかでも書画を買い戻そうという動きがいま活発になっています。
中国のオークション会社が東京に事務所を構えて出品を募ったり、ブローカーが日本の買い付けのために骨董店を回ったり、具体的な動きはいろいろあります。
ところが逆に日本人の側からすると、そもそもどれが中国作家の作品なのか、それがどの程度有名な人なのか、いくらくらいするのか、などほとんど全く認識がありません。
その手がかりになる展覧会が明日から開催されます。
東京・飯田橋の日中友好会館の「中国至宝・朶雲軒所蔵名品展」(1月15日~17日)です。
これまで国外持ち出しが困難だった名品を一堂に集めるので、これを見ておけば、中国美術の大きな流れは知っておくことができるのではないかと、期待しています。ちなみに出品されるのは、董其昌、八大山人、呉昌碩、斉白石(写真の作品)、張大千など。
それに中国から鑑定家も来るので、その場で書画を見てもらえます。
自宅にそれらしい掛軸があったら、見てもらうといいですよ。
月刊美術では、こうした中国美術の情報も順次掲載していく予定です。ご期待ください。
中国至宝・朶雲軒所蔵名品展 展覧会及び中国美術品鑑定会
会期
2010年1 月15 日(金)~17日(日)
時間
15日12:00~17:00
16日10:00~17:00
17日10:00~16:00
ちょっと前まではITバブルに乗っかった若い実業家を中心に、現代アートを買い集める動きが活発でした。チャイニーズ・コンテンポラリーの波は、アメリカやヨーロッパのアートディーラーたちも巻き込んでいきました。中国だけでなく、アジア全域のアートにも注目を集めるという流れもこの余波の一つです。
世界的な不況の煽りで現代アート系の盛り上がりはやや落ち着いてきましたが、その一方で、中国の古典絵画への関心は逆に高まっているようです。特に、戦前戦中に散逸した中国絵画なかでも書画を買い戻そうという動きがいま活発になっています。
中国のオークション会社が東京に事務所を構えて出品を募ったり、ブローカーが日本の買い付けのために骨董店を回ったり、具体的な動きはいろいろあります。
ところが逆に日本人の側からすると、そもそもどれが中国作家の作品なのか、それがどの程度有名な人なのか、いくらくらいするのか、などほとんど全く認識がありません。
その手がかりになる展覧会が明日から開催されます。
東京・飯田橋の日中友好会館の「中国至宝・朶雲軒所蔵名品展」(1月15日~17日)です。
これまで国外持ち出しが困難だった名品を一堂に集めるので、これを見ておけば、中国美術の大きな流れは知っておくことができるのではないかと、期待しています。ちなみに出品されるのは、董其昌、八大山人、呉昌碩、斉白石(写真の作品)、張大千など。
それに中国から鑑定家も来るので、その場で書画を見てもらえます。
自宅にそれらしい掛軸があったら、見てもらうといいですよ。
月刊美術では、こうした中国美術の情報も順次掲載していく予定です。ご期待ください。
中国至宝・朶雲軒所蔵名品展 展覧会及び中国美術品鑑定会
会期
2010年1 月15 日(金)~17日(日)
時間
15日12:00~17:00
16日10:00~17:00
17日10:00~16:00
1月13日。北区中里にある造形作家・芳賀一洋さんの工房を訪ねました。
2003年N.Y.のミニチュア展で知り合ったアメリカの顧客から発注されたジオラマ作品が完成したというのです。
発注者の曽祖父が20世紀初頭「馬具店」を経営していたらしく、送ってきた一枚のセピア色のモノクロ写真を頼りに、何度も現地調査をしながら数年がかりで完成させた作品ということです。
工房の一角には80分の一サイズで再現された馬具店にミニチュアが出来上がっていて、中からはほの暗くも温かな電燈の灯りがこぼれていました。
one minutes vacation vol.2
2分間だけ水族館にお連れします。
音楽つきなので、ヘッドフォンでどうぞ……。
ラスト9秒前(1:51)、奇跡の瞬間がっ! がっ、がっ、がっ……
2分間だけ水族館にお連れします。
音楽つきなので、ヘッドフォンでどうぞ……。
ラスト9秒前(1:51)、奇跡の瞬間がっ! がっ、がっ、がっ……
版画家のアヤコイサカさんとランチしました。
場所は新宿。アヤコさんの地元です。
新宿は不案内なので、心強いですね、こういう方がいてくださると。
で、連れて行ってくださったのは、小田急百貨店地下のレストラン街の一軒「墨繪(すみのえ)」。
まずバゲットがうまい。しかもおかわり自由。とはいえその後出てきた料理がそれなりにボリュームもあるし、何より美味しいので満腹感と満足感の両方を満たせたためおかわりもいらなかったのですが。
野菜を練りこんだというパスタ、三種に料理されたポーク、それからなぜかデザートにはシークァーサーのシャーベット、そしてコーヒーまで、最後まで客を満足させようという料理人の気持ちが伝わってきました。おすすめです。
その後、徒歩でアヤコさんの作品を見せていただこうとアトリエまで移動。
最寄駅は大久保なのですが、新宿からも徒歩圏。本当に新宿かと思うほど閑静な住宅。しかも広い庭つきで、二匹のワンちゃんもさぞかし幸せでしょう。
月刊美術3月号は恒例の版画特集。
100人近くの作家の200点くらいの新作版画を一挙に紹介して、しかも販売してしまう人気企画ですが、そのなかで最も読者から支持されている版画家の一人がアヤコイサカさん。肝心の作品を見せてもらいましたが、明るくて、アヤコさんらしくていい感じ。今年も応募者殺到ですね。
小杉小二郎さんの「或る日」と森田りえ子さんの「My favourite things」。2009年、一年間にわたって紹介した二つの好評連載の原画展が、今日から日本橋高島屋で始まりました(1月19日まで)。
画壇を代表する東西の人気作家かつ美術界きっての美男美女だけあり? 見応えバッチリ! それぞれの12点とカットに使われた立体、コラージュなどもあわせて展示しています。お近くにお越しの際はぜひ。
画壇を代表する東西の人気作家かつ美術界きっての美男美女だけあり? 見応えバッチリ! それぞれの12点とカットに使われた立体、コラージュなどもあわせて展示しています。お近くにお越しの際はぜひ。
「セラミックパークminoとオリベストリートに次は必ず」と誓い、いざ岐阜県美術館へ。去年の11月末に取材した焔仁(ほむら・じん)さんの展示を観、主役(焔さん)がほとんど喋らないという、世にも珍しいアーティスト・トークを拝聴しました。
(寡黙な方ですからね……)
70点余りが展示されていた焔さんの回顧展は、かなり見応えのあるものでしたが、他にも収穫が……。 それは美術館の敷地での出来事。椅子型のマシーンが作るシャボン玉で子供達が楽しげに遊んでいたので、訳が分からないまま写真をパチリ!
(パシャリ? カシャリ?)
後で調べてみると「ARTのメリーゴーランド」という企画展に絡んだイベントで、大巻伸嗣という作家さんのインスタレーション作品「Memorial Rebirth」だったのでした。
作家や美術館、美大の関係者などが協力し合って、子供の頃からアートや美術館に慣れ親しむ機会を作っていく。それって本当に素晴らしいことだと思います。子供達の未来にとっても、未来の日本の美術にとっても、きっと良い影響をもたらしてくれるはず……。
一方、多治見では物欲を充たすことができなかったので、ミュージアム・ショップで多治見の陶芸家・松永泰樹さんのマグカップを買って帰りました。小屋の絵が彫られています、やっぱり……。
1月10日、焔仁さんのトークショーを取材に岐阜県美術館へ。
2時からだったので、その前に陶芸の里・多治見まで足を延ばし、ギャルリ百草まで行ってきました。
陶芸家の安藤雅信さんが古民家をリフォームして作られたというこのスペースは、焼き物やクラフトの企画展をするギャラリー。
アクセスは不便だったけど、一度来たかったので満足しました。
(スタッフの方はとても親切でした。三谷龍二さんの匙とかほしかった……)
東京でいうと、目白のゆうどや神楽坂のラ・ロンダジルに近い感じかな? で、その足で多治見の若い陶芸家たちが集うというスタジオMAVOへ。まだ早かったせいか、中には入れませんでした。
ん~残念だけど、しゃあない。アイル・ビー・バカゲン!
2時からだったので、その前に陶芸の里・多治見まで足を延ばし、ギャルリ百草まで行ってきました。
陶芸家の安藤雅信さんが古民家をリフォームして作られたというこのスペースは、焼き物やクラフトの企画展をするギャラリー。
アクセスは不便だったけど、一度来たかったので満足しました。
(スタッフの方はとても親切でした。三谷龍二さんの匙とかほしかった……)
東京でいうと、目白のゆうどや神楽坂のラ・ロンダジルに近い感じかな? で、その足で多治見の若い陶芸家たちが集うというスタジオMAVOへ。まだ早かったせいか、中には入れませんでした。
ん~残念だけど、しゃあない。アイル・ビー・バカゲン!
(音楽つき。ちょっと「世界の車窓から」っぽいです)
某オークション会社に打ち合わせに行く途中、 デジカメで撮影。東京が誇る?新交通システムの「ゆりかもめ」から撮影した映像で、テレコムセンターから青海間のお台場の風景です。(フジテレビやヴィーナスフォートも左手に登場)
車窓に延々と映るのは湾岸沿いの埋立地。近未来的な建物と開発前の雑草だらけの空き地を見ると、「ここもまた東京か……」と、不思議とノスタルジックな気分に。
いつか、ここを原風景とする画家とかも生まれるんだろうね。でも、一番前に座るのって、子どもみたい?
いくらなんでも高すぎないかと思うのですが車は満杯でした。不景気とは思えない。
交詢社ビルの隣の敷地です。
このあとアバクロに初めて入りました。
びっくりしましたね。暗くて香水の匂いがプンプンするなかで、上半身裸のお兄ちゃん店員が店内入り口で踊ってました。
他の店員たちも踊りながら接客待ちしてましたね。ご苦労様です。
Parking fee 500JPY for 20 minutes is unbelievably expensive.
But the parking spaces are all occupied. I do not realize it is under recession now.
Then I went a branch store of abacrombie and fitch in Ginza.
I was surprised at the naked shop clerk dancing in the dark. Other clerks were also serving with dancing.
What a hard job it is.
見事なトラ図を発見。銀座6丁目のシルクランド画廊にあった油彩画。チーカイ・チャンの「旅立ち」という作品。
新春絵画展のチラシにもなってます。
How beutiful this TIGER is.
I found this oil painting at the SILKLAND GALLERY in Ginza 6 chome.
It is a main image of handbills of New years Exhibition.
六本木の国立新美術館で開催中の「DOMANI・明日展」に行ってきました。
文化庁の在外研修制度で海外に派遣された12人の若いアーティストにその成果を発表してもらおうという展覧会です。絵画、工芸、彫刻などジャンルも世代も行った国も全く異なった12人が、それぞれに与えられたスペースに自作を展示しています。
現存の若いアーティストの作品が美術館に展示される機会はなかなか少ないですし、出展作家はいずれも実力のある、これからが期待される作家たちなので、ずっと行かなきゃと思いつつ年を越してしまいました。
クッションなど布の質感までも再現した伊庭靖子さんの絵画にしても、真っ赤で巨大な種を作った礒崎真理子さんの彫刻も、高所恐怖症の人には凝視できないかもしれない安田佐智種さんのビル群を写した大判写真も、見ごたえありましたよ。
1月号に登場してくれた呉亜沙さんの作品は、これまでも何度か見ていたのですが、あらためて主人公の女の子とウサギの物語を絵本を見るようにじっくり見られてました(ここが一番時間かかった)。吉田暁子さんは枝からテグスを伸ばした3本の樹と椅子のインスタレーションと、目立たないですが壁面に設置された平面作品を組み合わせていました。1月号の記事にも書いたとおり、人間の視覚と絵画の関係を意識させる特異な展示物で、一般の人にはちょっと難解だったかも。
そうそう栗本夏樹さんの車のボンネットに漆を塗った造形も、意外性の割りにちゃんと綺麗で好感をもったし、浅見貴子さんの墨の絵も、枝や葉がこちらに迫ってくるようなダイナミズムに波動のようなものを感じたな。
残念なのは、こんなにいい展覧会なのに、あまり話題になっていないこと。内覧会に行った人たちで、どこかの媒体にコメントしたり、掲示板に書き込んだりしないのかな? 美術評論家、それも若い書き手たちに積極的に作品や作家について発言して欲しいものです。こういう作家にこそ、評論というか発言していくことが必要だと思うのですが。
ちなみにホームページには、作家のプロフィールもない。不便なのでここに12人の名前だけ挙げておきますね。
久保田繁雄(繊維造形)1947年京都府生まれ
吉仲正直(絵画)1942年生まれ
栗本夏樹(漆造形)1961年大阪府生まれ
伊庭靖子(絵画)1967年京都府生まれ
安田佐智種(写真)
吉田暁子(現代美術)1970年岐阜県生まれ
礒崎真理子(彫刻)1964年東京都生まれ
呉亜沙(洋画)1978年神奈川県生まれ
三田村光土里(ビデオ&インスタレーション)
浅見貴子(絵画)1964年埼玉県生まれ
高野浩子(彫刻)1976年島根県生まれ
藤原彩人(彫刻)1975年京都府生まれ
行って損はない展覧会です。おすすめ。
「DOMANI・明日展」
会場 国立新美術館
会期 2009年12月12日(土)~2010年1月24日(日)
休館日 毎週火曜日
開館時間 10:00から18:00まで ※金曜日は20:00まで。入館は閉館の30分前まで。
入場料 1,000円(一般)、 700円(大学生)
文化庁の在外研修制度で海外に派遣された12人の若いアーティストにその成果を発表してもらおうという展覧会です。絵画、工芸、彫刻などジャンルも世代も行った国も全く異なった12人が、それぞれに与えられたスペースに自作を展示しています。
現存の若いアーティストの作品が美術館に展示される機会はなかなか少ないですし、出展作家はいずれも実力のある、これからが期待される作家たちなので、ずっと行かなきゃと思いつつ年を越してしまいました。
クッションなど布の質感までも再現した伊庭靖子さんの絵画にしても、真っ赤で巨大な種を作った礒崎真理子さんの彫刻も、高所恐怖症の人には凝視できないかもしれない安田佐智種さんのビル群を写した大判写真も、見ごたえありましたよ。
1月号に登場してくれた呉亜沙さんの作品は、これまでも何度か見ていたのですが、あらためて主人公の女の子とウサギの物語を絵本を見るようにじっくり見られてました(ここが一番時間かかった)。吉田暁子さんは枝からテグスを伸ばした3本の樹と椅子のインスタレーションと、目立たないですが壁面に設置された平面作品を組み合わせていました。1月号の記事にも書いたとおり、人間の視覚と絵画の関係を意識させる特異な展示物で、一般の人にはちょっと難解だったかも。
そうそう栗本夏樹さんの車のボンネットに漆を塗った造形も、意外性の割りにちゃんと綺麗で好感をもったし、浅見貴子さんの墨の絵も、枝や葉がこちらに迫ってくるようなダイナミズムに波動のようなものを感じたな。
残念なのは、こんなにいい展覧会なのに、あまり話題になっていないこと。内覧会に行った人たちで、どこかの媒体にコメントしたり、掲示板に書き込んだりしないのかな? 美術評論家、それも若い書き手たちに積極的に作品や作家について発言して欲しいものです。こういう作家にこそ、評論というか発言していくことが必要だと思うのですが。
ちなみにホームページには、作家のプロフィールもない。不便なのでここに12人の名前だけ挙げておきますね。
久保田繁雄(繊維造形)1947年京都府生まれ
吉仲正直(絵画)1942年生まれ
栗本夏樹(漆造形)1961年大阪府生まれ
伊庭靖子(絵画)1967年京都府生まれ
安田佐智種(写真)
吉田暁子(現代美術)1970年岐阜県生まれ
礒崎真理子(彫刻)1964年東京都生まれ
呉亜沙(洋画)1978年神奈川県生まれ
三田村光土里(ビデオ&インスタレーション)
浅見貴子(絵画)1964年埼玉県生まれ
高野浩子(彫刻)1976年島根県生まれ
藤原彩人(彫刻)1975年京都府生まれ
行って損はない展覧会です。おすすめ。
「DOMANI・明日展」
会場 国立新美術館
会期 2009年12月12日(土)~2010年1月24日(日)
休館日 毎週火曜日
開館時間 10:00から18:00まで ※金曜日は20:00まで。入館は閉館の30分前まで。
入場料 1,000円(一般)、 700円(大学生)
以前、銀座のラーメン屋さんをすべて食べ尽くそうと、一軒一軒しらみつぶしに食べ歩いたことがあります。
もちろん好みの問題ですが、美味しい店はだいたい一割。十軒に一軒程度でしょうか。
そのときはいわゆるラーメン専門店だけしかリサーチしなかったのですが、中華料理屋さんのラーメンにも美味しいものがあります。
で、今日はそのなかのひとつに行きました。薬膳中華の麺料理です。これが香辛料ふんだんで汗を吹き出しながら食べるのです。タピオカのデザートもいい感じ。
Few year ago I went all ramen restaurant in Ginza in order to reseach which is the best. Of course it is a matter of taste so that I cannot conclude. But I feel I can eat good taste ramen only 1 restaurant among 10.
Today I and my coworker went one of them, which is a Chinese traditional medicine-using restaurant. Because of much spice and seasoning we ate it in perspiration. Tapioca was also good.