周知のように、最終章第3話における無限軌道杯の第3試合にて、継続高校チームは規定数の15輌をもって大洗女子学園チームとの対戦に臨みました。御覧のようにフラッグ戦の形式で、フラッグ車はミカたちの搭乗するBT-42が務めています。BT-42は1輌だけですから、後の14輌は別の車輌があてられているようです。
第3話では試合の途中までが描かれており、BT-42以外の車輌としては上図のT-26軽戦車が複数登場しています。私が数えたところでは10輌ぐらい揃っているようです。雪原での待ち伏せが2輌ほど、凍った川沿いでの撃ち合いで2輌、村落での対峙でBT-42と共に3輌、雪だるまの中から3輌か4輌、だったかなと記憶していますが、重複や見落としがあるかもしれません。
ですが、BT-42以外の14輌が全てT-26軽戦車ではない点だけは間違いありません。ヨウコの搭乗する車輌が内部構造からみてⅢ号突撃砲G型であることがほぼ確定視されていますし、他にも未登場の車輌があるかもしれません。
将棋に例えると、数の多いT-26軽戦車は「歩」のような駒であり、フラッグ車のBT-42が「王将」にあたります。ヨウコの車輌は狙撃を担っているようなので「飛車」または「角」に当たるでしょうか。
すると、あと2、3輌ほどの「金銀桂香」に相当する車輌が居るとみて間違いないかと思います。KV-1であるか、他の戦車であるかは、現段階では可能性の問題に尽きるでしょう。
いずれにせよ、第4話が公開されるまでは、全てが推測の域を出ません。いつものように一年余りのブランクを空けるのではなく、たまには迅速に製作公開して正解を示して欲しいころです。