奥大井湖上駅から鉄橋上の通路を経てトンネル脇の階段に至りました。この階段は、トンネルのある尾根の向こうにある駅駐車場との唯一の連絡通路であるそうです。駅が湖上にあるため、駅舎は無くてホームのみ、その駐車場も湖の外に設けてあるわけです。
階段を登る途中での景色です。接岨湖の青緑色の湖面に朱色の鉄橋が映えます。原作コミック第11巻55ページ4コマ目で各務原なでしこが写真を撮っていた位置は、ここよりももう少し上でした。
さらに登ると、トンネルの真上に来ますので、鉄橋および奥大井湖上駅が上図のように望まれます。
ですが、階段はさらに上へと続きます。
登りながら下を振り向くと、急斜面上に階段が設けられている様子がよく分かり、鉄橋がはるか下に見えました。
階段を登り切ったところがトンネルの上の尾根の稜線上でした。道はそれを越えて今度は下り坂に転じました。
あれが駅駐車場・・・。あんな低い位置にあるとは・・・。連絡路を下まで降りてゆくのも大変です。
とりあえず道は上図の一本しかありませんので、そのまま進みました。
少し行くと、上図の分岐点がありました。道をそのまま進めばレインボーブリッジ展望所へ、脇の階段を下りると駅駐車場に行きます。
レインボーブリッジ展望所への道は長い登り道に転じました。やっぱり登るのか・・・。
5分ほど登り続けましたが、まだまだ登り道は階段をまじえて上へと伸びていました。ここも全然ゆるくありませんね・・・。
山道を登り切って車道に出ました。その脇に立つ上図の看板には「湖上遊歩道」とあります。これが奥大井湖上駅からレインボーブリッジ展望所への散策路の名称であるようです。
原作コミック第11巻55ページ5コマ目で各務原なでしこが「ほぉお・・・」と呟いたアングルがここです。県道388号線の不動トンネルが出来る以前の旧ルートの車道にあたります。不動トンネル開通後は滅多に車が通らなくなったので、奥大井湖上駅を見下ろす展望所として観光客の人気を集めているそうです。 (続く)