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「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ゆるキャン△の聖地を行く19 その5  なでしこの歩いたルート

2021年06月17日 | ゆるキャン△

 怖くてたまらなかった真っ暗闇の、廃線跡のトンネルをやっとの思いで抜け出て、一度振り返ってみました。かつての線路はここをずっと通って、今はいちしろキャンプ場の一番上の平坦面になっている所を緩やかにカーブしていたそうです。
 現在はトンネルを出た所からキャンプ場の敷地内になっているようです。トンネル自体がアプトいちしろ駅からのキャンプ場への出入り口になっているわけですが、それにしても怖すぎる出入口です。

 

 トンネルを出て左手には、御覧のような景色が広がります。川沿いの高台にいちしろキャンプ場のオートサイトが広がります。ここからは長島ダムは渓谷の地形に遮られて見えませんでした。

 

 廃線跡をそのまま進むと、いちしろキャンプ場の一番上の平坦地に出ます。御覧のように炊事場が並んでいます。奥に見えるウッドハウスが管理事務所です。

 

 ウッドハウスに近づきました。お手洗いがあるので、事務所に申し出て利用させていただきました。建物の外壁には掲示板や案内表示などが貼られてありました。

 

 10時13分、管理事務所をキャンプ場入口付近から見た図です。これが原作コミック第11巻20ページ2コマ目のアングルです。上図左端にキャンプ場案内図があるので確認し、この場所がキャンプ場の表口にあたって車が出入りするところであることを知りました。

 

 表口付近からキャンプ場を見ました。上図左に見えるガードレール付きの道を、各務原なでしこが「どーこーにーしーよーおーかーなっと」キャンプサイトへと走っていったわけです。そして場所を決めてからまた引き返してきたわけです。

 

 表口から車道へゆかずに、キャンプ場敷地の中の廃線跡をそのまま進むと、次のトンネルが見えてきました。各務原なでしこはキャンプ場の専用通路から外に出たようですが、私はキャンプ場への立ち入りが出来ないため、その専用通路に合流するとみられるトンネルからの散策路を進みました。

 

 このトンネルは先の怖いトンネルとは違って50メートルぐらいの短かさでしたので、入る前から出口が向こうに見えていて、楽に歩けました。ここで廃線跡のルートは左にカーブして、いまはダム下の放水路になっている部分を通っていたようです。散策路はまっすぐに進んで上の車道へ階段であがる形になっていました。

 実は、各務原なでしこがキャンプ場を出てからのルートは、原作コミック第11巻21ページからの描写では省かれています。21ページ4コマ目の道路の描写は、長島ダムへの車道の景色のひとつで、なでしこが実際に歩いたルートとは無関係であるようです。なぜかというと、5コマ目でなでしこは長島ダムを望む展望所に居るわけですが、その展望所へは、4コマ目に描かれる車道からは直接行けないからです。大きく回り道をする場合のコースの一部なので、これをたどると10分ほど余計にかかって次の列車の時刻には間に合いません。

 

 階段を登って上の車道に出ました。この車道を右側にゆくと、いちしろキャンプ場の表門へも行けますから、各務原なでしこは間違いなくこの車道を奥へ進んでいます。そして長島ダムを望む展望所へ行くわけですが、そのルートは上図に見えるコンクリート高台状の登り階段を登るのが唯一です。他にそれらしい道が存在しないのです。

 

 コンクリート高台状の登り階段の登り口です。ここから登って、上図左上に見える崖面の上まであがってゆきました。かなり急な石段が屈折しながら斜面上に続くので、ここでも相当の時間を要します。各務原なでしこ並みの脚力が試されます。

 

 長い石段を登りきると、長島ダム横の公園区域である「四季彩公園」に出ます。上図左奥に見えるコンクリート構造物が長島ダムの頂部にあたります。御覧の指示標識の、右へと進みます。左は「展望広場」ですが、それは各務原なでしこが居た「展望所」の下の段の広場にあたります。その「展望広場」から「展望所」へは連絡路がありません。

 

 なので、右へ回って、今度は左へ折れて園路を長島ダムに向かって進みました。

 

 少し進んでゆくと、左手に吊橋があり、吊橋の奥に東屋つきの展望所があります。周囲の崖面をコンクリートで固めてあって、まるで軍事要塞のような外見です。
 そこが、原作コミック第11巻21ページ5コマ目で各務原なでしこが「ふおおーーっ」と歓声をあげ、22ページ以降で長島ダムをダムカレーになぞらえて楽しんでいた場所です。その展望所へは、吊橋を渡るのが唯一のルートになっています。

 この時点で時刻は10時28分、次の列車の時刻まで45分となりました。まだ予定ルートの半分も進んでいなかったので、大丈夫か、長島ダム駅での次の列車に間に合うのか?と不安になってきたのでした。  (続く)

 

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