野反湖ハイキングの続きです。今回は湖畔西岸ルートの終点である野反湖キャンプ場のバンガローエリア(旧称第1キャンプ場)のビジターセンターを紹介します。作中で各務原なでしこ、斉藤恵那が館内を見て回り、瑞浪絵真がピザが休みだったショックで玄関口に座り込んでいた施設です。
上図がそのビジターセンターの正面観です。玄関前に作業用の軽ワゴン車が停めてあるのも、作中と同じです。
このシーンです。野反湖キャンプ場の管理棟を兼ねており、キャンプの手続きもこちらで受け付けています。作中画では、作業用の軽ワゴン車の看板に何と書かれているのかが分かりませんでしたが・・・。
実際には「野反湖キャンプ場入口」とあります。その通りにキャンプ場の入口付近に停めてあることが多いのか、それともこの駐車位置にて野反湖キャンプ場の入口にあたるビジターセンターを指しているか、のどちらかでしょう。
ビジターセンターの玄関口です。右側に「キャンプ場受付事務所」とあります。建物は二階建てですが、斜面上に建っていて二階に玄関口が設けられていますので、一階部分は地階のような感じになってあまり目立ちません。
中に入ると、フロント、自販機コーナー、売店、展示室などがあります。売店ではキャンプ用品を主に取り扱っています。
作中でも同じアングルから描かれます。右手前の売店および展示室のショーケースのレイアウトも同じです。自販機コーナーは玄関ホールにあり、作中ではその横で瑞浪絵真がへたり込んでいます。
同じ位置から右側を見ました。作中では切れている売店および展示室のスペースです。奥には薪も売っています。
フロントの前を横切って奥へ進むと、上図の休憩室があります。かつて野反湖の北端に位置した展望台案内所が閉鎖されてその機能がこちらに移されています。
係員の方の話によれば、こちらの休憩室では、売店で購入したコーヒーやインスタント、菓子や冷凍食品などを食べて下さい、との事で、食事の提供はやっていないそうです。基本営業時間は8時30分から19時までですが、状況により休憩室のみが休業の場合があるそうです。
フロントにて、ゆるキャンの聖地巡礼に来た旨を話しましたら、展示コーナーにゆるキャンの案内もありますので見て行って下さい、と言われました。御覧のように、作中での野反湖キャンプ場の景色が実際の景色と並べてパネル展示してありました。
既にゆるキャンの事は御存知のようで、関連グッズの一部も販売していました。巡礼者も夏ぐらいからちらほらやってきているとの事で、多くは日帰りだが一部はバンガローに泊まってくれたりします、と嬉しそうに話していました。
この時点ではまだアニメ4期のことはアナウンスされていなかったと思いますが、アニメ4期には間違いなく群馬キャンプ編が含まれると思います。
4期はおそらく、3期の終わりに新入生で加わった中津川メイ、瑞浪絵真の二人を準メインに据えてのストーリー展開がなされると思いますので、雁坂みちキャンプ編でメイの活躍を、群馬キャンプ編で絵真の活躍を描くのだろうと予想しています。
野クルのメンバーも、大垣千明と犬山あおいが雁坂みちキャンプ編に、各務原なでしこと斉藤恵那が群馬キャンプ編に登場して分かれますので、雁坂みちキャンプ編と群馬キャンプ編はセットになるはずです。それに志摩リンのソロでの行動を三峰神社と滝沢ダムにて描写して加えることで、4期の1クールの12話が構成されるのかな、と予想しています。
それで、アニメ4期にはここ野反湖キャンプ場も登場すると思います。放送後は全国から巡礼ファンが訪れるようになるでしょう。
フロントにて、キャンプ場のバンガローエリアを見学したいと申し出ましたら、ビジターセンターの前から三壁山(みつかべやま 標高1930メートル)への登山路が通じていて一般登山客も行き来しているので、その範囲ならば良いですよ、と言われました。ゆるキャンの聖地の一つになった63番バンガローも、その登山路の近くなので、外見をみるだけなら良いでしょう、との事でした。
それで、教えられた通りに外へ出て、駐車場の脇にある上図の案内板に近寄って地図を確認しました。
上図右下の「現在地」が案内板の位置にあたります。そこから車道を隔てた向かいに三壁山への登山路の入口があり、その登山路が上図のマップに点線で示されていました。
点線は斜め左上に進んで、バーベキュー棟の手前で右にクランクして上へ伸びますが、その手前右側に、48番と目指す63番のバンガローの位置表示がありました。
ただ、この案内板のマップは古い時期のままなので、その後に増設された8人用大型バンガローなどは表示されていません。それで野反湖キャンプ場の公式サイトのバンガロー配置図のほうを参考にして下さい、との事でした。 (続く)