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ゆるキャン△の聖地を行く44 その10  野反湖 テン場のお花畑からキャンプサイトへ

2025年01月11日 | ゆるキャン△

 野反湖ハイキングの続きです。約5キロの湖畔西岸ルートをたどりました。今回は上図の「シラカバ淵」を過ぎて少し進んだ地点からテントエリア(旧称第2キャンプ場)までの赤線のコースを紹介します。

 

 「シラカバ淵」を過ぎて少し進んだ地点から北へ進みました。御覧のように僅かな登り坂となり、前方に雑木林が見えてきました。エビ山の北西尾根の先端に位置する緩傾斜地をまっすぐ突っ切る形でした。

 

 まもなく、左手に上図の標識を見ました。富士見峠より4キロ地点、ビジターセンターまで1キロの地点でした。「テン場」とは現地の地名のようですが、「お花畑」はこのエリアが高山植物の集中域の中心にあたることを示した地称だろうか、と思いました。

 野反湖の多くの高山植物の開花シーズンは6月から8月にかけてですので、10月の今回は花を全く見かけませんでした。それで、開花シーズンに再度ここへ来ようか、と考え始めたことでした。今回の秋の景色があまりにも見応えがあって良いものですから、ノゾリキスゲなどの花が咲き乱れる陽春から初夏の頃は、もっと素晴らしいに違いない、と思いました。

 

 それから道は細い沢のような地形を越えて右にカーブし、階段となって高台に上がりました。その次の左カーブを過ぎると、前方に上図の建物が見えてきました。ハンディGPSの位置表示がキャンプ場ゾーンの南端に出ていたので、どうやら野反湖キャンプ場のテントエリアに着いたようだ、と悟りました。

 

 建物の手前に上図の分岐点がありました。上図の左が私の歩いてきた湖畔西岸ルート、右の奥へ続く道が弁天山からエビ山の稜線をたどる登山ルートの終点にあたります。その横にはテントエリアの一部とみられる芝生地が広がっていました。

 

 分岐点を過ぎて前方の建物に近づきました。野反湖キャンプ場の施設案内にて「炊事場」と呼ばれる施設でした。この「炊事場」はバンガローエリアに5ヵ所、テントエリアに2ヵ所あり、上図の建物はテントエリアの南端に位置しています。

 

 「炊事場」の内部です。左側にかまど、右側にシンクが並びます。建物の上半分は柱だけの吹き放ちで、炊事の煙が外へ流れやすいようになっており、下半分は防火防水のブロック積みとなっています。

 

 通り抜けて反対側から見ました。作中で各務原なでしこが見ていたのはこっちのアングルだったかな・・・。

 

 「炊事場」の脇からテントサイトに出ました。湖畔を望む高台を削平して広場を設け、休憩ベンチを配置してあります。奥に北側の「炊事場」が見えます。作中で各務原なでしこがバンガローエリアより散歩してここに来ています。

 

 南端の「炊事場」の東には上図の大きな建物がありました。作中にて各務原なでしこが「トイレもすごいちゃんとしてる」と感心して見ていた施設です。

 

 このシーンです。広域ワイドの魚眼レンズで撮った景色のようで、トイレの屋根が丸くゆがんでいます。

 

 富士見峠からの5キロをひたすら歩いてきましたので、休憩しようとベンチの一つに近寄りました。背景の湖面や山並みの見え方が作中と同じでしたが、作中画では景観を見やすくするために手前の木や草藪だけが省略されていました。

 

 このシーンですね。

 

 上掲のシーンにアングルを合わせてみました。作中の景色では手前の木や草藪だけが省かれていることが分かります。ゆるキャンではよく見られる景観向上の手法ですが、実際の景色とは異なるので、時折違和感を覚える事があります。

 

 作中の同じアングルの景色は、このようにスッキリしています。同じ景色を期待して現地に来ると、作中画と異なるのに驚かされることがままあります。上図では湖面が実際よりも広く、そして近くに感じられるのですが、実際には水辺までは少し距離があります。というか、広場の端は緩い崖面になっていて、その下にも平場があってテントサイトになっています。

 

 各務原なでしこが座って景色を眺めていたベンチに座りました。時刻は13時40分、富士見峠を出発してから1時間5分で今回のルートの8割近くの約4.5キロを歩いたことになります。ここから終点の野反湖バス停までは約1.5キロでしたから、あと30分も歩けば到達出来る見込みでした。

 いずれにせよ、今回の湖畔西岸ルートの全部を約2時間で踏破する計画でのぞみましたが、実際には1時間半ぐらいで行ける目途が立ちました。それで心に余裕が生まれて、なでしこリュックからペットボトルを出して水を飲みつつ、各務原なでしこのベンチに座っている幸福感に包まれました。最高の気分でした。  (続く)

 

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