気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

(車輌目次表紙)ボンプル高校 7TP軽戦車(単砲塔型)(2、3輌目)

2022年09月15日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  ミラージュホビー  (商品コード35302、355001)

  制作期間   2021年1月9日~3月25日、4月6日

  製作記事   その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 完成です!!

  総評・備考
 ガルパンのボンプル高校チームは、ポーランドテイストのチームであり、保有車輌のメインもポーランドの国産車輌で占められる。その主力ともいえる7TP軽戦車(単砲塔型)は、アニメ本編でもコミック版でも仕様がほぼ同じで、適応キットもポーランドの2つのメーカーから出ている。近年まではミラージュホビーの品が唯一で市場に出回っていたが、最近にIBGより新製品がインテリアキットとして発売され、制作の選択肢が広がっている。アニメの劇中車もコミックの作中車も共にガルパン仕様といえる特徴は無く、適応キットをストレートに組むだけで仕上がる。
 今回の作品はともにミラージュホビーの品を使用して、片方はほぼ素組み、もう片方は室内装備やエンジン等をジャンクパーツや自作パーツで補完してフルインテリア仕上げとした。IBGよりインテリアキットが発売されたのはその直後であるので、なにか因縁めいたものを感ぜずにはいられない。

  公式および適応キット一覧(2022年9月現在) 黄帯が今回の使用キット  


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聖グロリアーナ女学院 クロムウェル(プラウダ戦記版) 作ります!! その4

2022年09月14日 | ガルパン模型制作記

 ステップ12からステップ14までは戦車砲および砲塔を組み立てます。ガイドの指示通りに進めます。

 

 ステップ12で組み立てる戦車砲のパーツ類です。

 

 組み上がりました。

 

 ステップ13で組み立てる戦車砲のパーツ類です。

 

 組み上がりました。

 

 ステップ14で組み立てる戦車砲のパーツ類です。

 

 組み上がりました。次からはガルパン仕様への改変が加わります。しかし、スラスラと組み立てていた勢いで、ストレートにガイドの通りに進めてしまいました。

 

 ステップ15およびステップ16で砲塔を組み立て続けて、ステップ17で車体にセットします。このうち、ステップ16にてガルパン仕様にすべくD11とD12を省かないといけないのですが、気付かずに組み付けてしまいました。

 

 ステップ15で組み立てるハッチ類のパーツです。

 

 組み上がりました。ハッチ類はいつものようにピットマルチ使用にて開閉自在にします。

 

 ステップ16で組み立てるパーツ群です。このうち、左端にみえるD11とD12は作中車に無いので不要でしたが、気付かずに組み付けてしまいました。

 

 そのまま組み上がった状態です。この時点ではまだミスに気付いていませんでしたが・・・。

 

 角度を変えて出来具合をチェックしているうちに、かすかな違和感が脳裏に走ったのでした。あれ、今の違和感はなんだろう、と思いつつ、コミックの作中車の姿を再確認したことでした。  (続く)

 

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海洋堂「ゆるキャン」プラモケイを作る6  各務原なでしこを作る 上

2022年09月13日 | ゆるキャン△

 海洋堂ゆるキャンプラモケイの4人の3人目、各務原なでしこを作ってみたいと思います。中身は御覧の通り、説明書、デカール、表情印刷済み頭部、ランナーパーツから成ります。

 今回はカプセルの説明書通りに作るのではなく、パーツを活かしての変更製作という方法で、海洋堂ゆるキャンプラモケイの「可能性」を実現してみたいと思います。それで製作工程も増えますので、上中下の3回に分けてレポートします。

 

 今回は、全てのパーツを組み立てます。各務原なでしこ本体、その荷物類の順に組み立てます。厳密にはもうひとつ荷物が要るのですが、そのパーツはカプセル内には含まれていませんので、対策が必要となります。これについては荷物類の組み立ての際に改めて述べます。

 

 公式ガイドブック「野外活動記録」の52ページに載せられる各務原なでしこの図です。このファッションデザインにニット頭巾を被せた姿が、今回のプラモケイのモデルになっています。

 

 37ページにも各アングルの図が載っています。ニット頭巾の三色ライン、上着のクロス模様、靴の模様など、細かい塗り分けを要する箇所が多いです。100円の細筆が、今回は威力を発揮しそうです。

 

 とりあえずポスカのカラーを合わせて選びました。上よりライトピンク、だいだい、ダークレッド、コーラルピンク、青、灰色、ダークブラウン、白、茶色の9色で、さらにニット頭巾のカラーとしてパステルグリーンを選びました。

 

 パーツは御覧のように切り離して準備しました。両腕と両脚は塗り分けが必要なので、ランナーを付けたままにして持ち手としました。

 

 パーツごとにポスカで色を塗っていきました。重ね塗りする部分は、明るい色を先に塗りました。暗い色のほうが隠蔽力が強いからです。

 

 特に注意を払ったのが、表情付き頭部の塗装でした。まず、顔面を保護すべく上図のようにマスキングテープを頭巾の下に巻き入れておきました。

 

 ニット頭巾のカラーは3色です。上より青色、白、パステルグリーンです。

 

 最初にパステルグリーンで頭巾の前端と顎紐を塗りました。

 

 次に白を上図のように重ね塗りしました。

 

 続いて青色で重ね塗りして、白のラインを仕上げました。

 

 もう一度パステルグリーンで重ね塗りして、青のラインを仕上げました。ポスカを使うと、こういう感じで頭巾の2色のラインが引けるわけです。

 本格的に細筆を用いて模型用塗料で塗れば、劇中シーン並みにもっと細かくラインが引けてクロス部分も再現出来ますが、今回は初心者目線での製作であり、ポスカのみで塗るという方針ですから、この程度で充分でした。

 

 最後に前髪パーツを取り付けて、頭部が完成しました。うん、この表情は間違いなくなでしこちゃんですな・・・!

 上図の横に後ろ髪のパーツがありますが、これは今回の製作においては説明書の通りに付けられませんので、少し改造して取り付けることになるかと思います。その作業段階にてまた説明します。  (続く)

 

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く38 その18 「ブロンズです!!」

2022年09月12日 | 大洗巡礼記

 月の井にてTさんの買い物が済んだ後は、近くのブロンズに行きました。Tさんがブロンズでの食事を希望していたため、今回の大洗滞在最後の昼食を、と決めてあったからです。強かった雨風もいったん小降りになっていた中を、店先へと進みました。 (上図はTさん撮影)  

 

 ブロンズの位置は、大洗町役場のすぐ近くです。上図のように背景に大洗町役場が写っていますが、ガルパン劇場版の聖地の一つでもあります。たまたま撮っていただきましたが、大洗町役場を背景にした自身の写真というのは、初めてじゃないかと思います。 (上図はTさん撮影)

 

 雨風が強かったこともあってか、ペパロニのパネルも店内に「避難」していました。これも初期のデザインとは異なり、まだ新しい感じですので、最終章スタートの頃に新調されたものでしょうか。大洗のガルパンパネルも今では2代目、3代目となっているようで、2013年の初期のパネルが期間限定の予定であったのが嘘のようです。延長が重なっていつしか常置となり、とうとう9年を経過しています。こんなに長く続くとは、大洗の方々も予想しなかったでしょう。

 

 店内に入りました。相変わらずのギッシリ空間です。ガルパン要素の数々に包まれるというか、ガルパンの圧に気押されるというか、そんな雰囲気のままです。ガルパンで飾り立ててる店舗が多い大洗でも、一、二位を争うカオス空間です。ここに匹敵するのは、ウスヤさんぐらいでしょうか。

 

 模型寄贈品類の展示コーナーも相変わらずの重層、集中ぶりです。軍艦島の高層建築群のような、一種の集合体の独特のムードが奇妙な迫力をともなって見る者に迫ってきます。そのためか、模型の一つひとつのイメージはあまり明確に捉えられないまま、単に「沢山の模型」という一枚の絵画のような、景色のような感じで記憶に残ります。
 なので、どんな模型があるのかと問われれば、上図の写真でも無い限り、なかなか答えられません。ただ、アンツィオ高校関連が大半を占める、と答えるのがせいぜいでしょうか。

 

 で、この日は上図のアイスをいただきました。あまり空腹ではなかったからです。

 

 アイスをいただきつつも、壁や天井にびっしりと貼られたガルパン巡礼の名刺の数々に視線を走らせるホシノでした。自身もこのお店にガルパン名刺を渡しているのですが、それがいつの事であったか、どんなデザインの名刺であったかも記憶が定かではなくなっていました。そのことに愕然としつつも、自分が大洗を巡ってきた2013年以来の長い歳月を振り返ったことでした。 (上図はTさん撮影)

 

 Tさんは、念願の鉄板ナポリタンを注文して嬉しそうでした。大洗へ来たなら絶対にコレを食べるぞ、という気迫すら感じましたが、ガルパン巡礼者の全員が必ずここのパスタは定番コースとして外しませんから、Tさんもまたその道を進んでゆくのでありました。俗に大洗の「過食道」などと呼ばれますが、私自身は一度体を壊して入院しましたから、食べ過ぎは避けるように心がけています。

 

 昼食を終えて退出する時になって、Tさんが私のガルパン名刺を玄関口の内側の上面に素早く見つけてくれました。私自身はいくら探してもなかなか見つからないので諦めかけていた矢先でした。

 そういえば、Tさんは精算時に女将の打田さんに、私の名刺の所在を問い合せていたようで、その後打田さんも出てきて一度探して下さいましたが、どんな名刺であるかを私自身が忘れてしまっていましたから、答えようがありませんでした。そうして最後になって、「あっ、ありましたありました!」とTさんが低く叫んだのでした。流石はTさん、漢ですなあ・・・。

 そして見た名刺は、私の思っていたのとは全く違う、ガルパン名刺以前の古いデザインのそれでした。ガルパンに出会う前の2010年頃に作ったものでした。なんだ、これだったのか、とやっと思い出しました。ガルパンに出会ってから作った名刺は覚えている限りでは4種類ですが、それよりももっと前の名刺でした。いまは私の手元にも残っていないので、完全に忘れていたものでした。
 ともあれ、Tさんのお蔭で、昔の自分に出会えた気がしました。  (続く) (上図はTさん撮影)

 

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(車輌目次表紙)青師団高校 Ⅰ号戦車B型

2022年09月11日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  ズベズダ  (商品コードZV3522

  制作期間   2020年7月10日~10月25日

  製作記事   その1 その2 その3 完成です!!

  総評・備考
 ガルパンにおけるⅠ号戦車は、最終章第1話の青師団高校チームの車輌が初出である。実車の改良型であるB型に該当し、コミック版の「プラウダ戦記」にも同型車が登場する。公式キットは出ていないが、適応キットがイタレリ、ドラゴン、ズベズダ等から発売されている。最近に発売されたタコムの製品はA型とB型の2輌セットである。いずれのキットも作業手順や難易度は似たり寄ったりであるので、お好みで選べば良いだろう。

  公式および適応キット一覧(2022年9月現在) 黄帯が今回の使用キット  


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聖グロリアーナ女学院 クロムウェル(プラウダ戦記版) 作ります!! その3

2022年09月10日 | ガルパン模型制作記

 ステップ6では車体上部を取り付けます。キャタピラつまり履帯も付けますが、私の製作では塗装後に付けます。
 ステップ7では車体前面装甲板や前部機銃を組み立てます。バイザーハッチは閉状態を選択します。ステップ8では雑具箱を組み立てます。いずれも組み立てガイドの指示通りに進めます。

 

 ステップ6で車体上部を取り付けました。

 

 ステップ7にて組み立てるパーツ群です。

 

 組み上がりました。

 

 ステップ8で組み立てるパーツ群です。

 

 組み上がりました。

 

 ステップ9では前面装甲板や各所の部品を取り付けます。パーツC6は塗装後に履帯をはめてから付けます。ステップ10でも雑具箱など各所の部品を取り付けます。パーツC1、C2、C7は塗装後に履帯をはめてから付けます。
 ステップ11でも各所の部品を取り付けます。ガンナーズハッチは閉状態を選びます。

 

 ステップ9で組み付けるパーツ群です。細かいパーツが一気に増えました。無くさないように注意して順に組み付けてゆきました。

 

 組み上がりました。

 

 ステップ10へと進みました。

 

 組み上がりました。塗装後に付けるパーツは保管しておきました。

 

 ステップ11に進みました。車外装備品のD16とD17は塗装後の取り付けになります。

 

 組み上がりました。ここまでで1時間11分でした。2時間もあれば組み立てが完成するキットです。  (続く)

 

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海洋堂「ゆるキャン」プラモケイを作る5  大垣千明を作る

2022年09月09日 | ゆるキャン△

 海洋堂ゆるキャンプラモケイの4人の2人目、野クル部長の大垣千明を作ってみたいと思います。中身は御覧の通り、説明書、デカール、表情印刷済み頭部、ランナーパーツから成ります。

 

 パーツは二つに分類されます。上図左が大垣千明本体のパーツ、右が荷物やキャリーカートのパーツです。前回の犬山あおいと同じく、荷物やキャリーカートは後日にまとめて組み立てます。スキレットと台座のパーツだけを切り離しておきます。

 

 組み立て塗装前の状態です。小さなパーツはなるべくランナーに付けたままにして塗装時の持ち手を確保します。

 

 公式ガイドブック「野外活動記録」の56ページに掲載される大垣千明の全身図です。今回のプラモケイのモデルとなった、イーストウッドキャンプ時の服装です。全体的に藍色系を中心とした黒っぽいカラーでまとめられます。

 

 そして37ページにも同じイーストウッドキャンプ時の服装デザイン図が各アングルで並びます。これにスキレットを持たせたのが今回のプラモケイのキットです。

 

 ポスカのカラーを合わせて並べました。上より黒、青、紫、ネイビーブルー、灰色、ダークブラウン、茶色です。青と紫はともに前髪のカラー候補で、ちょっと迷いましたが青に決めました。あわせて6色となります。

 

 犬山あおいの時と同じようにパーツの下処理を行ない、塗ってゆきました。メガネのパーツが妙に歪んでいる気がしましたが、仮組みチェックの際に、そういう形状になっている、そういう形状ではめ込むのだと知りました。

 

 塗装が終わったので、組み立てを始めました。最初に、両脚のパーツを接着しました。次に表情印刷付きの頭部に前髪と帽子を取り付けておきました。メガネは一番最後に取り付けるので、ここではまだ付けません。

 

 続いて、上図のように両腕と両脚のパーツを胴体パーツに組み付けました。いずれも接着して固定しました。接着剤無しでも組み立てられますが、後で内部で外れたりすると組み直しが面倒です。またバラさないといけなくなります。接着しておいたほうが安定も増します。

 

 次に台座を取り付けます。最後に頭部を組み立てるので、台座を先に付けて立つ状態にしておけば、頭部の取り付けが楽になります。

 

 頭部をはめ込み、最後にメガネを付けました。メガネは眉間の穴にダボをゆっくりと押し込んではめました。あまり力を入れずにゆっくりと押し、メガネのフレームが折れたりしないように注意しました。

 

 スキレットを左手の穴にさしこんで完成しました。スキレットを持っていなければ、「バッター、アウト!」と叫ぶ球審のようなポーズです。

 

 これで本栖高校野クルの創設メンバーの2人が揃いました。動の千明、静のあおい、です。これに後から加わる各務原なでしこは、例えるなら明、でしょうか。

 次回は各務原なでしこを作ります。カプセルの説明書通りに作るのではなく、パーツを活かしての変更製作という方法で、海洋堂ゆるキャンプラモケイの「可能性」を実現してみたいと思います。それによって製作工程が増えますので、上中下の3回に分けてレポートします。  (続く)

 

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く38 その17 「ガルパンフィギュアと月の井です!!」

2022年09月08日 | 大洗巡礼記

 大洗ガルパンギャラリーの続きです。販売コーナーの奥まった目立たない陳列ケース内に上図のようにガルパンフィギュア類が並んでいるのを見かけて撮影しました。こういうのは昔は買いまくっていたのですが、ガルパン物欲が薄れてプラモデルだけにまとまった現在では、撮影出来るだけで満足です。

 

 これらのフィギュアも、とうとう買えないままに終わったなあ・・・。キューボッシュシリーズは欲しかった品の一つだったんだけどなあ・・・。

 

 様々な感慨を胸にフィギュア類を順に撮影してゆくホシノでした。  (上図はTさん撮影)

 

 上図のTさん撮影時に私が撮っていたのが、この三人でした。

 

 その次に撮ったのが、このあんこう踊りバージョンの一群でした。

 

 陳列は一番下まであるので、床に這いつくばらないと撮れない状態でしたが、腹這いでの撮影は豊郷小学校校舎内のけいおんフィギュアだけで充分でした。

 

 その後は横風をともなう強い雨の中を二人で黙々と歩き、途中から水浜線の軌道跡の道に入ったので、軌道跡の痕跡を探しつつ進みました。ある民家の庭先に妙な鉄柱の残骸を一瞥し、おや、と振り向いて近づいて観察したりしましたが、同道のTさんには、何をやっているのか分からなかったことでしょう。それで簡単に水浜線の軌道跡について説明しておきました。
 そうして上図の月の井さんに入りました。Tさんがお土産の酒を購入する予定だったからです。

 

 豊富な商品群を見回しつつ、品定めをするTさん。

 

 品を決めて購入するTさん。蝶野亜美ならば「土産なんてバーっと探してダーッと決めてドーンと買えばいいんだから」とざっくりと陽気に言うかもしれませんが、真面目なTさんは真剣に「一撃必殺」「百発百中」の心意気で購入していたようです。  (続く)

 

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(車輌目次表紙)ヴァイキング水産高校 Ⅲ号戦車J型

2022年09月07日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  タミヤ ミリタリーミニチュアNo.215  (商品コード35215)

  制作期間   2019年9月30日~2020年1月16日

  製作記事   その1 その2 その3 その4 その5 その6 完成です!!

  総評・備考
 ガルパンにおけるⅢ号戦車J型は、黒森峰女学園の所属車輌が知られ、最終章第3話では逸見エリカ隊長が臨時に乗り換えたりして知名度が更に上がっているが、テレビシリーズでは第1話の戦車道入門ビデオに既に登場しており、他にヴァイキング水産高校も使用している。それでプラッツからは黒森峰女学園仕様(下のキット一覧の1と3と4)とヴァイキング水産高校仕様(下のキット一覧の2)の2種の公式キットが発売されている。いずれも元キットはドラゴン製品(下のキット一覧の5)である。
 それとは別にタミヤのⅢ号戦車L型を改造する方法もよく採られており、今回の作品はその方法で製作した。L型はJ型の装甲強化型で操縦室前面と防盾の中空装甲が追加でパーツ化されているので、これらの追加パーツをつけなければJ型の状態に仕上げられる。この方法は、ガルパン仕様に作る場合でも改造や修正が最低限で済むが、デカールを別途準備する必要がある。詳細は製作記事を参照されたい。
 最近にはライフィールドモデルより精密なフルインテリアキット(下のキット一覧の8)も出ており、選択肢が増えているが、いずれのキットを用いてもほぼストレート組みで劇中車を再現出来る。ガルパン仕様に作る場合でも改造や修正が最低限で済むため、初心者クラスにもおすすめ出来るガルパン仕様制作の入門キットの一つとされる。

  公式および適応キット一覧(2022年9月現在) 黄帯が今回の使用キット  


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聖グロリアーナ女学院 クロムウェル(プラウダ戦記版) 作ります!! その2

2022年09月06日 | ガルパン模型制作記

 ステップ1ではリヤパネルを組み立てます。ステップ2ではホイールを組み立てます。いずれも組み立てガイドの指示通りに進めます。今回の作中車はほぼタミヤのキット準拠で描写されているようですので、改変箇所は少ないです。

 

 ステップ1で組み立てるリヤパネルのパーツ群です。

 

 組み上がりました。

 

 ステップ2で組み立てるホイールのパーツ群です。左より転輪、起動輪、誘導輪、そして転輪のポリキャップです。

 

 組み上がりました。

 

 ステップ3ではサスペンションアームやリヤパネルを取り付けます。ステップ4では車体下部装甲板などを組み付けます。ステップ5ではホイールや牽引ホールドを取り付けます。いずれも組み立てガイドの通りに進めます。コミック版の作中車はアニメ本編の劇中車よりも改変箇所が少ないか、無かったりするので楽です。

 

 ステップ3で取り付ける前後のパネルとサスペンションアームです。

 

 組み上がりました。

 

 ステップ4にて組み立てるパーツ群です。

 

 組み上がりました。

 

 ステップ5では上図の牽引ホールドA14だけを取り付けます。ホイールは全て塗装後に組み付ける予定です。

 

 組み上がりました。ここまで30分もかかっていませんでしたので、タミヤのキットは本当に組み立て易くて楽です。  (続く)

 

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海洋堂「ゆるキャン」プラモケイを作る4  犬山あおいを作る 下

2022年09月05日 | ゆるキャン△

 海洋堂ゆるキャンプラモケイ、犬山あおいの制作の続きです。組み立て前の準備が整いましたので、これから組み立てに移ります。仮組みした際に、あらかじめ塗装しておいた方が良さそうなパーツが多いように感じられましたので、原則としてパーツを塗ってから組み立てることにしました。

 パーツの色、つまり犬山あおいの服装の色については、カプセルに入っていた説明書にも図版が一応ありますが、それだけでは分からない部分もありますので、本棚から上図のゆるキャン公式ガイドブックを取り出して参考資料にしました。アニメ1期の全ての情報が網羅されていますので、ファンの方は大体お持ちでしょう。

 

 これが今回のプラモケイの再現対象となったデザインです。37ページに掲載されます。アニメ1期第4、5話の初の野クルキャンプ活動の際の出で立ちです。側面や背面の図もありますから、これを見れば塗装に必要なカラーも分かります。

 

 そして58ページには帽子を脱いだ犬山あおいの図も載っています。マフラーの模様、靴の底面などの細部の塗り分けもよく分かります。

 

 手持ちの28色のポスカのうち、合いそうなカラーを選んで並べました。全部で7色です。上より、パステルオレンジ、パステルグリーン、白、ネイビーブルー、灰色、茶色、黒です。今回はポスカで塗るというのが基本方針なので、ポスカ以外の塗料は使いませんでした。なので、色の微妙な差異は気にせずに似通ったカラーを選んでまとめました。

 

 ポスカの塗り始めは、台座のパーツにしました。間違ってもやり直せるパーツですので、ウォーミングアップにはもってこいです。とりあえず緑色で塗りました。水性インクなので薄かったり、ムラが出る場合もあります。基本的にポスカは二度ぐらい塗り重ねることで綺麗に仕上がりますので、今回のゆるキャンプラモケイ製作においても二度または三度塗りを原則としました。持っていると剥がれる時があるので、リペイントも欠かせません。

 

 ブーツは茶色、ブーツの底面は黒で塗りました。靴の底面の色は4人でそれぞれに異なります。タイツ部分は後でネイビーブルーで塗りました。

 

 帽子は、最初は茶色で塗る積りでしたが、資料図ではブーツの色よりも濃い目であるように見えたので、ダークブラウンに変更しました。ペン先が大きいので、帽子の上の眉毛の塗り分けが出来ず、100円の細筆にインクを塗りつけて細筆で塗り分けました。

 

 100円の細筆も立派に役立ちます。眉毛と前髪はパステルオレンジ、前髪のリボンは白で塗りました。ランナーを残して持ち手としておくと持ちやすく、塗るのも楽です。

 

 表情印刷付きの頭部に、前髪をセットしました。くっつけるだけで良いですが、私の製作では接着剤を少し付けて固定しました。頭の上のダボをはさんでいるのは、塗装作業時にパーツを固定しするクリップで、棒がついていて持ち手になります。
 洗濯バサミでも代用出来ますが、小さなパーツだと挟みにくいので、塗装用のクリップが10本ぐらいあったほうが便利です。塗装用のクリップは模型店でも買えますが、ダイソーやセリアでも5本入りを100円で売っています。

 ダイソーおよびセリアで販売している塗装クリップの紹介記事はこちら

 

 両腕はパステルグリーンで塗りました。左手首はキャリーカート付きと単体の2種がありますが、単体を選びました。両腕を塗り終えたあとで、取り付けました。

 

 犬山あおいのパーツの中心となる上図の胴体が、最も塗り分けが細かいです。凹凸面や段差があると塗り分けるのも難しくなります。私は上着を最後に塗ることに決めて、それ以外の部分を段差の下面から順に上へと塗りました。もっともくぼんでいる部分の衣をネイビーブルー、スカートを灰色で塗りました。いずれも二回塗りましたが、スカート部分は持ったりしているとこすれて薄くなったり、剥がれたりしました。それらは後でリペイントしました。

 

 マフラー部分も灰色で塗りました。周囲にはみ出し気味に塗りました。最後に上着を塗る際に重ね塗りで埋めるので、はみ出しても大丈夫です。

 

 マフラーの模様を白で塗りました。ペン先をチョンチョンと付けると花模様や点々が出来ました。

 

 最後に上着部分をパステルグリーンで塗りました。マフラーのはみ出しカラーも境界線できっちり塗り重ねて埋めました。隠蔽力が強くて下の色が浮き出にくいポスカだから出来る芸当です。スカートとの境界線も二度塗りで明確に出しました。その際にスカート部分を持っていたので、その辺りが剥がれ気味になっていました。これらはリペイントで仕上げます。

 

 組み立て前のパーツの塗装が完了しました。基本的にこの種のフィギュアは組み立て後よりも前に塗っておくと楽だと思います。ゆるキャンプラモケイの4人も同様なので、今後は原則としてパーツを塗ってから組み立てることにしました。

 

 最後に、帽子を再度塗り直しました。ダークブラウンに変更しましたが、仕上がってみると濃すぎる気がしたので、茶色に戻すことに決めて塗り直しました。資料図を参照して、帽子の下縁および内側は、ダークブラウンを残してメリハリを付けました。

 

 あとは、説明書にしたがって各パーツを組み合わせました。接着剤が無くても組み上がりますが、接着固定した方が安定度も増しますので、貼り合わせ部分は普通のプラモデルと同じように全て接着剤を薄くひいてしっかりと固定しました。台座に取り付けて、上図のように仕上がりました。

 これで4人のうちの犬山あおい本体が完成しました。その荷物はいずれまとめて作る予定です。次回は野クル部長の大垣千明を作ります。

 なお、この海洋堂ゆるキャンプラモケイの4人の製作においては、私なりの試みとして三通りの製作の楽しみ方を模索してみます。今回仕上がった犬山あおいと次回の大垣千明は、カプセルの説明書通りに作りますが、その次の各務原なでしこはパーツを活かしての変更製作、志摩リンはパーツの改変をともなう改造製作を試みてレポートしたいと思います。期待しないで楽しみにお待ち下さい。  (続く)

 

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く38 その16 「ガルパングッズ色々です!!」

2022年09月04日 | 大洗巡礼記

 大洗ガルパンギャラリー販売コーナーの続きです。相変わらずの豊富な陳列量ですが、入店するガルパン巡礼者の購入動向は一部の人気商品に集中しがちだと聞きます。よくあるパターンで、人気商品以外はデッドストック予備軍になってゆくわけですので、小売業においては一般的に「死筋排除」として定番停止、廃盤、値下げ処分による在庫一掃を図ります。それによって売場の在庫の適正化をすすめて回転数を上げてゆくわけです。

 

 私の前の勤務先も小売業で、私自身が商品販売の統括職である本部長職を務めましたからよく分かるのですが、ここガルパンギャラリーの販売コーナーは全体的に供給過剰気味だなと思います。山積み、ギッシリの品がけっこう多いです。にもかかわらず、「死筋排除」の手段をとらないようなので、値下げ処分もあまりやっていないようです。各メーカーから仕入れたガルパングッズ類ですから、定価で売り切らないと元が取れないのでしょう。

 

 売れる商品だけに限れば良いのですが、ここではガルパン関連商品ならば何でもかんでも入れています。というか、各メーカーが作るガルパン関連商品がどうしてもここには集まってくる構図があるようです。来客層のほぼ全てがガルパンファンですから、販売効率も当然ながら高いと見込まれるからです。
 それで、ピンからキリまで、中には売れそうにもない商品が混じりますが、それらを「死筋排除」の手段で取り除いてゆくという流れはここには存在しないようです。売れるまで、長くかかっても置いておくようです。

 

 逆に、在庫がもう無くなっているのに商品が陳列されているケースもあります。一種のサンプル展示ですが、人気のあるフィギュア製品などに多いそうです。周知のようにガルパンのフィギュア類は高価品が多いですが、それでもファンは買う、買ってしまうのです。私自身も以前は色々買っていましたから、その気持ちはよく分かります。そうして人気商品はあっという間に瞬殺となり、買えずに悔しい思いをしたことも一度や二度ではありませんでした。

 

 こちらのミニフィギュア商品もちょっと供給過剰気味ですね。模型店や量販店の店頭でもこの商品は山積みになっているのを見かけます。あまり売れていないのでしょう。ピットロードさんの優れた造形センスが光る良い品であるのに、残念なことです。ガルパンファンの若年化が進めば進むほど、経済力も下がるので、この種の値が張る品には手が出せなくなってゆくのでしょう。

 

 これらのガルパン帽子類、大洗でもあんまり被っている人を見かけません。イベント時に被るぐらいなのでしょうか。それよりも曲松商店街のみとやさんで作ってもらえるガルパンワッペンの帽子のほうが人気があるそうです。かくいう私自身もガルパンの帽子は全てみとやさんで調達していますので、時々売り切れになっているぐらいの人気が今でもあるというのはよく分かります。

 

 これらのポスター類、複製品を商品化して売ればいいのにな・・・。これ欲しい人はいっぱい居る筈です。

 

 同道のTさんは色々と購入していたようです。何を買っていたのかは聞きませんでしたが、金額に換算すると私の10倍ぐらいは買いまくっていたような雰囲気でした。荷物もコンスタントに増えていたようで、ザックがいつしかパンパンになっていました。私も大洗へ行き始めた初期は同じでしたな・・・。

 

 ドラマCDも並んでいましたが、私自身はこれらを一度も購入した事がなく、聴いた機会もありませんでした。思えば不思議な事でした。ピーク期には色々買いまくっていたのですが、それでも買えなかった品なのかもしれません。
 なにしろ、ピーク期にはプラモデルと合わせたらものすごい散財になっていて、普通のサラリーマンなら給与全部はたいて赤字続きになっていたレベルでした。買いまくったそれらの品々を「断捨離」して売却処分した際の総計が約80万円でしたから、購入時の総額は単純計算で300万円ぐらいだったでしょう。それに大洗への旅行費用を合わせたら、相当な出費だったのは間違いありません。毎月大洗へ通っていた時期には、月に20万ぐらいは使っていたでしょう。

 ですが、私の場合は、ガルパン関連の出費および大洗への聖地巡礼の費用はすべて株配当や投資信託分配や外貨預金為替差益などの不労所得分でまかなっていて、給与所得からは一切引いていなかったので、悲惨な破産には至りませんでした。投資による資産形成を就職してから地道に継続していた成果が表れた形ですので、若いころから少しずつ資産形成を行なうというのは、本当に重要なんだと改めて実感しています。

 面白い事に、ガルパンブーム初期の常連巡礼者のなかには、私のように費用を不労所得分でまかなっていた方が何人か居ました。巡礼の初期に私が知り合って同道したり、同じ宿に泊まって語らったりした方々は、多くが不労所得分だけでガルパンと大洗を楽しんでいたのでした。そして私よりもお金持ちの方が多かった、という印象でした。アニメ聖地巡礼やグッズ類の購入は、やっぱり経済力の裏打ちがないとなかなか出来ないものだ、と思います。 (続く)

 

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(車輌目次表紙)青師団高校 Ⅱ号戦車F型

2022年09月03日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  タミヤ ミリタリーミニチュアNo.9  (商品コード35009)

  制作期間   2019年9月21日~10月1日

  製作記事   その1 その2 その3 完成です!!

  総評・備考
 ガルパンにおけるⅡ号戦車は、劇場版における西住家車輌を初出とし、最終章第1話の青師団高校チームの車輌も同型である。いずれも実際のⅡ号戦車の標準型の最終形態となったF型に該当する。そのキットはプラッツから西住家、青師団高校の2種(下のキット一覧の1と2)が出ており、いずれも元キットはドラゴンの製品(下のキット一覧の7)である。適応キットはタミヤ(下のキット一覧の3)やアカデミー(下のキット一覧の9)の品が知られるが、前者は初心者向け入門キットの代表格とされ、初心者クラスにもおすすめ出来るガルパン仕様制作用の適応キットとしても有名である。
 今回の作品はタミヤ製品を利用したが、フェンダーや装備品の大半をドラゴンのパーツに交換したため、出来栄えは公式キットのドラゴン製品に近くなっている。
 ガルパンにおけるⅡ号戦車は、他にコミック「リボンの武者」にて黒森峰女学院選抜シュバルツバルト戦闘団の車輌としてF型が、「リトルアーミーⅡ」にてC型がベルウォール学園チームの柏葉姉妹の搭乗車として登場する。C型もタミヤの適応キット(下のキット一覧の4、5、6)で再現可能である。

  公式および適応キット一覧(2022年9月現在) 黄帯が今回の使用キット  


目次へ

 

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海洋堂「ゆるキャン」プラモケイを作る3  犬山あおいを作る 上

2022年09月02日 | ゆるキャン△

 海洋堂ゆるキャンプラモケイの4人のうち、最初は練習製作を行なった犬山あおいを再度作ってみたいと思います。中身は御覧の通り、説明書、デカール、表情印刷済み頭部(2種)、ランナーパーツから成ります。

 

 パーツは二つに分類されます。上図は、犬山あおい本体のパーツです。頭部パーツは2種類あって選択出来るようになっています。

 

 こちらは犬山あおいの荷物類、キャリーカート、台座のパーツです。それぞれがランナーと呼ばれる円形または半円形の枠に繋がっています。ランナーとは、金型にてパーツを成形する際に溶けたプラスチックが通る通路のことで、成形後はパーツの保護枠となります。このランナーから、パーツを切り離すのが、プラモデル制作の最初の作業です。

 ここでは犬山あおい本体を組み立てて、荷物類は後日にまとめて作りたいと思いますので、それまで別に保管しておきます。台座のパーツだけを切り取って使用します。

 

 犬山あおい本体の組み立て準備として、上図の状態のようにパーツを切り離しておきます。前髪と帽子、両腕はランナーに付けたままにします。殆どのパーツを塗りながら組み立てますが、前髪と帽子と両腕のような小さなパーツは塗る時に持ちにくくて汚れやすいので、ランナーを残して持ち手とします。

 

 手始めに胴体の前後のパーツを仮に合わせてみます。模型を趣味としている方は「仮組み」と呼びますが、これを行なうことでパーツの合いをチェックし、しっかりと組み立てられるかを確認します。これをやっておくことでパーツの取り付け位置が分かりますし、組み立て間違いを防ぐことが出来ます。パーツの不具合や不良を見つけることも出来ます。

 今回の犬山あおいの場合、御覧のようにダボが穴に入りにくくて、力を入れて押し込んでも隙間が残ってしまいました。これはプラモデル製品ではよくあることで、個体差もあります。接着せずに組み立てられるキットですので、多少きつくして接合時にしっかり固定出来るようにしてあるのですが、きつ過ぎてしっかり嵌まらない場合があります。
 こういうときに無理して押し込んだりすると、時にはダボが折れたり、パーツにヒビが入ったりしてしまいます。

 

 そこで、ダボの方をニッパーで1ミリぐらい切って縮めました。ダボは6ヶ所にありますが、その全てを切り縮めました。ニッパーをお持ちでない方は、爪切りでも代用出来ます。爪を切るのと同じ要領でダボをカットしましょう。

 

 その後、もう一度仮組みしてみますと、隙間も残らずにピッタリ合いました。こういったパーツの下ごしらえをしておくことで、仕上がりが綺麗になってきます。

 

 パーツを切り離した後に、このように突起が残ったりしますので、アートナイフやヤスリなどで丁寧に削り取っておきます。カッターナイフでも代用出来ますが、指を切ったりしないように注意して下さい。

 上図のアートナイフはダイソーで売っているもので、替刃付きで100円です。頑丈で切れ味も良く、三年ほど使っていますが、まだ刃を一度も交換していません。100円の品ですが、使い心地は模型店で売っている1000円以上の高価品にまったく劣りません。こういうツールも100円均一ショップは色々と扱っていますので、模型用道具の殆どが揃えられるようになっています。特にダイソーとセリアが力を入れていますので、探してみるのも楽しいでしょう。

 ダイソーのアートナイフ(デザインナイフ)の紹介記事はこちら

 

 台座に脚のパーツを差し込む穴がありますが、これもきつくてダボが全部入りません。足裏が少し浮いた不自然な状態になってしまいました。

 

 そこで台座の穴をアートナイフで回して削りました。カッターナイフでも同じように出来ますが、刃が穴に入りにくいかもしれません。台座の表と裏の両側から回して削ってみると良いかもしれません。また、ダボのほうを細く削るという方法もありますが、削り過ぎるとユルユルになりかねませんので注意して下さい。

 

 今度はピッタリと最後まで入って足裏が台座に固定されました。

 

 両脚のパーツを繋ぎ合わせました。接着しなくても繋がりますが、胴体の中に挟み込んでも固定されるわけではないので、胴体内で外れる場合があります。仮組みの際に、試みに両脚部を押したり引いたりしてみたら、中で外れてしまうことを確かめました。それで、私の製作では接着剤でくっつけて固定しました。接着固定したほうが、フィギュアが安定して立つからです。
 接着剤は、前回で紹介した、タミヤのリモネンセメントを使いました。

 タミヤ公式サイトでのリモネンセメントの紹介記事はこちら

 

 両脚部の前後に、腰から足元まで縦に線が通っているのが見えるでしょうか。これはパーティングラインと呼ばれる余分な部分で、金型の合わせ目がこのように凸面で残ってしまうものです。
 プラモデル製品には大抵このパーティングラインが残っているパーツが含まれますので、それをナイフで削ったりヤスリでこすったりして消すのが、模型製作における基本的作業のひとつになっています。

 

 ここでは、アートナイフを使って「カンナがけ」と呼ばれる方法で、パーティングラインを削り取って消します。上図のように、アートナイフをパーティングラインに対して直角に、垂直に立てて、そのままカンナを扱うように並行に削ってゆきます。力を入れずに、なでるような感じでパーティングラインの線の上を立てた刃でなぞります。二、三度ほど繰り返せば、パーティングラインは完全に削られて消滅します。
 カッターナイフでも出来ますが、製品によってはアートナイフよりも切れる場合が多いので、力を抜いて撫でる感じで、パーティングラインの線の上を立てた刃でなぞって下さい。

 ここまでが、犬山あおい本体の組み立て前の仮組み、パーツの下処理の全てになります。次回は塗装と塗りながらの組み立てに進みます。  (続く)

 

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聖グロリアーナ女学院 クロムウェル(プラウダ戦記版) 作ります!! その1

2022年09月01日 | ガルパン模型制作記

 今年(2022年)に入ってから、ガルパンコミック版の登場車輌を多く作っています。これまでに「フェイズエリカ」、「リボンの武者」、「激闘マジノ戦ですっ!!」、「樅の木と鉄の羽の魔女」の車輌を色々作りましたが、上図の「プラウダ戦記」の車輌はまだ作っていませんでした。それで、「プラウダ戦記」にしか出ていないオリジナル車輌5輌を、年内に全て作ってみようかと思いつきました。

 

 「プラウダ戦記」にしか出ていないオリジナル車輌の5輌のうち、3輌はプラウダ高校チームの所属です。そして1輌はボンプル高校チームの車輌です。そしてもう1輌が、上図の聖グロリアーナ女学院チームの隊長代行アールグレイの搭乗する車輌です。個人的にこの個性的なキャラクターが好きなので、その車輌をまず作ってみたいと思いました。

 

 アールグレイの搭乗する戦車は、作中に何度か描写されていますので、きちんと見てゆくとクロムウェル巡航戦車Mk.Ⅳだとわかります。イギリスの戦車ですから聖グロリアーナ女学院チームにて使用しているのでしょうが、校章マークが車体前面にはついていないようです。

 

 隊長代行がこういうキャラクターなので、彼女に代行を任せた隊長がどのような人物なのか、とても気になります。でも隊長は最後まで「プラウダ戦記」に登場しませんでした。残念なことでした。

 

 割と珍しい、クロムウェル巡航戦車Mk.Ⅳのほぼ全容がわかるカットです。校章マークが車体には無くて砲塔の左右側面にのみ付いていることが判明します。

 

 そのアールグレイは、第62回戦車道全国高校生大会の準決勝第1試合にてプラウダ高校と対戦し、フラッグ車を受け持って行動しますが、見えない位置からのノンナの狙撃にて撃破されました。その場面で、はじめて上からのアングルで描かれ、車体の天面の様子が分かりますが、校章マークがどこにも見当たりませんので、砲塔の左右側面にのみ付いていることが確定しました。

 

 そのアールグレイの搭乗車輌を、上図のタミヤのキットにて作ります。ミリタリーミニチュアシリーズの221番の製品です。安定のタミヤですから、ストレスフリーで楽しめるだろう、と気楽に構えつつ箱を開けました。

 

 中身はこんな感じでした。パーツ数も多過ぎず、少な過ぎず、バランスよく作り易さにも配慮されています。履帯は嬉しいベルト式パーツです。

 

 組み立てガイドの表紙です。タミヤならばでの詳しい概説が掲載されています。これを読むだけでもなかなか楽しいです。

 

 デカール、メッシュ、ワイヤー用の糸、エッチングパーツも入っていてなかなか豪華ですが、ガルパンの作中車の再現製作においてはいずれも不要となります。  (続く)

 

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