気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く38 その16 「ガルパングッズ色々です!!」

2022年09月04日 | 大洗巡礼記

 大洗ガルパンギャラリー販売コーナーの続きです。相変わらずの豊富な陳列量ですが、入店するガルパン巡礼者の購入動向は一部の人気商品に集中しがちだと聞きます。よくあるパターンで、人気商品以外はデッドストック予備軍になってゆくわけですので、小売業においては一般的に「死筋排除」として定番停止、廃盤、値下げ処分による在庫一掃を図ります。それによって売場の在庫の適正化をすすめて回転数を上げてゆくわけです。

 

 私の前の勤務先も小売業で、私自身が商品販売の統括職である本部長職を務めましたからよく分かるのですが、ここガルパンギャラリーの販売コーナーは全体的に供給過剰気味だなと思います。山積み、ギッシリの品がけっこう多いです。にもかかわらず、「死筋排除」の手段をとらないようなので、値下げ処分もあまりやっていないようです。各メーカーから仕入れたガルパングッズ類ですから、定価で売り切らないと元が取れないのでしょう。

 

 売れる商品だけに限れば良いのですが、ここではガルパン関連商品ならば何でもかんでも入れています。というか、各メーカーが作るガルパン関連商品がどうしてもここには集まってくる構図があるようです。来客層のほぼ全てがガルパンファンですから、販売効率も当然ながら高いと見込まれるからです。
 それで、ピンからキリまで、中には売れそうにもない商品が混じりますが、それらを「死筋排除」の手段で取り除いてゆくという流れはここには存在しないようです。売れるまで、長くかかっても置いておくようです。

 

 逆に、在庫がもう無くなっているのに商品が陳列されているケースもあります。一種のサンプル展示ですが、人気のあるフィギュア製品などに多いそうです。周知のようにガルパンのフィギュア類は高価品が多いですが、それでもファンは買う、買ってしまうのです。私自身も以前は色々買っていましたから、その気持ちはよく分かります。そうして人気商品はあっという間に瞬殺となり、買えずに悔しい思いをしたことも一度や二度ではありませんでした。

 

 こちらのミニフィギュア商品もちょっと供給過剰気味ですね。模型店や量販店の店頭でもこの商品は山積みになっているのを見かけます。あまり売れていないのでしょう。ピットロードさんの優れた造形センスが光る良い品であるのに、残念なことです。ガルパンファンの若年化が進めば進むほど、経済力も下がるので、この種の値が張る品には手が出せなくなってゆくのでしょう。

 

 これらのガルパン帽子類、大洗でもあんまり被っている人を見かけません。イベント時に被るぐらいなのでしょうか。それよりも曲松商店街のみとやさんで作ってもらえるガルパンワッペンの帽子のほうが人気があるそうです。かくいう私自身もガルパンの帽子は全てみとやさんで調達していますので、時々売り切れになっているぐらいの人気が今でもあるというのはよく分かります。

 

 これらのポスター類、複製品を商品化して売ればいいのにな・・・。これ欲しい人はいっぱい居る筈です。

 

 同道のTさんは色々と購入していたようです。何を買っていたのかは聞きませんでしたが、金額に換算すると私の10倍ぐらいは買いまくっていたような雰囲気でした。荷物もコンスタントに増えていたようで、ザックがいつしかパンパンになっていました。私も大洗へ行き始めた初期は同じでしたな・・・。

 

 ドラマCDも並んでいましたが、私自身はこれらを一度も購入した事がなく、聴いた機会もありませんでした。思えば不思議な事でした。ピーク期には色々買いまくっていたのですが、それでも買えなかった品なのかもしれません。
 なにしろ、ピーク期にはプラモデルと合わせたらものすごい散財になっていて、普通のサラリーマンなら給与全部はたいて赤字続きになっていたレベルでした。買いまくったそれらの品々を「断捨離」して売却処分した際の総計が約80万円でしたから、購入時の総額は単純計算で300万円ぐらいだったでしょう。それに大洗への旅行費用を合わせたら、相当な出費だったのは間違いありません。毎月大洗へ通っていた時期には、月に20万ぐらいは使っていたでしょう。

 ですが、私の場合は、ガルパン関連の出費および大洗への聖地巡礼の費用はすべて株配当や投資信託分配や外貨預金為替差益などの不労所得分でまかなっていて、給与所得からは一切引いていなかったので、悲惨な破産には至りませんでした。投資による資産形成を就職してから地道に継続していた成果が表れた形ですので、若いころから少しずつ資産形成を行なうというのは、本当に重要なんだと改めて実感しています。

 面白い事に、ガルパンブーム初期の常連巡礼者のなかには、私のように費用を不労所得分でまかなっていた方が何人か居ました。巡礼の初期に私が知り合って同道したり、同じ宿に泊まって語らったりした方々は、多くが不労所得分だけでガルパンと大洗を楽しんでいたのでした。そして私よりもお金持ちの方が多かった、という印象でした。アニメ聖地巡礼やグッズ類の購入は、やっぱり経済力の裏打ちがないとなかなか出来ないものだ、と思います。 (続く)

 

コメント (2)
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