アンポンタンだけでは人生は儚いのでたまには難しそうな本を読みましよう。
「裁判百年史ものがたり・夏樹静子」 日本の裁判史に残る事実をノンフィクションノベルに。明治政府が近代国家として真価を問われた「大津事件(ロシア皇太子襲撃事件)」に始まり「翼賛選挙」「帝銀事件」「八海事件」など12の法廷ドラマを描きます。読みながら、驚いてあっ、と思ったのは永山則夫事件の項目で裁判の判決が、死刑から無期懲役(高裁・船田判決)その後最高裁は高裁に差し戻しし、結果として、東京高裁差戻し蕃(4蕃)開始となり昭和62年3月の石田裁判長の判決は「本件控訴を棄却する」(一審判決の支持=死刑確定)に2転3転した事実も有りますが、石田穣一裁判長の名前に見覚えが有り、過去にお会いして酒など御一緒した事が有る事なのです。
石田穣一氏、退官後沖縄に移住し「ゆたかはじめ」のペンネームで鉄道普及など多方面で御活躍されています。お会いしたのは業界総会に講師としてお招きし、その後の懇親会にて、まさか国の裁判史に残る様な人物とはつゆ知らず、馬鹿話で笑ったハチ公は勉強不足ですね。
「反日の正体・西村幸祐」 一言で言えば「反日」とはいわゆる反日国家、民族を唆して、反日の材料を提供している何かに憑かれた一部の日本人に他ならない(紹介文そのまま)であり、本文で具体的に詳しく記述しています。GHQ,朝日新聞、その他など。特に感じた事はアジアは中国、韓国、北朝鮮だけではなく、むしろ、その他の様々なアジア国々に目を向ければ彼らの日本に対して持っている好意、感謝の念など知るし、悪の帝国「大日本帝国」というこれまでの認識が変わる事間違い無し。右翼かわしは。自分では極めて正常な国民だと思っていますが・・・
頭が痛いので普通のハチ公。