快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

SONY WH-1000XM4

2020年08月08日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
戯休「今日はソニーのNC/BTヘッドフォン『WH-1000XM4』のお話をば。」
侍「主殿、何気にずっと発表を待ってましたよね、これ。」
戯休「特に前、ヘッドフォンが壊れた時にはね・・・。 その前からこのシリーズ欲しかっただけあって、切望してたよ・・。」
修道女「あ、じゃあこうして発表になったら嬉しくて仕方がない感じなんですか?」
戯休「・・実はそうでもない。 やはりこう・・・燃え上がる時期と冷める時期というのがあって、今は冷めている感じ。」
侍「そう考えると勝手ですよね、俺らも。」
戯休「というか、何だかんだで出掛けられないのが痛過ぎる。 上京時とかにスマホやウォークマンをフル活用するのが一番の目的で、その上で普段使いも出来たらという助平心が働いての事だから。」
修道女「家の中最御優先で考えると、やはり他の物に目が行っちゃいますしね・・。」
戯休「ぶっちゃけ先日のビクターのサラウンドヘッドフォン、日を追うごとに涎垂れて来るしね・・。 更に言えば、PS5の周辺機器としてのヘッドフォンとて気になる。 そこまでヘッドフォンを増やしても困る。」
侍「ヘッドフォンをいくつも所有して、その違いを楽しむのも凄い楽しいでしょうけどね。」
戯休「残念ながらそこまでの余裕がない。 どれかとなると、一歩下がってしまうかなぁ・・・。」
修道女「でも、コロナ禍が落ち着いちゃうと途端に心の勢力図が一変しちゃうんですよね?」
戯休「うん。 まぁ本当に勝手なもんだわ。 自分で悲しくなるけどね。」
侍「冷めている時ほど冷静に考えられるんですから、その時の為に今知っておくことは有益ってもんですよ。」
戯休「まさにその一念。 そうして色々考えている内に燃え盛ってくる物欲もある。 そういうものさ・・・。」
修道女「・・・業が深過ぎてポカパマズ神でも救えそうにないです・・・。」
戯休「そんなわけでついに4代目。 機能向上によりNC機能の改善や、それによる無線接続時の音質改善等、ある意味順当な進化が為されているですよ。」
侍「元々NC機能については定評がありましたから、より良くなったとするなら期待大ですね。」
戯休「そして新機能であるスピーク・トゥ・チャット。 これは装着者が話し始めたら自然に外音取り込みモードとなり、曲も一時停止。 会話が終わったと判断されたら自動で再生されるという機能っすわ。」
修道女「あ、それは便利ですね。 不意に話しかけられても即座に対応出来そうです。」
戯休「外音取り込みモードを作動させるのも簡単な操作ではあったけど、自動になってくれるのであれば楽なことに変わりはない。」
侍「あ、でも・・・・・それだとヘッドフォンをしている時に歌えなくないですかね?!」
戯休「・・・どこの世界に周りに考慮してヘッドフォンを付けてる最中にわざわざ歌いだす人がいるねん。」
修道女「・・もしかしたらですけど・・・そうやってついつい歌ってしまう人に自重させる、いわゆるストッパー機能なんじゃ・・?」
戯休「ねえよ!! いっそそういう人は自爆して恥ずかしい思いしたほうが後々の為!!」
侍「・・・・でもほら・・・主殿なんかは・・・・。」
戯休「俺は自分の車内限定ですから! 1人で運転してる時限定ですから! だから車のSDカードには歌える様なやつしか入っていませんから!」
修道女「・・・何でしょう・・・・この物凄いぼっち感・・・・。」
戯休「全国のドライバーさんに謝れや!! 良い気分とかそういう以前に眠気覚まし的な事もあるの!! 特に俺はそれなの!!」
侍「ま、大音量で外にも聞こえるとか、そういった迷惑行為でなければ結構ですけどね・・・。」
戯休「他にもマルチポイント接続が強化されたのも俺的には嬉しい機能。 2台同時接続は変わらないけど、それぞれどちらも音楽再生と通話が可能。 今まではどちらかを割り振る形だったからね。」
修道女「それじゃあ例えばスマホ2台持ちの人でも両方対応出来ますね。」
戯休「会社と個人で別だったりすることもあるだろうし、良い改良だと思うよ。 例えばPCで在宅ワークなチャットしてて、その際に携帯に着信があった時とかにもそのまま対応出来るし。」
侍「成程。 地味なようですけど、何気に今求められている機能かもしれません。」
戯休「俺としては今使ってるPS4ヘッドフォンとかそうなってほしいわぁ・・・。 その辺はPS5で抜本的に使い勝手改善してくれると期待してます・・・。」
修道女「こう見ると軒並み便利になってて、前のが欲しい人ならそのままこれを新しい目標にしても良い感じですね。」
戯休「気になる点としては、何気に対応コーデックからaptX/aptX HDが外されたことだな・・・。 何でそうなってしまったのか・・・。」
侍「それらって前の機種の時は確か対応してましたよね?」
戯休「うん。 無線で楽しみたい人でソニー以外のDAPなりスマホなりを使っている人にとっては悲報としか言いようがない。 そもそもBT接続からして云々という意見はこの際置いておくとして。」
修道女「前は可能だったのに今度は駄目なんて、どういう理由なんでしょうか・・・。」
戯休「分らん。 深い意味があるのかもしれないし、大人の止むを得ない事情があるのかもしれないし、単なるソニーの囲い込み戦術なのかもしれないし。 いずれにしても残念至極。」
侍「それを理由にしてこれを選ばないという人だって出るでしょうに、勿体ない・・・。」
戯休「本当に。 aptX/aptX HDに対応してるからこれにしよう!という人と、このヘッドフォンに合せてウォークマンを買おう!という人、どっちが多いと判断したのかしら・・・。」
修道女「もし本当にそういう理由だとして後者と判断したなら・・・ちょっと考えちゃいます・・・。」
戯休「後はまぁ・・・有線接続時の音質は是非確かめたい。 無線時と同様であるのならポイント高いのだぜ?」
侍「こういうヘッドフォン、有線は電池切れの際の非常用ってスタンス、多いですからね。」
戯休「BOSEのアレ、無線は素晴らしいが有線は酷いというのが大体の感想みたいだしね・・・。」
修道女「求められるものが多岐に渡り過ぎて大変ですね、こういう商品。」
戯休「どこまで突き詰められていくのかね。 消費者側で良かったと心底思うです、はい。」

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2 コメント

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Unknown (えいぴあ)
2020-08-09 12:34:51
聞いてきましたが、SONYらしくないというか安定した感じでしたね。
優等生タイプでした。SONYにそんなものを望まないのに。
値段がネックかな。栄徒歩圏内とかこういう試聴時便利です。
自分としてはXB1000の後継機を出してほしいですね。タイヤホンの本領発揮できる環境がなかっただけだと思いますので。
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Unknown (戯休)
2020-08-11 17:15:56
えいぴあ様、コメント有難うございます!
むむ、お耳が早い!
やはりこの手のはソニーとしてもとにかく中庸にしている感じなのでしょうか。
今となっては顔となり得る人気シリーズですし、支持数を大事にしたのでしょうね。

あのタイヤもインパクトありましたね。 自分も試聴して、買っちゃおうかと悩んでいた記憶があります。
通常のヘッドフォンの評価の枠の外にて異彩を放つ、良い機種でした。
自分の主観で楽しむ趣味なのですから、気に入ったなら低音過多だろうと何だろうと問題ないです。
むしろそうした機種を通じて全体のバランスを知れたりするものだと思うのですが・・・昨今のジャンルの衰退は結局「置き」にいっているのが要因かもしれませんね。
良し悪しが結局価格で判断できるのであればむしろ白けてしまう人も居ます。
同じ価格でキャラが違うからこそ、好みについて自分と会話したり、細かい本質に気付こうとしたりするのですけど。


思い返すとアレ、「NC? そんなの分厚く耳を覆っちまえば良いじゃない!」的大らかさに溢れていました。
もう一度出番があって欲しいものです。
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