唐突に来ると言われても・・・

修道女「そういえばこの週末、主殿居ませんでしたよね？　どこか行ってたんですか？」
戯休「ええ、ええ。　そらもう。　上田市へ味噌買いに行くついでに近場の温泉で一泊してきたですよ。」
司祭「ククッ・・・。　聞いていませんでしたがねぇ？」
戯休「別にお前らに言わんでも良かろうに。　それに、何をしてきたってわけでもないしね。　ゆっくり上膳据膳で一息つかせてあげたかっただけだよ。」
君主「先週末は先週末で出掛けていただけに、連続はキツそうではありますね。　大丈夫であれば問題ありませんが。」
戯休「どうせ車で移動だし、大丈夫だよ。　行く所もよく知ってる場所だから混乱も無いし。　でも、いきなりメールで配達通知が来た時は、朝、旅館で大分驚いたなぁ・・・。」
姫「配達通知って、宅配便のですね？　月末は大層頻繁に来ますけど・・・。」
戯休「アマゾンにしろ楽天にしろ、出来れば別口注文でもある程度まとめてくれれば助かるんだけど・・・それは我儘か。」
芸術家「ううん♪　シリーズ注文するからそうなるさ？　月別注文して一括配送にすれば問題なしさ？」
戯休「そうなんだけどねぇ・・・。　どうしても目に入った時に動いちゃうから中々・・・。　でも本当はそうすれば、返品もせずに済んだかもしれない。」
侍「返品って・・・間違えて買っちゃったりしたんですか？」
戯休「間違った。　とあるシリーズの最新巻なんだけど、販売ページ見たら未注文だったのね。　で、慌てて注文したら2本届いて・・・。」
修道女「？？　どういう事なんですか？　何か間違いでも・・・。」
戯休「ほんの些細な特典の有無で別商品扱いでした。」
姫「完全に自己責任の大自爆ではありませんの・・・。」
戯休「前はこういった時、泣く泣くオークションに出品したりしたけど、今は返品システムがあるから助かったわぁ。　いやマジで。」
君主「それで、驚いたというのは？　注文した事さえ忘れていたBDでも届きましたか？」
戯休「それは毎回の事・・・・ではなくて。　例の衝動買いしたっていうPCケース、唐突に配達されるというメールが来たからもう・・・。」
司祭「それはそれは。　確か、2、3週間先の納品という話だった筈ですがねぇ？」
戯休「俺もそのつもりでのんびり構えてたんだけど、そりゃあ寝耳にウォーターってもんさぁ。　あんなものごっついもん、受入態勢もしないまま迎えたら、事件ですぜ・・・。」
侍「そんなものごっついんですか？！　何でまたそんな扱いに困る様なものを・・・。」
戯休「今のケース、内部の規制が多過ぎてパーツ選ぶの大変だしさ・・・。　排熱だって苦手だったし・・・。　そうなると物理的に余裕のあるケースにしたかったんだよ・・・。　しかもそのセール、まさかまさかの送料無料だったし。　普段なら例えば1万円以上は送料無料なんて場合でも、別途送料扱いの品なんよ・・・。」
芸術家「ううん♪　何と言うか、最初はそのセールもラッキーとか思ってたけど、段々と主殿を色々な意味で追い詰める神の采配な気もしてきたさ？」
戯休「首を真綿で締め付けながら、置いてある花瓶でスマッシュ！的な感じの・・・。　いや、もっとこう・・・拉致監禁の末にお前は自由だと解放されたら足を踏み外しそうな断崖絶壁の上だったとか・・・自分でもよく判らんがそんな気がしてきた・・・。」