快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

DLA-SH4K

2007年11月19日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
戯休「この週末に某AV雑誌を読んだんだけど・・・・パイオニアの『SC-LX90』、やっぱり良いねぇ・・・。」
君主「そこまで言うからには・・・やはりi-Linkが好評価だったんですか?」
戯休「そうそう。 まぁ雑誌の評価なんてどうしたって個人的な意見かつ大人の事情の域を出ないから鵜呑みには出来ないんだけどもさ。」
女王「しかし、このご時勢でi-Linkを褒めた所で得はしなさそうですしね。」
戯休「その意味では、少なくとも悪いって事は無さそうじゃない?」
君主「それもそうですね・・・・。 HDMI接続での音声を持ち上げた方がメーカーからの受けも良いでしょうし。」
女王「願わくば、これを機に再度各社搭載をお願いしたいところですけど・・・。」
戯休「・・・やっぱり難しいのかなぁ・・・・。」
君主「どうもSACDのマルチ自体が減少傾向にあるとの話もあるそうです。」
女王「それに、ステレオで良いならば・・・・アナログの方がどうしても高品位なのかもしれません。」
戯休「うーん・・・。 寂しい話だなぁ・・・。 DVDの音声だって十分に魅力ある音で伝送できるんだけど・・・・。」
君主「明らかに通常の光デジタルよりは良いのですけどね・・・。」
女王「以前から話している様に、映像もHDMI接続が主流となった今だからこそ、別系統で音声伝送出来るのは強みに思います。」
戯休「そりゃあHDオーディオは伝送できないけどさ・・・・。 コンポジット映像端子みたいなレガシーな入力端子なんか減らして、その分空いたスペースで搭載して欲しいなぁ・・・。」
君主「ハイエンドだからこそ、そろそろその辺を整理していただきたいものですが・・・。」



戯休「さて、それじゃあ打って変わって先のお話。 ビクターのD-ILAプロジェクタ『DLA-SH4K』を見てみようかね。」
女王「型番に4Kとありますが、やはり・・・?」
戯休「業務用の4Kプロジェクターだよ。 解像度は4096×2400ドット。」
君主「ですが、別に驚くほど安くなった・・・・訳では無いのでしょう?」
戯休「そらもう。 高価も高価、1500万円するらしい。」
女王「まさに桁違い、ですね・・・。 とてもではありませんが、ご家庭で使用するにはあまりにも・・・・。」
戯休「そもそもにして、家庭に入れた所で使い道が殆ど無いからね。」
君主「実質上、家庭用のフォーマットは最大でフルHD解像度止まりですからね・・・。」
戯休「まぁそれはそれとして・・・・スーパーハイビジョンを取り上げた時に、そこまではまず必要とされないと思った事に変わりはないんだけど、4Kに関してはちょっとだけ期待したいって気持ちにも変わりは無いからね。」
女王「昨今のDVDのアップコンバート性能向上から考えて、フルHDをアップコンバート処理出来るのもそんなに遠くない時期に可能になるのではないか・・・・。 そんな話でしたか?」
君主「整数倍の処理は奇数倍に比べれば相性は良いという話ですから、ソース元がフルHDであればそうなるのが確かに流れとも言えます。」
戯休「実際、フルHD映像を4本同時に映す機能もあるそうだからね。」
女王「しかし、改めて考えてみると、家庭用としては明らかにオーバースペックですね・・・。」
戯休「まぁねぇ・・・。 今時の映画館の映写機をそのまま家庭に持ち込むって言ってるのと同じだし・・・。」
君主「ですが、もしここから先、更に高みに上るとするなら目標点は4Kでしょうね。」
戯休「うん。 その内に、安価な物も全てフルHDプロジェクターになる日が来ると思うけど、そうなってくると逆にハイエンド側との差異が曖昧になってくるとも思える。」
女王「倍速駆動もコントラスト比も限度があるでしょうしね・・・。」
君主「でも、100インチ程度だとフルHDとの違いが判らない気もします。」
戯休「世の中には裕福な人が居るからね・・・。 例えばの話、200インチ位にならなければ違いが判らないというのであれば、それを実践する人って間違いなく居ると思う。」
女王「そうかもしれません・・・。 何となくですけど、今の時点でももし4K相当までアップできるスケーラーがあるのであれば、もう動く人が居る様な気がしてきました・・・。」
君主「確かに・・・。 そうは言っても、金額的にはとんでもなくハードルが高い気がしますけど。」
戯休「一応この機種は業務用の中でもトップエンドに位置するそうだからね。 もう少し抑える事も出来るんじゃない?」
女王「抑えた所で、どの位まで下げればいいのでしょうか・・・。」
戯休「まぁ、ここから半額になればかなり希望者が手を上げるんじゃないかね・・・。」
君主「って、それでも750万円ですよ?! それは流石に・・・・。」
戯休「でも、三管式の全盛時は、あんな700万円オーバーの機種を持ってる人が多く居たんだもの。 そう考えれば、あながち、ねぇ?」
女王「・・・言われてみると、物価が違うんじゃないかと思ってしまう位、高価なプロジェクターが受け入れられていた気が・・・。」
君主「逆に、最近は大画面薄型の普及で、各ご家庭のTVに対するお金の掛け方が違ってきてますしね・・・。」
戯休「数年すれば、色々な意味で認識が変わってるかもしれないし・・・。 飛行機に例えれば、ようやく空を飛べた段階で気が早いけど、より高くより速くを目指すには格好の目標でしょ。」
女王「じゃあ、スーパーハイビジョンはどうなのでしょうか・・・?」
君主「・・・・月に行ける位の話になりますかね・・・?」
戯休「・・・・火星への有人飛行クラスじゃん?」
女王「・・・・果てしなく遠い話ですね・・・・。」


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